交通事故に遭ったものの、治療によって回復したシマフクロウ。今、大型フライングケージの中でリハビリに励んでいます。眼光も鋭く、本来の迫力を取り戻しつつあります。 #環境省シマフクロウ保護増殖事業 #釧路湿原野生生物保護センター twitter.com/raptor_biomed/…
網走で列車事故に遭い、翼を骨折していたオオワシの幼鳥。骨はほぼついて、少しずつリハビリに移行する予定。 今日は気持ち良く水浴びした様子だが、洗い髪が凍らないかちょっと心配になる。
感電によると思われる広範な組織壊死により、片翼と片脚を失ったシマフクロウ。次世代を生み出すファウンダーとしての役割を目指し、個体の状態と飼育環境の改善によるQOLの向上を図りたい。今何をすべきか、そして、これから何ができるかを両輪として考え続けることがとても大切だと思う。
昨年6月、根室市にある小型風車の下で発見したオジロワシ。発見位置と個体に認められた骨折の状態から、回転するブレードに衝突したと診断された。降雪期に事故に遭い、雪の下で長い間保存され、雪解けとともに再び露わになったものの、誰にも発見・通報されずにいたと思われる。これまで明らかになっ… twitter.com/i/web/status/1…
寒気とともにオオワシがやってきた!
早朝、今シーズン5例目となるワシの列車事故が花咲線で発生。轢かれたオジロワシは左翼の肘から先を失った。轢死したシカの肉を求めて線路に近づき、発生するワシの列車事故。シカの死体を速やかに線路から撤去する体制が整わない限り、負の連鎖は続くだろう。
数々の発信に対して、たくさんのコメント、応援のお言葉、そしてリツイート、本当にありがとうございます。私たちの生活を豊かに、そして便利にする行為が人知れず野生動物達を傷つけている現実を一人でも多くの皆様の常識にしなければこの問題は解決しません。ご協力どうぞよろしくお願いいたします。
治療とリハビリを経て、釧路で野生復帰を果たした若いオオワシ。何日もかけて北上し、ようやく日本最北端の宗谷岬に到達した。 そこで待ち受けていたのは大規模な風力発電所。今日は立ち並ぶ風車のすぐ横を飛行した。どうか衝突しないで欲しい!と祈らずにはいられない。
写真の整理中。 調査や診療で出会った猛禽の雛たちを並べてみました。 どれがどの種かわかるでしょうか? 順番にクマタカ、オオワシ、オオタカ、オジロワシです。
オオワシやオジロワシが数多く飛来するシーズンを迎え、一大越冬地の根室半島等にある小型風車が気になっている。6月に一度行った見回りでも風車直下でオジロワシの死体が発見され、状況からバードストライクで死亡したことが示唆された。小型風車においても影響調査を義務づける必要性を強く感じる。
釧路で野生復帰させた若いオオワシの飛翔軌跡。宗谷岬に立ち並ぶ、発電用風車の間をすり抜けた! どうか悲しい姿で戻ってこないでくれ! #風力発電 #バードストライク
2000~2020年度におけるオジロワシとオオワシの死亡・傷病原因。オジロワシでは多い順に車両衝突、列車事故、風車衝突。オオワシでは鉛中毒・汚染、列車事故、感電事故。傾向は違えども人間活動が深く関与している。救護と共に人間が関わる事故や中毒を予防し、減らさない保全にこそ軸足を置くべきだ!
交通事故で上嘴を失ったオジロワシ用の義嘴の開発。今日も歯科医師、歯科技工士と協議し、新たなバージョンをワシに試着してもらった。しばらく使用のうえ、使い勝手を教えてもらおう。 #妥協無き挑戦は続く #オジロワシ用義嘴の開発
アメリカにおけるハクトウワシの鉛中毒が深刻だ。鉛中毒が多発し、2000年から鉛弾の使用が禁止された北海道でも、法の不遵守により昨年度は少なくとも3羽のオオワシやオジロワシが鉛中毒死している。本州以南はもちろんのこと世界中の狩猟から鉛弾を撤廃するべきだと強く思う。thedodo.com/bald-eagle-amm…
重なり合う野生動物と人の生活圏。 狭間に落ちたベビーたち。。みんな、早く帰れますように!
私がご案内する猛禽類保全の最前線を巡るツアー。野生生物保護センターでのレクチャーや特別バッヤードツアー、そして根釧地域の様々なフィールドをご案内します。2月出発分のみ、まだ若干の空きがあるようです!プライスレスな旅になること間違いなし。ぜひご検討ください! ana.co.jp/ja/jp/domestic…
先日野生復帰させたオオワシの幼鳥。 順調に北上中!
事故の後遺症で自然界に帰ることができなくなったオオワシやオジロワシ。猛禽類医学研究所は環境省の合意を得て、彼らを終生飼育するための費用を独自に捻出し、輸血のドナー、事故防止対策の開発、環境教育などに広く活用しています。季節によっては、一日あたり1羽で1kg近くも餌を食べることがある大… twitter.com/i/web/status/1…
こうして消えていった命をいくつも背負っている。彼らの死を無駄にしたくないから、同じ事を繰り返したくないから、何年も本気で保全活動に取り組めている。獣医師であり、通訳であり、スポークスマンであり続けたい。
アマゾン欲しいものリストからお贈りいただいた救援物資が続々と届いています。そして今日もまた、新たに発注してくださった方がいらっしゃいます。毎日のように発生する猛禽類の事故。命の現場は息をつく間もありませんが、皆様のお志が私たちへの力強い応援歌になっています!心から感謝いたします。
ただいま患者を搬送中。 今日の走行予定距離は約600km。
猟場に放置された散弾の薬莢。どれぐらいの鉛散弾がこれまで環境中にばら撒かれたのか… カモ類等は消化を助けるために筋胃の中に小石を飲み込む習性があるが、このとき鉛散弾を誤食して鉛中毒になることが古くから知られている。鉛散弾は北海道を含め、全国的に地域を限定しか規制しかされていない。
先日は台湾、昨日はドイツ、今日はフランスからの取材対応。オンサイトとオンラインが入り交じり大変なこともあるが、前者は実物の紹介、後者は手軽に動画や写真を共有できるので、それぞれ利点を生かしながら進めている。多くが関心を寄せるのは供血や事故対策器具の開発など、終生飼育動物の活躍だ!
シマフクロウのちび、母親代わりの渡辺獣医とないしょばなし? ※シマフクロウのちびは生まれつき脳に障害があるため、野生に帰ることができませんが、人とシマフクロウを繋ぐ親善大使として環境教育の最前線で頑張っています。
道東でハクトウワシが確認され、以前治療して野生復帰させた頭の白いオジロワシのことを思い出した。元気でやってるかな。。