入院中の猛禽や後遺症などで野生に帰ることができなくなった猛禽たちに、新鮮な魚のお年玉をあげようと思っています。よりたくさんの魚を用意するため、チャリティーカレンダーの予約を承っています。賛同していただける方、ご協力よろしくお願いいたします! 詳細はこちら irbj.net/shop/#calendar
外傷で入院していたオオジシギを先日放鳥しました! 入院中は皆様からお贈りいただきましたミミズなどを食べて健やかに過ごしました。おかげさまで思いのほか早く怪我が治り、元気よく飛んでいきました。 どうもありがとうございました!! amazon.jp/hz/wishlist/ls…
交通事故で上の嘴(くちばし)を骨ごと失ったオジロワシ。野生には帰れないがQOL向上のため、歯科医師や歯科技工士とタッグを組み、義嘴の改良が続いている。現段階の義嘴を使って、差し出した餌を食べたり、羽繕いができているが、人用の材料や機材を使ってさらに快適で実用的なものを目指している。
交通事故で上嘴(くちばし)を根元から失ったオジロワシ用に、新型の義嘴を作成中。旧型に比べて先を少し曲げ、餌を引きちぎり易くする改良を施してあります。今回はフィッティングの動画です。
予約終了まであと3日! その後は入手が難しくなると思われますので、検討中の方はぜひお早めに予約してくださいね。 入院中の猛禽達にお年玉の魚を! チャリティー・カレンダーの予約はこちらから irbj.net/shop/index.htm…
道路脇の民家でタンチョウの餌付けが行われ、路肩に親子が頻繁に出現していた。各所に連絡して改善を求めていたが、とうとう数日前に一羽が轢かれて死亡した。環境省による計画的な給餌以外の餌付け(趣味など、人が何らかの利を得るための餌やり)は悲劇をもたらす事もある! youtu.be/B4BN0HTYGkw
オオワシやオジロワシが数多く飛来するシーズンを迎え、一大越冬地の根室半島等にある小型風車が気になっている。6月に一度行った見回りでも風車直下でオジロワシの死体が発見され、状況からバードストライクで死亡したことが示唆された。小型風車においても影響調査を義務づける必要性を強く感じる。
いよいよ明日まで! その後は入手が難しくなると思われますので、検討中の方はぜひお早めに予約してくださいね。 入院中の猛禽達にお年玉の魚を! チャリティー・カレンダーの予約はこちらから irbj.net/shop/#calendar
庭先でタンチョウへの餌付けを行っている民家のすぐ近くで死亡していたのは今年生まれの幼鳥でした。交通量の多い道路という危険な環境にタンチョウを呼び込み、結果的に最悪の事態を招いてしまいました。餌付けが続けられる限り別の個体も犠牲になる可能性が高いと思います。
風力発電用の風車は大型化が進んでいる。一方で建設の際に規制や手続きが少ない小型風車が隙間を埋めるようにして立てられている。大型風車だけではなく、プロペラ式の小型風車もオジロワシなどにとって大きな脅威になっている。このワシのように発見・報告されるものは氷山の一角である可能性が高い。
全国で唯一、北海道には動物愛護センターがありません。元々飼い主の存在しない野生動物に比べて、人とより密接な関係がある伴侶動物とは、互いに信頼関係を築きながらより良い共生社会を目指すべきで、その中核となる専門施設を整備する必要があります。署名へのご協力、よろしくお願いいたします! twitter.com/shipponokai/st…
ANA(全日空)さんとのコラボレーションにより、絶滅の危機に瀕した野生猛禽類の保全について学ぶ特別なツアーを企画しました! 私も各所に同行して解説をする予定です。募集人数が限られておりますので、下記から詳細をご覧いただき、早めにお申し込みいただきたく思います。 ana.co.jp/ja/jp/domestic…
発電用風車との衝突によるオジロワシの死亡が近年相次いでいるが、事業者から報告される数はごく一部に過ぎないと感じている。風車の近くを通る機会があったら、オジロワシなどの死体や負傷個体がいないかをチェックして戴き、もしも確認された場合には最寄りの環境省事務所まで一報をいただきたい。
もうすぐ寒い季節がやってくる。オオワシの野生復帰は基本的に同種が渡来しているシーズンにのみ行っている。夏の間フライングケージでリハビリを重ねてきた1羽のオオワシも、順調な仕上がりを見せている。高いとまり木の上から遠方を覗く仕草は、何となく野生に帰る日が近いことを察しているようだ。
交通事故で骨盤を骨折したタンチョウの幼鳥。ハンモックベッドの上での入院生活、頑張ってます!
10月29日(土)~30日(日)に京都市の「みやこめっせ」で開催される、『いきもにあ』に出店します! 北海道以外で、猛禽類医学研究所のオリジナルグッズを手に取ってご覧いただき、購入できる数少ないチャンスです。皆さま、ぜひお越しください! 猛禽類医学研究所ブース apps.equimonia.net/exhibitor/154
近年、小中学校の授業や試験に取り上げられるようになったらしく、生徒や先生からの問い合わせが多い。治療や検視で得られた情報を元に事故や中毒などを未然に防ぐ『環境治療』という考え方が広がってきたようだ。野生動物とのより良い共生に向けた道標になればとても嬉しい。 amzn.asia/d/efCSRf9
一命を取り留めたものの後遺症により野生に帰ることができない終生飼育の猛禽類たち。個性的な特徴を持っている者も多いが、このオオワシは事故の影響で右の瞳が特徴的だ。それぞれ、事故防止器具の開発や輸血のドナーとして自然界の仲間を護るために活躍している。 #後遺症も個性の一つ #視力はOK
交通事故で頭を強打し、神経障害により散瞳していたシマフクロウ。左右の瞳孔が動くようになった!
リハビリ中の若いオジロワシ。 ケージ内での旋回飛翔も完璧! 明日、野生に帰る予定です。
釧路町で交通事故に遭い、治療後に放鳥した若いオジロワシ。その数ヶ月後に厚岸町で再び交通事故に遭いましたが、再度治療して今日の放鳥に漕ぎ着けました。リハビリ、頑張った!
根室市の牧場で家畜糞尿スラリーに転落し、脱出できなくなっていたオジロワシ。救出して洗浄後、リハビリを施していましたが、今日自然界に帰ることができました。スラリー転落は特にタンチョウで頻発しており、陸地や湿地と勘違いして降り立つと思われます。何らかの対策を考えなくてはなりません。
交通事故で上の嘴(くちばし)を骨ごと失ったオジロワシ。獣医師、歯科医師、歯科技工士による異業種チームを作り、2年以上かけて義嘴の作成に取り組んできた。これまでは差し出した餌を義嘴で受け取って食べていたが、今日初めて皿上の餌を自力で食べ始めた!嘴の使い方を思い出したのか凄い食欲だ!
もともとオレンジ色の眼をしているオオコノハズクは眼球内の出血が見落とされやすい。庭先で収容されたこの個体は右側の眼球下部に出血があり、ガラスと衝突した可能性が高い。室内が暗いとガラスに外の景色が映りやすい。明るい色のレースのカーテン等を閉めておくことによってこの事故は予防できる。
過去にオジロワシのバードストライク(風車衝突)が発生した風車群に行ってみた。列状に並んだ風車は相変わらず迫力があるが、すぐ横に新たな巨大風車群が建てられようとしていた。オジロワシが何ペアも繁殖している地域。建設後も影響の有無をしっかりとした体制でモニタリングする必要がある!