国道の近くで収容されたオジロワシ。骨折は認められなかったものの、内部臓器の損傷が疑われ、交通事故に遭ったものと思われる。凛々しい顔つきは『何でもないよ!』と言っているようだが、左足の痛みを我慢しているのは見る人が見ればバレバレだ。しばらくの間、絶対安静が必要です!
事故で左翼を失いながらも気高く生きるオオワシ。その姿はさながらサモトラケのニケのようだ! 私達が養っている終生飼育動物は約35羽。輸血のドナーや事故対策品の開発に力を貸してくれている。 高いQOLの提供を目指すサポートはこちらから。 ①irbj.net/support/index.…amazon.jp/hz/wishlist/ls…
環境アセスメント(環境影響評価)が必要とされていない小型風車が乱立している。大型風車だけではなく、この手の風車でもオオワシなどの衝突事故(バードストライク)が発生しており、身体が真っ二つになるなどの痛ましい死亡事故となっている。より厳格なルール作りが急務である。
鉛弾の規制が存在しない本州以南のハンターが持ち込み、年末年始に使った可能性もある。環境省は2030年に野生鳥類の鉛中毒をゼロにすることを目指し、2025年から全国の狩猟用鉛弾の規制に乗り出すことを表明しているが。。もっと前倒しにして欲しい!規制開始までに失われる多くの命を救えるのだから!
元旦早々、野生動物の命が交錯。エゾフクロウを野生復帰させた日に、オジロワシとタンチョウがそれぞれ列車事故と電線衝突により冷たくなって搬入された。野生動物の生と死から垣間見えるヒトによる生態系への悪影響。彼らの命と向き合い、病んだ自然環境を健全なものにする環境治療が今求められている
釧路湿原周辺での太陽光発電事業における環境配慮等に関する要望書を釧路市に提出しました。 詳細は猛禽類医学研究所ホームページのバナーからご覧ください。 hokkaido-np.co.jp/article/817863
鉛弾の誤食による希少猛禽類の鉛中毒を防ぐため、北海道では2000年から銅製のライフル弾、2001年からは銅製の散弾がエゾシカ猟で使われています。さらに、2004年からはヒグマ猟などでも銅弾を使った狩猟が問題なく行われています。 写真:銅製のライフル弾
Stay home ! 支援プロジェクトとして有田焼のマグカップを近日発売します! 自然界や野生動物に思いを馳せて、心穏やかにくつろぐ時間を作るお手伝い。本当に良いと思えるものを大切に長く使っていただきたい。日本が誇る有田焼を一日のお供にいかがでしょうか? オリジナルグッズショップにて発売予定
道内で野鳥の高病原性鳥インフルエンザが多発しているため、傷病猛禽類の保護収容に際しては感染防護服を着用し、ヘパフィルターが搭載された特殊な輸送コンテナに入れて搬送しています。また、最新の遺伝子検査機器や陰圧隔離室を駆使し、重要感染症の予防や治療に取り組んでいます。 #環境省 #IRBJ
根室半島の小型風車でオジロワシのバードストライク(風車衝突)死体を発見した。ブレードに衝突したと思われる片脚は完全に折れていた。根室半島ではここ数年でたくさんの小型風車が建設された。同じ風車の下にウミネコの死体もあり、今回の発見は氷山の一角である可能性が高い。 #バードストライク
知床で収容されたオオワシの幼鳥。右翼骨折の重傷を負っていた。 全身麻酔をかけて骨の中にピンを入れ、翼は元の形に戻った。 オオワシは渡り鳥。ロシアまで渡れるほどの力強い飛翔能力を取り戻さなくてはならない。リハビリでどこまで回復できるか、道程はまだ遠い。
明けましておめでとうございます。 旧年中はたくさんの応援、ありがとうございました。本年も、どうぞよろしくお願いいたします。 写真: ちょっとお澄まし顔の“ちび”。 ちびは生まれもっての脳障害により、野生には帰れませんが、環境教育の第一線で頑張っているシマフクロウ親善大使です。
昨年の暮れ、風蓮湖で保護されたオオワシの成鳥。2月に同地で放鳥し、しばらく湖畔で過ごしていることが確認されていたが、その後送信機からのデータが途絶え安否が心配されていた。そんな中、数日前にいきなり位置情報が送られてきた。場所はなんと間宮海峡に近いアムール川の河口!!
小泉環境大臣が全国の狩猟から鉛弾を撤廃することを検討すると表明した。様々な面で注目されている政治家だが、この件に関しては私は英断だと思っている。過去、何人もの環境相が踏み込まなかった、鉛中毒根絶に向けた重要な一歩。この動きにに賛同し妥協することなく法改正を実現させることが重要だ! twitter.com/raptor_biomed/…
最近、希少猛禽類の保全について大手新聞社がしっかりとした記事を書いてくださっている。今更ながら強く感じるのは、取材記者の問題意識が記事のクオリティーに直結しているということ。私の周りに素晴らしい記者がいらっしゃることに感謝している。 #毎日新聞_読売新聞_朝日新聞
たくさんの応援のお言葉やリツイート、どうもありがとうございます! そして更なる改良を進めるためにも使われるクラファンに協力してくださった皆さまに、心より感謝申し上げます! readyfor.jp/projects/IRBJ2
皆さまから多大なご支援をいただき、クラウドファンディングの目標を達成することができました! 心より御礼申し上げます。 この冬は例年を上回る数の猛禽が列車事故等で運ばれてきています。一羽でも多く救うため、2月8日まで資金の調達に挑戦させていただきたいと思います。 readyfor.jp/projects/IRBJ
昨日、野生に帰したオジロワシについて、北海道新聞が動画付きで大きく取り上げてくださいました。hokkaido-np.co.jp/sp/article/626…
鉛弾に被弾した獲物を口にして発症する猛禽類の鉛中毒。環境中にばら撒かれた鉛散弾を砂肝に蓄える小石と間違えて飲み込み発症する水鳥の鉛中毒。鉛中毒を無くすには被害の実態と無毒弾への切り替えを広く発信する必要がある。SNSや署名運動はその一例であるが、私にはできない方法を用いる方がこちら twitter.com/outesama/statu…
皆さん、たくさんのリツイートありがとうございます! 命が助かる動物が一羽でも増えるように、しっかり活用させていただきます! 終了まで残り27日! readyfor.jp/projects/IRBJ2 twitter.com/raptor_biomed/…
今年1月に羅臼町でオオワシ幼鳥の鉛中毒が確認された。猟期中の北海道に初めて渡ってきて鉛弾を摂食したらしい。道内で鉛弾が規制されて22年。近い将来、鉛弾が全国規制される可能性が高いが、道半ばに過ぎない。鉛弾に起因する野鳥の鉛中毒を根絶することが目指すべきゴールであることは揺るぎない。
収容時、なぜか全ての尾羽が欠損していたオジロワシ。無事に生え揃い、この冬の野生復帰を目指してリハビリ中。
膝関節を痛めて入院中のオオワシの診察。 一羽でも多くの患者を治し、野生に帰したい。傷付いた原因が人間によるものであればなおさらだ! ○救命率の向上も目的としているCF readyfor.jp/projects/IRBJ
当然! 絶対阻止するべき。 北極圏保護区の掘削、環境団体が差し止め求め提訴 topics.smt.docomo.ne.jp/article/reuter…
『たまごが消える日』 12年前に出演したテレビ番組が再放送されます。 この春、千歳などで大発生した高病勢鳥インフルエンザの影響で、スーパーに卵が並ばない日もある北海道。野鳥の高病勢鳥インフルエンザと向き合っていた私は、この状況を予言するような発言をしていました。ぜひ、ご覧ください!… twitter.com/i/web/status/1…