【閲覧注意】 根室市でオオワシの列車事故が発生。一直線に伸びる線路の真ん中で立派な成鳥が死亡しており、路肩には誘引したと思われるシカの轢死体があった。シカを跳ね、その死体が路肩にあるという情報を確実かつ速やかに後続列車と共有し、ワシの存在を想定して徐行することはできないだろうか?
線路脇(盛土下)のシカの死体に誘引されたオオワシの動画です。
列車の運転士は運行に支障が出ないようにできる限りのことをやっていると思います。シカとの衝突事故の情報は管理部門に伝えられているので、後続の列車としっかり共有されればワシの事故防止に繋がると思われます。現状をまとめたニュース特集がありますのでご覧ください。youtube.com/watch?v=FO5J1L…
列車事故に遭った絶滅危惧種オオワシとオジロワシの数は以下の通り。 27年度 11羽 28年度 7羽 29年度 23羽 30年度 6羽 (12月19日現在) ほとんどが11月から翌年4月に発生しており、今年度は同じく絶滅危惧種のシマフクロウも一羽犠牲になっている。
今日、列車に轢かれたのは若いオジロワシだった。右翼がほぼ切断されている。シカの列車衝突を防ぐのは容易ではないだろう。しかし、線路脇に除けられたシカの轢死体に集まるワシの列車事故は、餌となるシカ死体の処理や情報共有&注意運転で、ある程度防げると思われる。
線路脇に除けられたシカの轢死体にどれぐらいのワシが集まるのか? リンク先のニュース特集を見れば一目瞭然だ(youtube.com/watch?v=FO5J1L…、6分40秒過ぎ)。写真の左側に運転士が軌道から離したシカの轢死体があり、付近に30羽以上のオオワシやオジロワシが群がっている(シカの事故から6時間後)。
線路脇にシカの轢死体を移動させるだけではワシの列車事故に対する根本策にならないことがよくわかる。シカ轢死体の位置を後続車などと共有し注意運転することと、できるだけ早く保守部門による撤去を行うことでワシの列車事故は軽減できると思われる(写真のケースでは6時間放置されたまま)。
販売終了となっておりましたオオワシ日本手ぬぐいを「日本の伝統色」で限定発売することになりました。淡群青、亜麻色、柿色、老竹色、こだわりのある和の色彩がオオワシ達を際立たせます。価格は一枚1,500円を予定しています。先行予約は12月28日からirbj.net/shop/index.htmlで開始する予定です。
リハビリ中のオオワシ2羽の健康診断と標識の装着。来年早々の野生復帰が見えてきた。
窓ガラス衝突による脳障害により、頭部の旋回が見られていたハイタカ。症状が完全に回復し、野生復帰することができました。
【数量限定】日本の伝統色・オオワシ日本手拭いの先行予約を開始しました。 irbj.net/shop/index.htm…
フライングケージの上に野生のオオワシが飛来。「隣の芝生は青い」とはよく言ったものだが、仲間のワシや食べ物があったとしても自然界に勝るところでは無いぞ!
皆さま、明けましておめでとうございます。旧年中は様々な発信にお付き合いいただき、ありがとうございました。本年も野生動物と人間のより良い共生を目指し、皆さまと共に考え、できることから実践して行きたいと思っております。引き続き、どうぞよろしくお願い申し上げます!
昨年末に行いました「入院動物に鮮魚のお年玉プレゼント企画」では、多くの皆さまにチャリティーカレンダーを購入して戴きました。昨日、その売上金で購入しました新鮮な魚を、入院動物や終生飼育動物に与えることができました。皆さまのご協力に、厚くお礼申し上げます。
リハビリを続けてきたオオワシ2羽を放鳥。力強く生きろ!
リハビリを続けていたオジロワシ。野生生物保護センター前からテイクオフ!
凍てつく原野に一人。 この色合いと静けさが好きだ。
私たちの活動が紹介されている絵本『シマフクロウのぽこ』(ポプラ社)が3月に台湾で発売されることになりました。翻訳は友人の張東君さんが行いました。野生動物との共生を目指す動きが世界中に広がることを期待しております。 シマフクロウのぽこ irbj.net/shop/index.htm…
今日から出張。網越しに「行ってらっしゃい!」を贈ってくれた『ちび』。 ※『ちび』は生まれつき脳に障害がありますが、人とシマフクロウを繋ぐ親善大使として、環境教育の最前線で活躍しています。
感電によると思われる火傷により、複数の足指を失ったオオワシ。野生復帰の可否を判断するため、自然界に存在する食物の捕食能力をフライングケージ内で見極めることになった。
『オオワシ日本手拭い』を「日本の伝統色」で限定発売します。 先行予約が終了し、本日より正式に発売開始となりました。 淡群青(うすぐんじょう)、亜麻色(あまいろ)、柿色(かきいろ)、老竹色(おいたけいろ)、こだわりのある和の色彩がオオワシ達を際立たせます。 irbj.net/shop/index.htm…
厚岸方面をパトロール。北海道のシカ猟は過日の誤射事件の影響でほぼ終了しているし、氷下待網漁も本格的に始まっていない。今冬は列車事故に遭ったシカの死体に対するワシの餌依存度が高くなる可能性がある。それに伴い、線路に集まったワシの列車事故が増加することが懸念される。 #旅する猛禽マグ
【閲覧注意】 感電事故に遭ったクマタカ2羽の検視。 左が送電線(高圧線)、右が配電線に接触した個体。事故の状況を丁寧に読み取り、再発の防止に繋げる地道な作業だ。彼らの死を無題にしないため、命が尽きた動物と向き合うのも、獣医師の大切な仕事だ。
調査のため本州で捕獲したクマタカ。健康状態の異変を疑いレントゲン撮影を行ったところ、全身に散弾を浴びていることが判明した。間違いない密猟の証。
猛禽類の鉛中毒根絶のため無毒弾への移行が進んでも、今回の犯人が法令を遵守するとは思えない。狩猟者のほとんどがルールに則って活動していることは間違いないが、ハンター社会の更なるモラルと意識の向上が望まれる。