事故により翼を失ったオオワシとオジロワシは終生飼育となる見通しだ。希少種ではよほど明確な理由がない限り、安楽殺の選択が法で禁じられている。猛禽類医学研究所ではこれらの個体を引き取り、独自に費用を捻出して彼らの飼育と活用を行っている。 shopping.nikkei.co.jp/projects/irbj irbj.net/shop/index.html
オオワシやオジロワシの鉛中毒が多発した事により、北海道の狩猟で鉛ライフル弾が使用禁止になったのは2000年。2014年からはエゾシカ猟時の鉛弾所持も禁止された。それにもかかわらず昨冬もオオワシ1羽とオジロワシ2羽の鉛中毒と他2羽の高濃度鉛汚染が確認されている。 鉛中毒死したオオワシのX線写真
列車事故のオジロワシ。 とりあえず一晩越えてくれた!
鉛弾の規制が存在しない本州以南のハンターが持ち込み、年末年始に使った可能性もある。環境省は2030年に野生鳥類の鉛中毒をゼロにすることを目指し、2025年から全国の狩猟用鉛弾の規制に乗り出すことを表明しているが。。もっと前倒しにして欲しい!規制開始までに失われる多くの命を救えるのだから!
明日、自然界に帰る予定のオオワシ2羽。 双方とも列車事故からの奇跡的な生還だ。 人間との軋轢に巻き込まれること無く、余生を全うしてもらいたいと願わずにはいられない。
オオワシは恐竜を思わせる風貌の持ち主。この地球上で、末永く共に生きて行くために、今できる環境保全を進めよう。交通事故、感電、風車衝突、鉛中毒。問題は山積だ! 希少猛禽類とのより良い共生を目指して readyfor.jp/projects/IRBJ2
交通事故で翼を折り、頭を強く打って視力障害が確認されていたシマフクロウ。治療によって回復し、現在リハビリ中だ。浅くした池の中ではあるものの、連日魚捕りに励んでいる。一羽の命が種の存続に直結する希少種では、傷病個体の救命も重要な取り組みになっている。 #環境省シマフクロウ保護増殖事業
今日もたくさんのサポートをいただきまして、ありがとうございました。一つ一つのご厚意が確実に傷ついた動物達の命をつなぎ止めます! 募集期間は残すところ3週間あまりになりました。老朽化した医療機器を一つでも多く更新できるように、最後までよろしくお願いいたします。 readyfor.jp/projects/IRBJ2
2羽目の若いオオワシの放鳥は、JR北海道釧路支社の戸川支社長に立ち会っていただいた。渡部獣医がケージの扉を開くと、力強い羽ばたきで一気に遠方へと飛び去っていった。JRと協力し合いながら列車事故の防止活動に取り組んで行く上で、このワシの放鳥が両者の鎹(かすがい)になることを願っている。
道北で発電用の風車と衝突し、右翼の半分を失ったオジロワシ。真夜中にセンターに搬入し、1人で応急処置をしたときの動画です。もう一度見たいと仰る方が多いので再度掲載いたします。オジロワシは完全に無麻酔ですが、鳥の表情や動きから心を読み、落ち着かせた状態で治療をしています。… twitter.com/i/web/status/1…
釧路湿原野生生物保護センターで野生復帰のためのリハビリテーションに励んでいたシマフクロウが自然界へと帰っていった。放鳥地に設置した馴化ケージの窓が開かれると、少しためらっていたが意を決して飛び立っていった。 今日から晴れて野鳥だ。頑張れよ! #環境省シマフクロウ保護増殖事業
またオオワシの列車事故。ワシの列車事故はシカの轢死体が線路脇に放置され、食べにきたワシが後続車に衝突するものだ。速やかなシカ死体の撤去はもちろん、回収されるまではワシの目から隠すことで軽減できるだろう。ドライブレコーダーによる車両間の情報共有も環境省を介してJRに長年要望している。
5月13日放送の情熱大陸、見逃し配信が再開されました。5月20日まで無料です! dizm.mbs.jp/title/?program…
今年二月に知床の港で溺れていたオジロワシ。垂直な岸壁をよじ登れず、船舶のバウになんとか這い上がったところを保護された。図らずとも私が受け取り釧路まで運んだが、肘関節を何かに強打していることに加え、古傷ではあるが鉛散弾にも被弾していた。治療とリハビリを終え、本日無事に野鳥に戻った。
風を求める人間と猛禽。 道北には現在約180基の発電用風車が存在するが、同地方だけで新たに580基以上の風車建設が計画されている。 痛ましい衝突事故が起こらないように、しっかりとした環境影響評価を行い、根拠をもって建設の可否を判断するべきだ。
事故の後遺症で野生に帰ることができないワシたち。この若いオオワシも、威風堂々としているが左翼の先が無い。自然界に比べると遙かに狭い空間で、傷害ある彼らのQOLの向上を目指した環境エンリッチメントをいかに進められるか。“対話”をしながら更にチャレンジしてみたい。 readyfor.jp/projects/IRBJ2
列車事故で翼の骨を折ったオオワシ。手術で整復した後、入院ケージで療養していたが、今日晴れてリハビリケージに引っ越した。 自然界に比べたらまだまだ狭いけど、頑張ってこの冬の野生復帰を目指してほしい!
安平町で列車事故に遭ったオジロワシの死体が届いた。食道にシカの肉や体毛が詰まっていたことから、線路脇のシカ轢死体を食べていて逃げ遅れたのだろう。餌の少ないこの時期、線路際のシカの死体はご馳走に見えたに違いない。人間活動が生み出すシカの死体は、列車事故や鉛中毒の原因になっている。
モーリシャスで座礁した日本の貨物船から流れ出た大量の重油による環境汚染が国際的な問題になっている。 2006年、知床の海岸に重油まみれの海鳥(多くは死体)が大量に流れ着いた事を思い出した。 news.yahoo.co.jp/articles/51859…
釧路市が表明した希少野生生物の保全を目的とした太陽光パネルの設置規制方針。カーボンニュートラルを錦の御旗にして、十分な環境配慮無く人間ファーストの開発が所構わず行われている現状があった。 今回の英断を私は大いに評価し、応援したい。 釧路市への応援コメントを!city.kushiro.lg.jp/shisei/kouhouk… twitter.com/raptor_biomed/…
固有種や絶滅危惧種が数多く生息するモーリシャスが大変なことになっている。 とにもかくにも、初動が遅すぎた! 悪天候により対応が思うように進んでないと言うが、日本は誠意を持ってできることは全てすべきだ! video.yahoo.co.jp/c/19762/35d572…
傷ついた野生動物の救護や事故の後遺症などによって自然界に帰れなくなってしまった希少猛禽類の管理は365日休むことができない仕事です。世の中たいへん厳しい状況が続いておりますが、私たちもこの活動に支障が出ないようになんとか凌いでおります。
オオワシやオジロワシが数多く飛来するシーズンを迎え、一大越冬地の根室半島等にある小型風車が気になっている。6月に一度行った見回りでも風車直下でオジロワシの死体が発見され、状況からバードストライクで死亡したことが示唆された。小型風車においても影響調査を義務づける必要性を強く感じる。
砂鉄や小砂利のように獲物の肉内に砕け散った鉛ライフル弾を、都度金属探知機などで探索し、取り除いているのだろうか? 被弾部から離れた場所まで鉛片が飛散しているケースも確認されている。 有毒な鉛を気付かずに食べたり、ジビエとして人に出したり。。食の安全、本当に大丈夫か?
。。幻聴か。。💧 頭上から、『わぁ~い!』という声が聞こえたような気がして見上げると若いオジロワシが舞っていた。 #少し頭を休めなきゃ ○野生猛禽類のとより良い共生を目指すクラウドファンディングは残すところあと27日です!ご協力よろしくお願いいたします。 readyfor.jp/projects/IRBJ2