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1996年に初確認したオオワシの鉛中毒。原因の多くは猟場に残された獲物の肉に含まれる鉛弾を食べることによる。感染症や事故などとは違い、鉛中毒は防ぐ方法がはっきりしている。狩猟からの鉛弾を撤廃し、無毒弾に変えれば良いだけの話だ。犠牲になった多くの命を無駄にしないため絶対にあきらめない!
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ハクチョウ類やカモ類の多くは長距離を移動する渡り鳥であるため、特定の湖沼など地域を限定した鉛弾規制だけでは解決策にはならない。また、猟場にばら蒔かれた鉛散弾は時を経て水鳥が飲み込むことも考えられる。まずは元栓を閉じるため、全国の狩猟から鉛弾を撤廃することが急務だ。
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オオハクチョウにおける鉛中毒の一例。水鳥は消化を助ける目的で筋胃の中に小石を蓄える習性があるが、適した大きさである水鳥猟用の鉛散弾を飲み込み鉛中毒になる。このオオハクチョウは麻酔下で胃洗浄を施し胃内容物を摘出したが、多量の小石に混じって十個以上の鉛散弾が確認された。
#鉛中毒
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ハクチョウ類やカモ類の多くは渡り鳥だ。地域を限定して鉛散弾の使用を禁止しても、日本を縦断して渡る途中で規制外の湖沼を利用すれば鉛散弾を誤食する可能性は十分にある。水鳥の鉛中毒を防止することを目的に、地域を限定して鉛散弾を規制しても、問題の解決には遠く及ばないことは明らかだ。
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左の翼を痛めたオジロワシを保護した。顔つきは幼いが、換羽の状況から2歳だと思われる。幸い、怪我は重傷ではないが、ものすごく痩せている。入院中、しっかり栄養をつけてもらおう。
#ワシにも童顔はある
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事故で肩を骨折していたエゾフクロウ。傷が癒えて上手に飛べるようになり、野生復帰が見えてきた。
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本州以南では鉛ライフル弾や鉛散弾が合法的に使われている。鉛弾で射止めた後、必要な肉だけ切り取って投棄された獲物やその内蔵、半矢となって別の場所で死んだ獲物を食べて猛禽類は鉛中毒になる。鉛中毒は本州のクマタカなどでも発生していることが確認されている。
鉛中毒のオジロワシ(北海道)
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冷凍ウズラのご寄付を頂いた。機会あるごとに、猛禽たちに順番に与えているが大人気だ。夢中で食べる姿を見るとこちらまで嬉しくなる。
サポート、どうもありがとうございます!
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少しでも傷付いた動物たちの治療に関わりたい!
と、仰っていただける皆さまからのメッセージにお応えして、Amazonほしいものリストに治療に“関連するもの”を載せさせて頂きました。ご無理のない範囲でのサポート、引き続きお願いいたします!
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頭部外傷で脳症状を示していたオオタカ。だいぶ状態が良くなったので酸素を切ってみた。右目の傷がまだ痛そうだが、このまま行けば一般病棟に移れる日も近い。
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今日も今年生まれの幼鳥が事故に遭い保護された。ただ数が増えればいいと言うものではない。健全な環境の中でその種本来の生活ができてこそ保護の手を緩めるべきではないか。冬季の餌資源の多くを給餌に依存しているタンチョウは、半野生と言っても過言ではない状態だと思う。
www3.nhk.or.jp/sapporo-news/2…
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衝突事故による頭部外傷で脳に障害を負ったオオタカ。酸素室で入院中だが頭部の旋回はおさまらない。急変することもあり、予断を許さない状況が続く。