昨年、網に絡まり保護され、放鳥後にサハリンから大陸まで渡ったオオワシ。再び渡来し道東で過ごしていたが、またロシアへと帰っていった。人の国境を軽々と飛び越え行き来する様は、自らが作った境界線を挟んで銃口を向け合う人間達を「仲間同士で何やってるんだよ?」とたしなめているような気がする
釧路信用金庫の来年のカレンダーを見て驚いた! 4月の図柄が『猛禽類医学研究所にいるシマフクロウのちび』! 釧路市立昭和小学校の2年生の男子が描いたものらしい。とてもとても嬉しい!
交通事故による翼の骨折と脳障害から奇跡的な生還を果たしたシマフクロウは、現在フライングケージでリハビリ中です。7月24日に全国放送されるNHK BS「ワイルドライフ(約90分)」でも大きく取り上げられます。… twitter.com/i/web/status/1…
シマフクロウ(左)とオジロワシ(右)を片手で持ってみた。
左脚を骨折し、飢餓状態だったオオワシへの給餌。 差し出した魚を夢中で食べようとするが… 餌に仕込んだ薬入りのカプセルが出てしまわないかと獣医師はちょっとハラハラ💦 ◎傷付いた猛禽類の救命率向上を目指すCFはこちら readyfor.jp/projects/IRBJ #道北収容 #オオワシ #絶滅危惧種 #野生動物救護
お陰様で大きな目標だった支援者2000人を達成することができました!野生猛禽類の現状に目を向け、力を貸して戴きまして、本当にありがとうございました。署名活動と同じように、ご支援戴きました方の数は、この問題に官民問わずしっかり取り組むべきだとの強い意思表示です。大きな力になるでしょう!
シマフクロウ親善大使として活躍していた“ちび”。先天性の脳疾患があったにも関わらず、環境教育の場でスタッフの一員として頑張ってくれました。数年前、死亡したときは皆の心に大きな孔が開きましたが、リニューアルを機に引き続き頑張ってもらうことになりました。ぜひ“ちび”に会いに来てください!
このオジロワシは二度と自然界に戻ることができませんが、生きてくれているお陰で新しい技術が開発されました。後遺症により野生に戻れない猛禽類(終生飼育個体)を私達は環境省から活用個体として引き取り、生活の質に配慮しながら治療方法や事故対策の開発に努めています。 irbj.net/activity/utili…
野生猛禽類との共生を目指しています!と言うと、少し抽象的な考えのように思われるかもしれない。 命がけで野生動物たちを護ろうとしたことありますか?私はあります。 ロシア政府やオイルメジャーと戦った若き日の私の記録です。開発地のオオワシ調査をやり直させました。 youtu.be/vNhr0Q8QKLM
明日、5月21日(日)の夜に放送されるNHKダーウィンが来た!への出演について、母校の日本獣医生命科学大学(前 日本獣医畜産大学)が紹介してくださいました。ご連絡を戴いたときは驚きましたが、とても光栄なことでありがたく思っています。 nvlu.ac.jp/news/20230518-… NHKダーウィンが来た!… twitter.com/i/web/status/1…
オオハクチョウにおける鉛中毒の一例。水鳥は消化を助ける目的で筋胃の中に小石を蓄える習性があるが、適した大きさである水鳥猟用の鉛散弾を飲み込み鉛中毒になる。このオオハクチョウは麻酔下で胃洗浄を施し胃内容物を摘出したが、多量の小石に混じって十個以上の鉛散弾が確認された。 #鉛中毒
後遺症で野生に帰れないワシ達に対してもエンリッチメントの一環としてちょっとした努力が必要な「変化ある生活」を送ってもらっている。ひな壇状のとまり台もその一つ。高いところを好むワシたちは最上段にたどり着くためにスロープを歩くのではなく、翼を広げてジャンプ!心のケアも大事な取り組みだ
水場で事故死したシマフクロウには足環が着いていなかった。研究者や行政が把握していないペアがどこかで繁殖していることを示す証拠だ。人間が関与しているものであれば、1回目は“不慮の事故”であっても2回目以降は“人災”だ。できる限りの対策を講じてもらいたいと切に願わずにはいられない。
左足を負傷して飢餓状態だったオオワシ。食欲はさらに旺盛!待ち切れず餌を奪うようになったので、このあと入院室に移動させた。手渡し給餌は卒業! 命を救うためのサポート readyfor.jp/projects/IRBJ
鉛中毒の悲惨さを訴えるオオワシ。 苦しみ抜いて死んでいったワシの姿と声が脳裏から離れない。本州以南では今も合法的に鉛弾が使用されており、希少なイヌワシやクマタカでも鉛中毒が確認されている。一刻も早く全国の狩猟から鉛弾を撤廃し、無毒の銅弾等に移行するべきだ。 huffingtonpost.jp/entry/eagle_jp…
愛用中のシマフクロウ刺繍トート。 たくさんの方から「お洒落で良いですね!」と言われる。 実はこれ、シマフクロウ親善大使『ちび』の風切り羽からデザインを起こしたもの。バッグがきっかけになり多くの方が希少猛禽類の現状と保護の取り組みに目を向けてくださると嬉しい。irbj.net/shop/index.htm…
猛禽類の鉛中毒は北海道以南でも発生している。 山梨県で捕獲したこのクマタカの血中鉛濃度は鉛中毒レベルだった。猛禽類は行動圏が広く、傷病個体や死体が発見されるのは偶然の産物だ。気温が高い本州以南では昆虫などによる食害や腐敗により、被害鳥の死体が早期に消失してしまう可能性が高い。
君の視線の先に、人間との共生は見えるだろうか?
クラウドファンディング 『野生に帰れない希少猛禽類の命を繋ぎ、活躍の場を与え、より良い共生へ』 終了まで24時間を切りました。 事故の後遺症などで野生に帰れなくなった猛禽の健やかな生活と活躍の場を与えることが目的です。 最後まで、ご協力よろしくお願いいたします。readyfor.jp/projects/IRBJ
こちらの“横綱オジロ”も、前回のクラファンで得た資金や、アマゾン欲しいものリストからお贈りいただきました品々の力を借りて、野生に帰ることができました。 みなさま、本当にどうもありがとうございます! ○Amazon欲しいものリスト amazon.jp/hz/wishlist/ls… ○クラファン readyfor.jp/projects/IRBJ2 twitter.com/raptor_biomed/…
鉛中毒のオジロワシ。まだ予断を許さない状況ではあるものの、少しだけ余裕のある反応を見せる時が出てきた。鉛による悪影響と解毒剤による副作用を見極める、細やかな個体管理が求められている。 猛禽類の鉛中毒について irbj.net/activity/cause…
交通事故で上嘴(クチバシ)を根本から失ったオジロワシ。歯科医師や歯科技工士とのコラボで作製した義嘴への馴化を進めている。
事故で右の翼を骨折し、右目の視力も失ったオジロワシ。フライングケージの中で飛翔と探・採餌能力を確認した上で、サケが遡上する知床の河川近傍にて野生復帰させました。
なんと98万人もの方々がこのツイートを御覧くださったようだ。たくさんの応援メッセージやリツイートも戴いている。本当に心強く、とても嬉しい! #感謝申し上げます twitter.com/raptor_biomed/…
昨日開催されたオオワシやオジロワシの列車事故を防ぐための意見交換会がNHKのニュースとして取り上げられました。より良い共生を目指すために長年問題提起をしてきましたが、官民あげて動き出したことが実感できました。引き続きこの動きを活性化させていきたいと思います。 www3.nhk.or.jp/sapporo-news/2…