環境アセスメント(環境影響評価)が必要とされていない小型風車が乱立している。大型風車だけではなく、この手の風車でもオオワシなどの衝突事故(バードストライク)が発生しており、身体が真っ二つになるなどの痛ましい死亡事故となっている。より厳格なルール作りが急務である。
発電用風車のブレードで翼を切断されたオジロワシ。傷口のトリミング手術を明日に控え、今は穏やかに過ごしている。全身麻酔をかけるため、これから絶食の時間に入る。手術が終わったら思う存分食べておくれ。
老朽化した医療機器を更新し、一羽でも多く野生猛禽類の命を救うことを目指すクラファン。後半に差し掛かっているが、これまで1000人近い方々が支援してくださった。多くの皆様が彼らの現状に目を向け、手を差し伸べてくださったことが本当に嬉しい。心から感謝申し上げます。 readyfor.jp/projects/IRBJ2
『入院中の猛禽や後遺症で野生に帰れない猛禽達に新鮮な魚のお年玉を!』 そんな目的のチャリティーカレンダーの先行予約が今日から始まりました。すでにたくさんの方からご予約いただいておりますが、ご希望の方はぜひお早めにお申し込みください! お申し込みはこちらから irbj.net/shop/#calendar
治療によって一命を取り留めたものの後遺症が残り、自然界に帰れなくなったオジロワシとオオワシ。長さ35mの大型ケージではあるものの、やはり混雑さは否めない。展示ケージを含め、別に4つの大型ケージがあるがどれも余裕があるとは言えない状態だ。狭いながらもできるだけ生活の質(QOL)を高めるた… twitter.com/i/web/status/1…
道東にも乱立されつつあるソーラーパネル。太陽光発電所の新設規制に向けたルール作りが釧路市で動き始めている。釧路市議会でこの問題を取り上げてくださった大越さんと、規制に前向きな方針を示してくださった釧路市長に感謝している。… twitter.com/i/web/status/1…
もはや誰が、どこで、何の目的で撃ったかの問題ではなく、このようなことをする人間に銃を持つ許可が降りていること自体がナンセンスだと思います。
1996年に初確認したオオワシの鉛中毒。原因の多くは猟場に残された獲物の肉に含まれる鉛弾を食べることによる。感染症や事故などとは違い、鉛中毒は防ぐ方法がはっきりしている。狩猟からの鉛弾を撤廃し、無毒弾に変えれば良いだけの話だ。犠牲になった多くの命を無駄にしないため絶対にあきらめない!
道東でオオワシの列車事故が立て続けに発生している。この3日間だけでも3件のワシが犠牲になった。ワシの列車事故は轢死したシカが線路際に放置され、これを餌として求めるワシが被害に遭うものだ。シカの轢死体の位置を後続車両と密に共有することによって、ある程度回避できるのではないだろうか?
明けましておめでとうございます。 豊かな人間生活の代償として傷ついた野生動物の命を救うことはもとより、一人でも多くの方が彼らに目を向け、より良い共生を目指して戴けるよう情報発信して行きたいと思います。本年もよろしくお願いいたします。 写真は今夕自然界に帰って行ったエゾフクロウです。
鉛中毒のオジロワシ。まだ予断を許さない状況ではあるものの、少しだけ余裕のある反応を見せる時が出てきた。鉛による悪影響と解毒剤による副作用を見極める、細やかな個体管理が求められている。 猛禽類の鉛中毒について irbj.net/activity/cause…
傷ついて野生に戻れなくなった希少猛禽類たちにより良い環境を与え、 もっと活躍してもらいたい! 終生飼育個体の支援プロジェクトも残すところ一ヶ月を切りました。お陰様で目標金額を達しましたが、30数羽だった対象個体はこの数ヶ月の間に大幅に増えてしまいました。。残念 shopping.nikkei.co.jp/projects/irbj
今年2月に風蓮湖で放鳥した若いオオワシは、オホーツク海沿岸を北上し、約一週間前に宗谷岬に到達した。しかし、その後は岬周辺で足踏み。57機の風車が立ち並ぶ内陸部にも入り込んでおり、バードストライクが懸念される。。天候が悪いのか、風がよくないのか。。とにかく早く渡ってくれ!
猛禽の気持ちを把握することは、診療を行う上でとても大切です。一見落ち着いているように見えても、実は緊張していることも多い猛禽類。感情を推し量る重要なバロメーターのひとつに、頭部の羽毛の動きがあります。緊張が高まると髪が逆立ちます! 動画:人の気配に気付き、緊張しているオジロワシ
先日、苫小牧市の弁天沼近くで保護されたオジロワシが高濃度の鉛に汚染されていたことをお伝えしたが、そこから数キロしか離れていない場所で飛べないオジロワシが確認された。収容された時点では生きていたが、ドクターカーで駆けつける途中で死亡したとの連絡が入った。
もうすぐ渡ってくるオオワシへ。北海道では事故や中毒に遭うことなく健やかに過ごしてほしい。風車、列車、自動車、電柱…ここには危険な物がたくさんあるけど、昨冬より少し安全対策を施せたよ。君らはきっとそれに気付かないだろうけどね。早く君たちに会いたいけれど、悲しい出会いはしたくないぞ!
事故により上クチバシを失ったオジロワシのために義嘴を試作中!
今日もまた、若いオジロワシが列車事故に遭って死亡しているのが見つかった。繰り返される惨劇。よりいっそうの注意走行と情報共有をお願いしたい! twitter.com/raptor_biomed/…
【閲覧注意】(モザイク加工済み) オジロワシのバードストライク(発電用風車との衝突)が根室で発生した。根室海峡を挟んだ国後島などでは、北方領土における日露共同経済活動の優先項目として、風力発電施設の建設に向けた準備が経済産業省や外務省の主導で着々と進んでいる。
オオハクチョウにおける鉛中毒の一例。水鳥は消化を助ける目的で筋胃の中に小石を蓄える習性があるが、適した大きさである水鳥猟用の鉛散弾を飲み込み鉛中毒になる。このオオハクチョウは麻酔下で胃洗浄を施し胃内容物を摘出したが、多量の小石に混じって十個以上の鉛散弾が確認された。 #鉛中毒
列車事故のオジロワシ幼鳥。 なんとか二晩目も乗り切ってくれた。 今後は持久戦となるだろう。
たった一発の鉛ライフル弾がシカなどの獲物に命中すると、銃弾はバラバラに砕け散って肉の中に飛散する。 猟場に放置された獲物や半矢となり逃げ延びた後に死亡した獲物の肉を食べた猛禽は、このレントゲン写真のオオワシのように胃の中に大量の鉛片を取り込み鉛中毒死する。 #鉛弾規制 #鉛ライフル弾
発電用の風車に衝突し、右翼が切断されたオジロワシ。患部のトリミング手術を数日後に控え、穏やかな日々を送っている。体躯にも大きな衝撃を受けていることは間違いないので、全身麻酔が呼吸器系や循環器系に思わぬ負担となることがある。無事に乗り切ってほしいとスタッフ一同願っている。… twitter.com/i/web/status/1…
感電により足指の一部を失ったオオワシ。治療とリハビリを経て、オホーツク海沿岸で野生復帰を果たした。しばらくしっかり見守る予定。
毎年恒例、チャリティーカレンダーの予約受付を明日10月10日の朝10時から始めます! カレンダーの売り上げは、入院中の猛禽や事故の後遺症で野生に帰れなくなった鳥達の餌代などに充てられます。特に正月はお年玉として新鮮な活魚をお腹一杯プレゼントしようと思っています。 irbj.net/shop/