@osakanaigaimosu 一発の鉛ライフル弾で撃たれたエゾシカのレントゲン写真です。被弾部(左側)には砕け散った鉛弾の破片が砂粒のように肉に入り込んでいます。当たった場所などによっても状況は異なりますが、発見して取り出すのも難しいです。鉛を多く含む部分を食べると当然人間も健康被害を起こす可能性があります。
列車事故に遭ったオジロワシの幼鳥。 二回目の輸血を施したが厳しい状況には変わりない。ワシの列車事故を無くしたいと切に思う。
道路脇で発見されたオオワシ。翼や足の骨を複雑に骨折しており、車下に巻き込まれた可能性が高い。また、過去に被弾した散弾も胸部に残っていた。交通事故に対してはドライバーへの注意を喚起し、必要に応じて道路の改良を提案したい。ワシを狙うハンターに対しては。。人の心を変えられるのだろうか?
【閲覧注意】 目を背けたいものと向き合わなければならないときがある。 運ばれてきた若いオジロワシは頭部と左手首が切断されていた。今年3例目となる苫前町でのバードストライク。同町でのオジロワシの風車衝突は28例目となった。
泥まみれになって保護され、リハビリを重ねていたオジロワシ。無事自然界に帰りました。
線路脇で収容したオオワシの幼鳥。受傷してから時間が経っており、折れた骨は不正癒合していた。 再び列車に轢かれる危険と隣り合わせで、線路際に放置されるシカの轢死体を食べながらなんとか生きながらえてきたと思われる。 翼を失わないように処置はしたが、もう二度と大空を舞うことはできない。
限られた餌を夢中で奪い合う若いオジロワシ。こうなったら、接近してくる車も列車も眼に入らないだろう。道路近くで行われている観光餌付けが交通事故を誘発した例があるのも頷ける。
事故で片翼を失いながらも懸命に生きていたオジロワシ。集中治療を終え、今日屋外の一般病棟に移ることができました!その眼差しは凜々しく前を向いています!
高病原性鳥インフルエンザに感染していることが研究所のPCRで判明し(簡易検査陰性)、環境省の了解のもとセンターの陰圧隔離室で抗ウイルス薬による治療を続けてきたタンチョウ。感染性ウイルスが排泄されなくなり隔離解除できていたが、残念ながら昨日死亡した。次に繋がる沢山の知見をありがとう!
全国で唯一、北海道には動物愛護センターがありません。元々飼い主の存在しない野生動物に比べて、人とより密接な関係がある伴侶動物とは、互いに信頼関係を築きながらより良い共生社会を目指すべきで、その中核となる専門施設を整備する必要があります。署名へのご協力、よろしくお願いいたします! twitter.com/shipponokai/st…
大腿骨の整復手術後、特製のベッドで回復を待つオジロワシ。 できるだけ人馴れを防ぎながら飼育ストレスを軽減し、必要な治療や給餌を続けるのは容易ではない。治す方も、治される方も、頑張ろう!
リハビリを続けてきたオオワシ2羽を放鳥。力強く生きろ!
去年の夏、衰弱して保護された一羽のオジロワシが野生に帰った。通常よりも身体が一回り大きかったため、横綱オジロの愛称で親しまれていた。自然界に帰ったワシは、道東を飛び回りながら今も元気に暮らしている。 一つでも多くの命を繋げるためクラファンに挑戦しています。 readyfor.jp/projects/IRBJ2
1996年にオオワシの鉛中毒を発見してから、発生がゼロになった年は無い。円安による狩猟用品の高騰でエゾシカ猟が例年よりも活発で無いため、猛禽類の鉛中毒が発生しないことが期待されたが、今年も確認されてしまった。 一羽でも多くの命を救い、より良い共生を目指したい! readyfor.jp/projects/IRBJ2
読売新聞で鉛弾規制について、適当な記事を書かれてとても遺憾だ! ちゃんと取材してから事実を書いてくれよ💢
今日からエゾシカ猟が解禁になりました。 猛禽類が放置された獲物の肉(狩猟残滓)と一緒に鉛ライフル弾などの破片を飲み込み、発症する鉛中毒。北海道では2000年から鉛弾が規制され、2014年からはエゾシカ猟時の鉛弾所持も禁止されています。
一命を取り留めたものの、後遺症が残り野生に帰れない猛禽たち。幼い頃に収容され、ケージ内で大人の姿になった者も多い。生涯のほとんどを限られた環境で過ごすことを余儀なくされた者達に、できる限り快適な環境を提供し、その季節に自然界で得られるはずの食物を与えたい。 readyfor.jp/projects/IRBJ2
畑の中で飛べないでいるところを保護された、若いオジロワシを受け取りに行ってきた。診察すると、右翼の初列風切羽のほとんどが激しく欠損しており、肘関節近くの翼裏に木片が刺さったままになっていた。またレントゲン検査では、上腕骨に骨折痕が確認された。事故に遭い、しばらくの間なんとか命を繋… twitter.com/i/web/status/1…
クラウドファンディングへのご賛同とご協力、ありがとうございます! これだけ多くの皆さまが、現状に心を痛め、傷ついた希少猛禽類を一羽でも多く救い、より良い共生を目指す活動に共感してくださっていることは、関係事業者や政府に対して改善を訴える大きな力になります! readyfor.jp/projects/IRBJ2
毎年恒例の『入院動物たちに鮮魚のプレゼント!』企画に伴い、2019年チャリティーカレンダーの先行予約を11月初旬より開始いたします。この企画は、事故の後遺症によって野生に帰れなくなってしまったワシ達に、新鮮な魚をたくさんプレゼントし、お腹いっぱい食べてもらおう!というものです。
人と野生動物の間に生じている軋轢は様々な形で明らかになる。今回は最悪のケースとなった。 特別天然記念物タンチョウを射殺 農家男性が訴えた害獣被害「釈然としない思いが募っていた」 topics.smt.docomo.ne.jp/article/tokyos…
鉛弾で射止められた獲物を食べて発症する猛禽類の鉛中毒。1996年にオオワシの鉛中毒を発見してから23年目。環境省はようやく全国の狩猟からの鉛弾撤廃を目指すと表明した。 One World, One Health の先駆的な手本を世界に示していただきたい! いきものフェスの講演会でも鉛中毒について触れる予定。
猛禽類は生理的に未消化物をペリット(ペレット, pellet)として吐瀉する。野外で拾得されたワシのペリットはエゾシカの体毛でできており、レントゲンを撮ってみると無数の鉛弾の破片が確認された。このワシがその後どうなったか。。。想像に難くない。 猛禽類の鉛中毒 irbj.net/activity/cause…
検診の時に撮った写真。 バックが可愛すぎたことが判明。。💧
本州以南でも希少種のイヌワシやクマタカで鉛中毒が複数例確認されている。 2021年、小泉進次郎… twitter.com/i/web/status/1…