巣立った日にキツネに襲われ、両翼骨折の重傷を負っていたシマフクロウ。治療とリハビリにより中距離を飛ぶことができるようになったものの、自然界で自活して行くことが難しいと判断されたため、繁殖を目的に動物園に移送した。次世代を育むことが期待される貴重な存在。新しい世界で頑張って欲しい!
複数の海ワシ類が衝突している根室市の風車群。この日はブレードとの間に距離があったが、このような危険な状況は毎日のように発生しているのだろう。断崖の下は海。発見・報告されている負傷鳥や死体の数は、実際に被害に遭っているワシのごく一部である可能性が高い。 #風力発電 #バードストライク
愛用中のシマフクロウ刺繍トート。 たくさんの方から「お洒落で良いですね!」と言われる。 実はこれ、シマフクロウ親善大使『ちび』の風切り羽からデザインを起こしたもの。バッグがきっかけになり多くの方が希少猛禽類の現状と保護の取り組みに目を向けてくださると嬉しい。irbj.net/shop/index.htm…
鉛弾(ライフル弾および散弾)で撃たれたものの、即死しないでその場から逃走した“半矢”の獲物も鉛中毒の原因になります。半矢の動物が、別の場所・原因で死亡した場合、被弾部の肉を食べた動物は鉛中毒になる恐れがあるのです。
今年2月、道北で発電用の風車と衝突し、右翼が切断されたオジロワシ。ようやく傷が癒え、標識用の足輪を着けて大型の屋外ケージに引っ越しさせた。すぐに人から離れ、仲間のワシ達と合流すると思いきや、まず向かったのは水場。最初は水たまりでなにか物足りなさそうにしていたが、すぐ横に広いプール… twitter.com/i/web/status/1…
クリスマスイブに斜里駅で受け取ったオオワシ。発見した私の知り合いとともにJR保守部門の方々が暗く雪の積もった中で収容してくださった。線路脇2mの所だったという。その後、ワシをタオルに包み、外より暖かい車内に置いてくださった。JR保守担当の皆さまには感謝しかない。少しでも再発を防ぎたい!
北海道ではクマタカの鉛中毒も多数確認されている。クマタカが狩猟後に放置されたシカの肉や内臓を食べている様子が目撃されたり撮影されている。本州以南でもクマタカの鉛中毒が発生していることが判っているが情報が少ない。上記のような観察記録や写真をお持ちの方は教えて戴きたい。irbj@irbj.net
左脚を骨折し、右脚から点滴を受けながらハンモック上で入院生活を送るタンチョウ。精神的に厳しい毎日だと思うが、なんとか起立できるまでに回復して欲しい。
【再びリマインドです】 NHKダーウィンが来た! 「巨鳥を守れ!オジロワシレスキュー」 5月28日(日曜日)の夜、今度こそ(きっと)放送されます! nhk.jp/p/darwin/ts/8M… twitter.com/nhk_darwin/sta…
羅臼で行われている観光用の餌付けにおびき寄せられ、他のワシとともに岸壁に激突したオオワシの幼鳥。翼に負った深い裂傷を縫合したが、その後の経過は良好。近い将来、リハビリに移れそうだ。
毎年恒例の『入院動物たちに鮮魚のプレゼント!』企画に伴い、チャリティーカレンダーの予約受付を開始しています。この企画は、事故の後遺症によって野生に帰れなくなってしまったワシ達に、新鮮な魚をたくさんプレゼントし、お腹いっぱい食べてもらおう!というものです。 irbj.net/shop/index.htm…
今日も乗りきってくれた列車事故のオジロワシ幼鳥。調子は決して良いとは言えず、酸素を吸入させているものの時より呼吸が苦しそうだ。胸腔内出血や肝臓などに受けた衝撃の影響が徐々に身体に現れている様子。骨折による脚の血行障害も深刻だ。少しずつでも状況が改善してくれることを願っている。
過去にオジロワシのバードストライク(風車衝突)が発生した風車群に行ってみた。列状に並んだ風車は相変わらず迫力があるが、すぐ横に新たな巨大風車群が建てられようとしていた。オジロワシが何ペアも繁殖している地域。建設後も影響の有無をしっかりとした体制でモニタリングする必要がある!
午後、久し振りのプラス気温になった! 暖かくて気持ちいいなぁ~、と羽繕いに余念のないオジロワシ。事故の後遺症により終生飼育となっているワシ達が穏やかな表情を見せてくれると、こちらも嬉しい気持ちになる。 野生に帰れない猛禽達の健全な継続飼育を目指しています! readyfor.jp/projects/IRBJ2
エゾシカ猟が始まっているが、まだオオワシやオジロワシの鉛中毒は発生していない。狩猟の際に鉛弾が使われ、獲物の肉や内臓が放置されたり、半矢になった獲物が別の場所で死ぬと、採食した猛禽類が肉中の鉛弾を飲み込み鉛中毒になる。今年こそ鉛中毒発生0年になって欲しい! 胃内の鉛ライフル弾破片
生まれつき脳に障害を持ちながらも「シマフクロウ親善大使」として環境教育の最前線で活躍中のちび。この鳥が人間に教えてくれるのは、シマフクロウや自然環境の大切さだけではない。彼の生き様は、私たちに大きな感動と勇気を与えてくれている。
十勝の池田町にある企業さんの記念行事で、野生動物との共生について講演させて戴くことになりました。 先着150名(入場無料)、参加者全員にIRBJ関連の記念品がプレゼントされます! 日時 10月13日(日) 14:30~15:30 場所 池田町田園ホール お問い合わせ(株)遊佐組(荒川さんTel:015-572-2131)
巣立ち間もないオジロワシが列車に跳ねられた。「死体を回収したので取りに来てほしい」とJRより通報を受け、念のため確認するとまだ辛うじて息があるとのこと。搬送し検査すると脛骨と烏口骨を骨折し虫の息だ。巣立ち間もない幼鳥は飛び回らず、線路上にとまっていたところに列車が突っ込んだらしい。
九月はじめに交通事故で保護され、治療とリハビリを続けていたエゾフクロウ。ようやく野生復帰のめどが立った!
ご好評にお応えして。。シマフクロウ第二弾! とても同じ鳥とは思えないほど表情豊かだ。
オオワシ語入門 『それ以上近づくな!!💢』
助けられない命もある。 電線に衝突し両脚を骨折したタンチョウ。運ばれてきたときにはすでに片脚の先が失われ、残る脚も粉砕骨折で手の施しようが無い状態だった。その日の夜に死亡。人間が関わる事故を起こさせない、より良い共生社会の実現が大切であることを改めて実感。 readyfor.jp/projects/IRBJ2
ご好評を戴き、品切れになっておりましたサーモスの限定マグですが、12月初旬から順次入荷することが決まりました。ご希望の方は予約を受け付けておりますので、、下記URLからお申し込みください。 irbj.net/shop/index.html ※売り上げは、絶滅の危機に瀕した猛禽類の保護活動に使われます。
毎日、一番高い木によじ登り、大空を見上げて翼を広げるオジロワシ。翼に後遺症が残り、思うように飛ぶことができない。彼の姿を見ると、あすなろ物語の一節が脳裏をよぎる。明日は檜になろうと願いながら、永遠になりえない“あすなろの木”。いや、このワシはいつか大空を羽ばたくと私もまだ信じてる。
昨日の番組 事実関係の誤りのみ列挙いたします。 1 冒頭、「ワシの採血をする男。。」とありますが、あの場面では採血をしておりません。輸血をするために尺骨の中に留置針を入れているところです。 2 ドクターカーで搬送したのはオジロワシの幼鳥ではなく、オオワシの幼鳥です。