猛禽類医学研究所のスタッフと入院動物たちは全員無事です! ご心配いただき、ありがとうございました。
釧路湿原野生生物保護センターは電気水道とも止まっており、復旧の目処は立っておりません。パソコンや電話・FAXが使えないため、メール、グッズ注文、イベント受付の対応ができていないことをお詫び申し上げます。
停電でも、断水でも、希少種保全の最前線は待ったなしだ! 写真は暗がりの中、ヘッドランプの明かりを頼りにシマフクロウの治療を行う渡辺有希子獣医。
2017年秋~2018年春の猟期に行われた狩猟が原因となり、北海道内で確認された希少猛禽類の鉛中毒と高濃度鉛汚染の状況を整理してみた。 オオワシ  鉛中毒3、高濃度鉛汚染1 オジロワシ 高濃度鉛汚染1 クマタカ  高濃度鉛汚染1 猛禽類の鉛中毒について:irbj.net/activity/cause…
平成30年度 野生動物救護研究会大会を帯広で開催します。多数のご参加をお待ちしています。 日時:平成30年10月13日(土)午後1時より4時まで 場所:帯広畜産大学 総合研究棟Ⅲ号館 100番講義室 詳細: kyuugoken95.jimdo.com (イベントのお知らせ) 入会希望・お問い合わせ: kyuugoken@gmail.com
もうすぐオオワシやオジロワシが北海道に渡ってくる。サハリンからの玄関口になっている道北地方には現在約180基の発電用風車が存在するが、新たに580基以上の風車建設が計画されている。北海道では、昨年度だけでもオジロワシ6羽とオオワシ1羽がバードストライクに遭って死亡したことが判明している。
バードストライク(風車衝突)の被害鳥は、実際にはさらに多いと思われる。風力発電所の近くでは風車に衝突したオオワシやオジロワシ等が見つかる可能性があり、皆さまからの情報提供が求められている。(写真提供:佐藤圭氏)
昨年秋に放映されたサーモスのコマーシャル。制作時に短い活動紹介のムービーが作られました。限られた時間の中に、猛禽類の現状や私の思いが詰め込まれています。ご覧戴ければ嬉しいです。 MOVIE:youtube.com/watch?v=h8G7jw… CM:youtube.com/watch?v=vBMcQa…
明日から猟期が始まる。北海道では2000年から段階的に鉛ライフル弾と鉛散弾の使用が禁止された。しかしながら2000年から90羽のオオワシと42羽のオジロワシが高濃度の鉛に汚染された状態で収容されている。法令が遵守され、今期こそ鉛中毒・汚染が0となることを期待したい。 irbj.net/activity/cause…
鉛弾で射止められ、猟場に放置された獲物の肉や内臓を猛禽が食べたらどうなるのか? シカ肉とともに鉛ライフル弾を飲み込み、鉛中毒死したオオワシが教えてくれます。
10月6日から11月4日まで、猛禽類医学研究所オリジナル「真空断熱携帯マグ」の発売1周年を記念して、キャンペーンを開催いたします。期間中、マグをご注文戴きました皆さまを対象に、動物画家 岡田宗徳さんのサイン入り卓上カレンダーをプレゼントさせていただきます。 irbj.net/shop/index.html
風を求める人間と猛禽。 道北には現在約180基の発電用風車が存在するが、同地方だけで新たに580基以上の風車建設が計画されている。 痛ましい衝突事故が起こらないように、しっかりとした環境影響評価を行い、根拠をもって建設の可否を判断するべきだ。
新発売のクリアファイル『オオワシ細密画』。線画の面は中の書類が見えます! irbj.net/shop/index.htm…
オオワシやオジロワシの渡りのルートとして重要な道北。発電用風車との衝突事故も多発している。風力発電所の建設が加速することも心配だが、送電網を建設するにあたってはしっかりとした感電防止対策を施す必要がある。 kankyo-business.jp/news/021294.php
忘れられない光景がある。オオワシの生まれ故郷のサハリンで、日本も参画して行われた大規模な石油天然ガス開発サハリンⅠとサハリンⅡ。大地を切り開いてパイプラインが埋設され、巣の横には大規模な基地が作られた。パイプラインが破断すれば、生態系に取り返しのつかない被害を与えることは必至だ。
身体に大きな障害を抱えながらも、厳しい自然界を力強く生き抜いている者がいる。交差したクチバシを持つこのオオワシも、下顎に外傷を負った過去があるのかも知れない。その姿はとても凜々しく、健常なワシよりも力強く感じられた。この冬も、どこかで再会できることを期待している。
限られた餌を夢中で奪い合う若いオジロワシ。こうなったら、接近してくる車も列車も眼に入らないだろう。道路近くで行われている観光餌付けが交通事故を誘発した例があるのも頷ける。
猛禽類は生理的に未消化物をペリット(ペレット, pellet)として吐瀉する。野外で拾得されたワシのペリットはエゾシカの体毛でできており、レントゲンを撮ってみると無数の鉛弾の破片が確認された。このワシがその後どうなったか。。。想像に難くない。 猛禽類の鉛中毒 irbj.net/activity/cause…
すっかり涼しくなったね! 秋の日差しを浴び、マッタリくつろぐシマフクロウ親善大使 ちび。 ※シマフクロウのちびは生まれつき脳に障害があるため、野生に帰ることができませんが、人とシマフクロウを繋ぐ親善大使として環境教育の最前線で頑張っています。
首を長くして待ってるよ。 越冬環境での鉛弾使用を無くし、初めての鉛中毒発生ゼロ年を目指したい! 猛禽類の鉛中毒について irbj.net/activity/cause… 鉛弾の使用禁止を目指す署名活動 goo.gl/LAtQ3k
北海道ではクマタカの鉛中毒も多数確認されている。クマタカが狩猟残滓(狩猟後に放置された獲物)を食べている様子が目撃されたり、撮影されている。本州以南でもクマタカの鉛中毒が発生していることがわかっているが情報が少ない。確実な観察記録や写真をお持ちの方は教えて戴きたい。irbj@irbj.net
2016年の新聞記事ですが、ワシの鉛中毒についてわかりやすく解説されておりますので共有いたします。北海道新聞(夕刊) 科学面、『ワシ鉛中毒死 根絶遠く/ 道単独の銃弾規制に限界』
猛禽類の鉛中毒について irbj.net/activity/cause… 鉛弾の使用禁止を目指す署名活動 goo.gl/LAtQ3k
北海道ではクマタカの鉛中毒も多数確認されている。クマタカが狩猟後に放置されたシカの肉や内臓を食べている様子が目撃されたり撮影されている。本州以南でもクマタカの鉛中毒が発生していることが判っているが情報が少ない。上記のような観察記録や写真をお持ちの方は教えて戴きたい。irbj@irbj.net
毎年恒例の『入院動物たちに鮮魚のプレゼント!』企画に伴い、2019年チャリティーカレンダーの先行予約を11月初旬より開始いたします。この企画は、事故の後遺症によって野生に帰れなくなってしまったワシ達に、新鮮な魚をたくさんプレゼントし、お腹いっぱい食べてもらおう!というものです。