北海道内で狩猟用の鉛ライフル弾や鉛散弾(大型獣)が使用禁止になって23年目。いまだにゼロにならない猛禽類の鉛中毒の現状に鑑み、釧路市が目に見える形で動き始めた。地方都市でもやれることはある!を具体的に示した先駆的な事例。他の市町村、道内全域に広がって欲しい。 hokkaido-np.co.jp/article/652943…
今回は鉛散弾に起因する鉛中毒であることから、何れかの場所で行われたカモ猟で鉛散弾が使われ、被弾したり筋胃に蓄える小石と誤認して鉛散弾を飲み込んだカモ類をオジロワシが捕食したと思われる。過去に環境中にばら撒かれた鉛散弾は時を経て水鳥に飲み込まれる可能性があるため水辺の除染も必要だ。
食性によって機能的に進化した猛禽の足。さて、何という種の足でしょうか?
昨年、みなさまに購入いただきましたチャリティーカレンダーの売り上げで、ワシ達に新鮮な魚をお年玉としてプレゼントしました。 企画への参加、誠にありがとうございました! twitter.com/info_irbj/stat…
シマフクロウの親鳥は早々に行き先が決まってしまいましたが、ヒナ達はまだ何羽か連れて行ってくれる方を待っています。 readyfor.jp/projects/IRBJ
【音声のみ】 このような発言がありました。
やはり外国は凄いな。。とため息が出るほど素晴らしい決定。日本も追随してほしい! イタリアが憲法改正へ 「環境と動物の保護」を明記 eleminist.com/article/1939?f… #eleminist @eleministより
クラウドファンディングにとっておきの返礼品が加わりました。なんと猛禽類医学研究所のスタッフが着ているものと全く同じ『IRBJユニフォーム モンベルジャケット』です。私たちは毎日これを着て、野生猛禽類の命と向き合っています。限定わずか10着です! readyfor.jp/projects/IRBJ/… #拡散希望
クマタカの瞬膜、成鳥バージョン。膜が半透明であるのがよくわかる。
猛禽類の鉛中毒の原因になる狩猟残滓の放置を、単なるマナー違反で片付けてはならないと思う! 鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律 第十八条 当該捕獲等又は採取等をした場所に、当該鳥獣又は鳥類の卵を放置してはならない。 news.yahoo.co.jp/articles/7f5d5…
今日は海ワシ類の全道一斉調査だった。白糠町の山間部を担当したが、多くの狩猟残滓と群がるワシを確認した。狩猟残滓の放置は2003年度から禁止されているが、回収可能な道路のすぐ近くでも認められた。2枚目の写真では左上の斜面で射止めたシカを右の斜面下まで下ろして解体放置されていた。 twitter.com/i/web/status/1…
クラウドファンディング『野生に帰れない希少猛禽類の命を繋ぎ、活躍の場を与え、より良い共生へ』が無事に終了しました。私達の予想を遙かに超える皆さまからのご支援を賜り、本当にありがたく、そして嬉しく思っております。野生動物たちに成り代わりまして、心より御礼申し上げます。
野生動物の救護に関する発信に、たくさんのメッセージや転載を戴きとても嬉しく思っています。今後も傷ついた野生動物の命を救うとともに、彼らが痛みや命と引き替えに伝えてくれたメッセージを紐解き、人間とより良い形で共生できる環境の実現を目指したいと思います。 27年前の私と傷ついたオオワシ twitter.com/raptor_biomed/…
今日もオジロワシの列車事故死体を引き取ってきた。シカの轢死体に魅せられて線路に近づき列車に衝突とした思われる。ワシを回収し連絡くださるJRには感謝しているが、シカ死体の敏速撤去と覆い隠しのシステムを環境省や我々を交えて早期に実現してもらいたい。 より良い共生readyfor.jp/projects/IRBJ
鉛弾で射止められた獲物を食べて発症する猛禽類の鉛中毒。1996年にオオワシの鉛中毒を発見してから23年目。環境省はようやく全国の狩猟からの鉛弾撤廃を目指すと表明した。 One World, One Health の先駆的な手本を世界に示していただきたい! いきものフェスの講演会でも鉛中毒について触れる予定。
アマゾン欲しいものリストから今必要な物品をお贈りいただきました皆さま。非常事態とも言える傷病個体の激増に対して大きなサポートとなっています。多くの皆さまに支えられていることを実感しています。お気持ちに応えられますよう、命の現場で最大限頑張ります! amazon.jp/hz/wishlist/ls…
早朝から行政関係者との打ち合わせ3件。シマフクロウ、オジロワシ、クマタカそれぞれに対する保全方針やロードキル対策について議論した。人間による悪影響の元栓を閉じることに、皆真剣に取り組もうとしている。人と野生動物とのより良い共生に向け、時代は良い方向に動き出しているような気がする。
【閲覧注意 モザイク加工済み】… twitter.com/i/web/status/1…
本州以南で行ってきた野鳥の鉛中毒実態調査。今朝の読売新聞で、カモ類に関する調査結果が取り上げられました。全国の狩猟から鉛弾を撤廃する必要があることが、この結果からもわかります。 yomiuri.co.jp/national/20220…
皆さん、いつもサポートを戴きまして、ありがとうございます! 入院中の鳥や終生飼育しているワシを合わせると、50羽近い猛禽類を飼育管理しておりますので、とても助かっております。 この場をお借りしまして、心より御礼申し上げます! twitter.com/raptor_biomed/…
モンベルクラブ・サポートカードの支援先として、猛禽類医学研究所が登録されました! モンベル店舗・オンラインショップでのご購入金額の5%分のポイントが、猛禽類医学研究所に寄付されます。 カード詳細はモンベルのサイトにてご確認下さい。ページの一番下です! club.montbell.jp/aboutcard/othe…
砂鉄や小砂利のように獲物の肉内に砕け散った鉛ライフル弾を、都度金属探知機などで探索し、取り除いているのだろうか? 被弾部から離れた場所まで鉛片が飛散しているケースも確認されている。 有毒な鉛を気付かずに食べたり、ジビエとして人に出したり。。食の安全、本当に大丈夫か?
鉛中毒で運ばれてきたワシの多くは末期症状で、ICUの中で点滴などによる解毒剤の投与を行っても間に合わないことが多いです。しかしながら、早期に発見された個体については、このワシのように野生復帰を果たすものもいます。放鳥後は追跡調査によって、野外で自活できているか否かを確認しています。
明かなヒグマの爪痕の写真、どっかにあったなぁ。。と探していたら、こんなのを見つけました! 以前サハリンで撮った、オオワシの巣によじ登ったヒグマの痕跡。巣立ち直前だったオオワシの雛はヒグマに捕食されていました。
数日前、若いタンチョウが列車にはねられて死亡した。収容時に撮った写真を改めて見ると、鉄道はまさに『道』だった。人が作り出した環境も、自らの生活に取り入れて生きている野生動物。彼らと共生するためには、その存在を意識しながら、考えうる配慮を重ねるしかないが、その難しさも痛感している。