鉛弾に起因する猛禽類の鉛中毒を根絶するため、以下のキャンペーンに参加しています。 署名参加と情報拡散のご協力を、どうぞよろしくお願いいたします! 『狩猟における鉛弾の使用禁止をいますぐ、日本全国で。』 goo.gl/qkMwto
列車事故のオオワシが収容された。脊椎を損傷し下半身が麻痺している。列車に轢かれたシカの死体が線路脇に放置され、食べに来たワシが後続車に跳ねられている。本年度確認されているのはオジロワシ7羽、オオワシ2羽だが、あくまでも報告され見つかった数に過ぎない。実際の被害数はさらに多いだろう。
鉛中毒は北海道の風土病ではない。鉛弾使用が規制されていない本州以南では、”合法的”にイヌワシやクマタカが人知れず鉛中毒の被害に遭っているだろう。
交通事故で右翼の切断を余儀なくされたノスリ。抜糸を終え、傷口がさらに落ち着くのを待っている。野生には戻れないため、終生飼育してくださる動物園を探す予定。まずは栄養をつけてもらい、飼育ストレスの軽減に工夫を凝らしたい。
今日、数日前に列車に轢かれたオジロワシの死体を回収に行ったら、付近で生きているワシも発見したとJRから連絡があった。ドクターカーを繰り出して収容した生存個体は翼の骨が折れていた。事故発生から数日間、よく頑張っていたと思う。
新年あけましておめでとうございます。 今年こそ全国の狩猟から鉛弾が撤廃され、この国から鉛中毒が根絶される第一歩となることを期待しています。また近年多発している列車事故や風車衝突についても状況改善に繋がる具体的な手立てが進むことを願っています。 本年もどうぞよろしくお願いいたします。
エゾフクロウが巣立つ季節を迎えている。可愛い巣立ち雛を観たり、写真に撮ろうと多くの人が押し掛ける場所もあるようだ。親鳥が警戒して給餌しなくなったり、ヒナ達が驚いて木から落ちたりすることもあるので、近寄らないよう我慢していただきたい。 #エゾフクロウひなのマグカップで思いを馳せる朝
事故に遭い、リハビリを続けていたオジロワシを知床で放鳥! 強風を物ともせず、力強い羽ばたきで居るべき場所に帰って行った。
長いこと瀕死の傷病鳥の命を救ってきた人間用の保育器。製造は2002年だった。今回のクラファンで更新したい機器の一つだが、まだなんとか動いているため、血液検査機器やレントゲンなどを優先させるつもりだ。できるだけ多くの医療機器を更新し、一つでも多くの命を救いたい! readyfor.jp/projects/IRBJ2
ゴールデンウイーク中も何かと忙しい! なので、ちびの所に現実逃避に行ってみた。でも僕を見るその眼差しは。。全てお見通しって感じだね(~_~;) ※ちびは生まれつき脳に障害があり、自然界で生活することができませんが、『シマフクロウ親善大使』として環境教育の最前線で大活躍しています。
猛禽類の鉛中毒は北海道以南でも発生している。 山梨県で捕獲したこのクマタカの血中鉛濃度は鉛中毒レベルだった。猛禽類は行動圏が広く、傷病個体や死体が発見されるのは偶然の産物だ。気温が高い本州以南では昆虫などによる食害や腐敗により、被害鳥の死体が早期に消失してしまう可能性が高い。
先日、道北で列車事故に遭い、ドクターカーで搬送したオオワシ。手術を施し、骨が繋がるのを待っている。 そして今日、また道北でワシが列車事故で死亡したとの連絡が入った。列車衝突で死亡したシカの死体が線路際に放置され、それを食べに来たワシ類が道内各地で轢かれている。
みなさん、ご心配いただきまして、どうもありがとうございます。昨夜の地震は無事やり過ごしました。過去に震度6を経験していますが、今回もなかなかの揺れでした。地盤が凍って硬い時期で良かったです。引き続きどうぞよろしくお願いいたします!
猛禽類は大空がよく似合う。上空を旋回するワシは実に優雅だ。事故の後遺症により、生活の場を空から地上に変えざるを得なかったこのオオワシは? 大地を一歩一歩踏みしめながら歩くその姿は貫禄に満ち溢れている。野生の猛禽としての心を失っていない彼らを私は応援したい! readyfor.jp/projects/IRBJ2
えっ!? 左右の虹彩色が違うオッドアイ(バイアイ)だったオオワシを定期検診のため捕獲したところ。。左右の瞳が同じ色に変わっていた! ちょっと(かなり)ショック。。。だけど元気でいてくれれば良いや。
おとなしく治療を受ける若いオジロワシ。えらいね~、すぐ終わるよ
交通事故で上嘴(くちばし)を根元から失ったオジロワシ用に、新型の義嘴を作成中。旧型に比べて先を少し曲げ、餌を引きちぎり易くする改良を施してあります。今回はフィッティングの動画です。
交通事故で片翼を失ったオジロワシ。麻酔の覚めが悪いので夜中に診に行ってみたら立ち上がってくれた。まだ眼力が弱いが頑張ってもらいたい!
交通事故で上のくちばしを根元から失ったオジロワシ。後遺症で野生に帰れない猛禽の一羽一羽に対して活躍の場を見出したいと思っているが、このワシがいたから義嘴の開発に取り組むことができた。嘴が途中で折れた鳥には何回かインプラントを施したが、この鳥のような完全欠損の症例は世界的にも珍しい
釧路で野生復帰させた若いオオワシの飛翔軌跡。宗谷岬に立ち並ぶ、発電用風車の間をすり抜けた! どうか悲しい姿で戻ってこないでくれ! #風力発電 #バードストライク
オジロワシの傷病発生の連絡。 これとは別にまたワシが複数羽、同じ場所で列車に跳ねられて死亡したらしい。前日にシカを轢いたことがわかっている場所。餌を求めてワシが降りている可能性が高いにもかかわらず、なぜ徐行・注走行しないのか大いに疑問だ!
みなさま、大変お待たせいたしました! 『入院動物たちに鮮魚のお年玉!』企画 チャリティーカレンダー2018 の先行予約を開始しました。一冊2000円(税込み)カレンダーのみをご注文の場合、送料が無料になります。数に限りがありますので、お早めにお申し込みください。 irbj.net/shop/index.htm…
何とか助けたいと思い、オペを決断。開腹したところ、予想以上の重傷。できる限りの処置を施し、閉創に取りかかろうとしたところ、呼吸と心臓が止った。エマージェンシーも虚しく死亡を確認。悲しむ間もなく病理解剖。 長年、命と渡り合ってきても、堪える日は相変わらずある。 #列車事故を無くしたい
この看板はなかなか斬新だ! 言わんとしてることは解る。
今日捕獲したクマタカの血中鉛濃度は正常範囲だった! 5年前、高濃度の鉛に汚染されていたため治療して放鳥した個体。今年は多くの国有林内で狩猟が禁止されているため、単に狩猟圧が減ったことが道内で猛禽類の鉛中毒が確認されていない理由ではないことを祈りたい。