猛禽類の鉛中毒は北海道以南でも発生している。 山梨県で捕獲したこのクマタカの血中鉛濃度は鉛中毒レベルだった。猛禽類は行動圏が広く、傷病個体や死体が発見されるのは偶然の産物だ。気温が高い本州以南では昆虫などによる食害や腐敗により、被害鳥の死体が早期に消失してしまう可能性が高い。
皆さまから多大なご支援をいただき、クラウドファンディングの目標を達成することができました! 心より御礼申し上げます。 この冬は例年を上回る数の猛禽が列車事故等で運ばれてきています。一羽でも多く救うため、2月8日まで資金の調達に挑戦させていただきたいと思います。 readyfor.jp/projects/IRBJ
事故で左翼を失ったトビ。野生に帰れない終生飼育個体ですが、できる限り快適な余生を送らせながら環境教育の現場で活躍してもらっています。 野生に帰れない希少猛禽類の命を繋ぎ、活躍の場を与え、より良い共生へ を目的としたクラファン。残すところあと10日となりました。readyfor.jp/projects/IRBJ
足を痛めたオオワシにギプスを装着。どこが痛いのかを見極めるには触診が重要。痛くても声を出さず、表情を変えない猛禽類だが、痛みを感じたとき無意識に表す仕草があり、治療に関わる獣医師には見極め方を伝授してある。言葉を交わすことなく、野生動物との対話が続く。 readyfor.jp/projects/IRBJ
交通事故で上嘴を失ったオジロワシの検診。最近は義嘴の扱いに慣れ、羽繕いや差し出した餌を躊躇なく受け取るようになった。あとは置いてある餌を自ら食べるようになれば良いのだが、義嘴で引き千切ることは難しいため、これまで通り魚のぶつ切りを与えることになるだろう。 readyfor.jp/projects/IRBJ
オオワシ、オジロワシ、シマフクロウ。大型猛禽類の保定は簡単ではない。 私が絶大な信頼を置いている“保定のプロ”潤一君。診療中はもちろんのこと、大きな移動の際にも絶妙な力加減で猛禽を落ち着かせ、暴れようとしたその瞬間に要所を固めて観念させる。人と動物の安全のため、欠かせない存在だ。
列車事故で翼の骨を折ったオオワシ。手術で整復した後、入院ケージで療養していたが、今日晴れてリハビリケージに引っ越した。 自然界に比べたらまだまだ狭いけど、頑張ってこの冬の野生復帰を目指してほしい!
一昨年、十勝で見つかったオオワシの死体。胃内からシカの毛と一緒に出てきたのは鉛ライフル弾。粉々に砕け散って被弾部の肉にめり込んでいた鉛片が発見されることが多いが、銅製のジャケットごと飲み込まれていることもある。道内の鉛弾規制から20有余年、鉛中毒が確認されなかった年はいまだ無い。
人が便利で快適に暮らすために作られた道路や送電網。エコの象徴として扱われることも多い自然エネルギー。これらによって人知れず傷付き死んでいる野生猛禽類の多くは絶滅の危機に瀕している。可哀想だから治すのではなく、私達は人としての責任で救護し自然界に帰している。readyfor.jp/projects/IRBJ
今日の日経新聞の記事。 nikkei.com/article/DGXZQO… 猟友会幹部、銃砲店、ハンター、私のコメント、環境省の方針などが取り上げられている。この国から本当に野鳥の鉛中毒を根絶できるのか?と感じてしまうのは私だけではないだろう。どのような形でもいい、一般市民の意思表示が今とても大切だと思う! twitter.com/raptor_biomed/…
列車事故で翼を折ったオオワシ。手術でつなげた骨がしっかりついた。そろそろバンデージを完全に外してリハビリを開始しようと思っている。この冬中に自然界に帰せるといいな!
傷付いた猛禽が激増している。救護活動に必要な備品をアマゾン欲しいものリストから緊急援助をお願いしたところ、全国から温かい贈り物が届いている。お一人ずつにお礼を申し上げるべきだと思っているが贈り主様の情報が無いものも多く、またお礼状をしたためる余裕もほとんど無いのがとても心苦しい。
連日、猛禽が担ぎ込まれている。 交通事故、鉛中毒、ガラス衝突…原因の多くに人間が深く関わっている。彼らのことを最優先にし、人間活動を全て自粛すべきだと言う人もいるが私は違う。野生動物の生活をリスペクトし、より良い共生ができるように人は知恵を絞るべきだと思う。readyfor.jp/projects/IRBJ
窓ガラスに衝突し、立ち上がることができなくなったハイタカ。僅かに脚が動かせるようになったようにも思えるが。。獣医師のひいき目だろうか? #窓ガラス衝突 #景色の写り込み #明るい色のカーテンを閉めて防ぐことができる
朝日新聞でも取り上げられました。 北海道でオオワシ鉛中毒死 捕食したエゾシカ肉に狩猟用の鉛弾か:朝日新聞デジタル asahi.com/articles/ASQ1N…
鉛中毒と鉛弾規制についてのご質問を何件か戴いておりますので、以前執筆したコラムをご紹介いたします。 nacsj.or.jp/2021/10/27838/
クラウドファンディング「野生に帰れない希少猛禽類の命を繋ぎ、活躍の場を与え、より良い共生へ」に、 イラストレーターで漫画家の寿トロ(ことぶきとろ)さんから応援メッセージをいただきました!   readyfor.jp/projects/IRBJ#7
こうして消えていった命をいくつも背負っている。彼らの死を無駄にしたくないから、同じ事を繰り返したくないから、何年も本気で保全活動に取り組めている。獣医師であり、通訳であり、スポークスマンであり続けたい。
@yamakatulily 特にハクチョウ類などの鉛中毒はマコモなどの水草に絡んだ釣りの仕掛けごと釣りおもりを飲んで発症することがあります。私は諏訪湖のコハクチョウでこれによる鉛中毒を経験しています。もちろん、環境中にばら撒かれた水鳥猟用の鉛散弾を砂肝に蓄える小石と間違えて飲み込み発症することもあります。
鉛中毒は見ているだけで辛い。苦しそうな努力呼吸、脳にまで鉛が回ることで発する奇声。。 凄まじい苦しみをもたらし、治すことが困難であるからこそ予防が大切だ。有毒な鉛弾から、銅弾(ライフル、サボット・スラッグ)やスチール弾(散弾)などの無毒弾に移行するだけで防げる病なのだ!
窓ガラスに衝突したハイタカ。腰を強打したためか足腰が立たない。スタッフがICUの中にタオルで作ったドーナツ型ベッドの上で安静にしてもらっている。回復の兆しが見えてくることを願う。
安平町で列車事故に遭ったオジロワシの死体が届いた。食道にシカの肉や体毛が詰まっていたことから、線路脇のシカ轢死体を食べていて逃げ遅れたのだろう。餌の少ないこの時期、線路際のシカの死体はご馳走に見えたに違いない。人間活動が生み出すシカの死体は、列車事故や鉛中毒の原因になっている。
日高の浦河町で1月17日に発生したオオワシの鉛中毒が、北海道テレビのHTB NEWSで動画入りで取り上げられました。 htb.co.jp/news/archives_…
今年1月17日にオオワシの鉛中毒が発生した浦河町からほど近い新ひだか町では2020年1月にオジロワシの鉛中毒が発生している。同地域を猟場にしているハンターが年末年始に鉛弾を使用した可能性が高い。今回も胃の中に鉛ライフル弾が確認されていることから射止められたエゾシカの肉を食べたと思われる。