釧路湿原周辺での太陽光発電事業における環境配慮等に関する要望書を釧路市に提出しました。 詳細は猛禽類医学研究所ホームページのバナーからご覧ください。 hokkaido-np.co.jp/article/817863
発電用の風車と衝突し、右翼の手首から先を失ったオジロワシ。高速で回転するブレードがあたったと思われる場所は、骨が砕けただけではなく、軟部組織もダメージを受けている。すぐに整復手術を施しても血行障害のある組織が壊死する可能性が高いため、湿潤療法で患部が安定するのを待っている。見栄え… twitter.com/i/web/status/1…
今日も列車事故で死亡したオジロワシが2体運ばれてきた。同日にほぼ同じ場所で轢かれたとのこと。列車に跳ねられたシカが線路脇に放置され、それを食べにきたワシが後続車に轢かれている。まだ回収されていないシカの轢死体の場所を後続車と共有し、注意走行を徹底することがすぐにでもできる対策だ。 twitter.com/raptor_biomed/…
もうすぐ新人が入社してきます。入院患者の世話をしながら、少しずつ覚えてもらう「猛禽の言葉」。今は先輩スタッフに任せていますが、最初の頃は私が直接教えていました。こちらは入門編。落ち着いている時と、緊張している時では羽毛の様子が違います。頭頂、後頭、喉、背中、それぞれの逆立ち加減で… twitter.com/i/web/status/1…
発電用の風車に衝突し、右翼の先を失ったオジロワシ。最初は何も食べてくれませんでしたが、少しずつ魚を口にしながら頑張ってくれています。 #バードストライク #オジロワシ #環境省オオワシ・オジロワシ保護増殖事業 #釧路湿原野生生物保護センター
毎日、傷ついた動物を治療していますが、皆さまからお贈りいただきました援助品がとても役に立っています。改めまして心から御礼申し上げます。 amazon.jp/hz/wishlist/ls… 写真: お贈りいただいたバンデージで翼を固定された風車衝突のオジロワシ。
【モザイク処理済み】昨日、オホーツク方面から新たなオジロワシの死体が届いた。線路上で発見され、口腔内に大量のシカ肉があったことから、列車に跳ねられ線路脇に放置されていたシカの死体を食べていて後続車両に轢かれたと思われる。朝には同じ原因で入院していたオジロワシを看取ったばかり。同様… twitter.com/i/web/status/1…
大変残念ながら、今朝息を引き取りました。昨晩自力で食べようとしていたので、少しでも病状が良くなることを期待していたのですが。。悔しいです。 twitter.com/raptor_biomed/…
先日、風車に衝突したオジロワシの治療に関する動画を配信しました。猛禽の心を読みながら、声掛けやアイコンタクトなどで鳥の精神状態と動きを制御する“コミュニケーション治療”の様子に大きな反響を戴きました。今日はIRBJ副代表の渡辺有希子獣医師(一番弟子)による給餌風景をご覧いただきます。
一昨日、浦幌町のJR線路脇で保護されたオジロワシ。脊椎を損傷しており両脚が動かない。前日に発見されていたそうで、動く両翼で水泳のバタフライのように這って移動していたと思われる。胸腹部の擦過傷と胸筋の内出血もひどく、ICUの中で入院させているが身体機能の完全な回復はあまり期待できない。
発電用の風車に衝突したオジロワシ。午前2時に野生生物保護センターに到着した後、万一の院内感染を防ぐためにPCR検査でA型インフルエンザの陰性を確認し、追加の応急処置を行いました。殺気を立てずに処置を進め、必要に応じてアイコンタクトで患者を制御しています。深夜の一人治療、覗いてみます?
道北で発電用の風車に衝突し、右翼切断の重傷を負ったオジロワシ。受け取りの現場で止血などの応急処置を行った後、ドクターカーで搬送しました。高病原性鳥インフルエンザが流行っているため、車外で治療やA型インフルエンザの簡易検査(陰性)を行い、ヘパフィルター付きの特殊な輸送ボックスに入れ… twitter.com/i/web/status/1…
昨日、道北の発電用風車の近くで発見された若いオジロワシ。右翼の手首で切断され、翼先は消失していた。大量出血していたため、受け取りの現場で止血処置を施した。道内各地で乱立する発電用風車。様々な物があるがプロペラ式の風車で安全といえるものはない。命ある状態で収容されたのは奇跡的だ。
午前3時過ぎ、ようやく処置が一段落。右翼の手首から先がもぎ取られていた。 痛いよな、、ごめんな。。 #バードストライク #オジロワシ #風力発電
道北でバードストライク(発電用風車との衝突)に遭ったと思われるオジロワシが収容され、旭川で受け取った。駐車場で応急処置を施し、これから釧路に帰ります! #旭川
釧路市が表明した希少野生生物の保全を目的とした太陽光パネルの設置規制方針。カーボンニュートラルを錦の御旗にして、十分な環境配慮無く人間ファーストの開発が所構わず行われている現状があった。 今回の英断を私は大いに評価し、応援したい。 釧路市への応援コメントを!city.kushiro.lg.jp/shisei/kouhouk… twitter.com/raptor_biomed/…
釧路湿原周辺においても乱立が懸念される太陽光パネル。早急に手を打たなければ、キタサンショウウオやチュウヒなど、湿地生態系における希少種の重要な生息地を大規模に破壊する事になりかねない。昨日、釧路市が示した太陽光発電所の建設規制に向けた方針は評価に値する。 hokkaido-np.co.jp/article/812679
翼の先を失った状態で保護されたオジロワシ。もうすぐ傷口を整形する手術が待っている。しっかり栄養を付け、手術に耐えられる体力を蓄えてほしい。
複数の海ワシ類が衝突している根室市の風車群。この日はブレードとの間に距離があったが、このような危険な状況は毎日のように発生しているのだろう。断崖の下は海。発見・報告されている負傷鳥や死体の数は、実際に被害に遭っているワシのごく一部である可能性が高い。 #風力発電 #バードストライク
他のワシの鳴き声に耳を傾けるオジロワシ。よく観察すると、実に表情豊かだと思う。
猛禽の気持ちを把握することは、診療を行う上でとても大切です。一見落ち着いているように見えても、実は緊張していることも多い猛禽類。感情を推し量る重要なバロメーターのひとつに、頭部の羽毛の動きがあります。緊張が高まると髪が逆立ちます! 動画:人の気配に気付き、緊張しているオジロワシ
突然ですが、明日の夜、YouTube Liveなるものをやってみようかな?と思っています。 youtube.com/live/zZKVF6Zu2… 視聴をご希望される方は、3月4日21時に下記URLにアクセスいただければと思います。 youtube.com/@keisukesaitoi… なお、急患などが発生してしまった場合には急遽取りやめになることもあります。
昨日は帰宅直前に傷病鳥発見の連絡が入り、雪道を往復300 kmかけて収容してきた。帰釧後、夜中に検査や治療を行い、明け方ようやく帰宅した。今日は重要な会議に出席した後、引き続き診療を行う予定。
先日行ったオオワシの放鳥が毎日新聞に載りました。記事では覆隠シートの開発をJRが行っているように読めますが、実際は環境省と猛禽類医学研究所が中心になって行っています。 mainichi.jp/articles/20230…
列車事故から生還したオオワシ亜成鳥の放鳥。渡辺獣医がケージのジッパーを緩めた瞬間、自ら扉を押しのけて自然界へと飛び立っていった。 今回の放鳥は、JR北海道釧路支社の戸川支社長にも立ち会っていただいた。