事故で上嘴を失ったオジロワシの義嘴の再調整。 重い後遺症により自然界には帰れないが、獣医師、歯科医、歯科技工士を結びつけ、新しい治療法の開発に力を貸してくれている。終生飼育動物のQOL向上を目指す上で有用な、新たな可能性へと導いてくれているオジロワシに感謝!
交通事故や風車衝突などで傷付き、一命を取り留めたものの後遺症で野生に帰れなくなったワシ達。そんな大型猛禽を35羽近く独自で養っています。彼らは輸血のドナーなどとして救護活動にも役立っています。彼らに少しでも良い余生を送ってもらうためのクラファンはあと3日です!readyfor.jp/projects/IRBJ
日能研の進学情報誌 N-cubeで、6ページに渡って大きく取り上げていただきました。
天気が良いので、ちびとお散歩。 ちびは生まれつき脳に障害を持っており、野生で暮らすことはできませんが、シマフクロウ親善大使として環境教育の最前線で大活躍しています! シマフクロウちびについて: irbj.net/activity/utili…
右の翼を骨折していたノスリを無事放鳥しました!
小泉環境大臣が全国の狩猟から鉛弾を撤廃することを検討すると表明した。様々な面で注目されている政治家だが、この件に関しては私は英断だと思っている。過去、何人もの環境相が踏み込まなかった、鉛中毒根絶に向けた重要な一歩。この動きにに賛同し妥協することなく法改正を実現させることが重要だ! twitter.com/raptor_biomed/…
鉛弾の摂食による鉛中毒。道内では2000年から鉛ライフル弾が使用禁止になり、今では粒径7mm以上の鉛弾が規制されている。禁止された鉛弾を使うのは犯罪だ。しかし罰するべきは鉛弾。ルールを遵守している多くのハンターや狩猟そのものではない。敵を見誤ると鉛中毒の根絶という目的には辿り着けない。
水路に落ちて衰弱していたオジロワシをドクターカーを出動させて救護!
交通事故に遭ったノスリ。左眼瞼の腫れはだいぶ引いたが、視力の回復は難しい状況だ。時々見せる脳症状も予断を許さない。先を見通すことはできないが、まだ野生復帰の夢は捨てていない。。動物も人も!
入院中の猛禽類達にお腹いっぱいお魚を! 猛禽類医学研究所のチャリティーカレンダーの収益は、入院動物たちへのお年玉として新鮮な魚代に利用されます。 ご協力、どうぞよろしくお願いいたします! irbj.net/shop/index.htm…
毎年恒例、チャリティーカレンダーの予約受付を明日10月10日の朝10時から始めます! カレンダーの売り上げは、入院中の猛禽や事故の後遺症で野生に帰れなくなった鳥達の餌代などに充てられます。特に正月はお年玉として新鮮な活魚をお腹一杯プレゼントしようと思っています。 irbj.net/shop/
頭部外傷による脳障害で神経症状がみられていたハイタカ。起立し、差し出した餌を食べるまでに回復した。
JR北海道釧路支所の幹部の方と、環境省釧路自然環境事務所を交え、頻発しているワシ類の列車事故について、その対策等の意見交換を行いました。詳しくはお伝えできませんが、全体としてとても有意義な時間になりました。 写真:シカ轢死体の覆隠や牽引を行うために開発を試みているシートの説明風景
三日前に列車事故に遭ったオオワシ。JR保守部門の方々と捜索し、奇跡的に発見収容!すぐ近くにシカの轢死体があり、5~6羽のワシが群がっていた。 足腰立たず脊椎損傷している可能性も高い。これから釧路に運びます!
ピンポン球サイズだったヒナが、オオジシギになった! 餌を探す姿も違和感ない。 ほんと、本能ってすごいなぁって思う。
昨晩の降雪でケージの中はすっかり銀世界になった。終生飼育のワシ達はそれぞれの定位置で落ち着いている。シーズンはじめの雪で、除雪に追われたり、転んだりしながら大騒ぎしているのは人間だけのようだ。 野生に帰れない猛禽の継続飼育をサポート readyfor.jp/projects/IRBJ2
新入社員4名を迎え、大所帯となった猛禽類医学研究所。野生生物とのより良い共生社会を目指し、新年度もこれまで以上に頑張ります!
ちょっと目立たないかも知れませんが、今回も“ちび”が陰ながら応援してくれてるんですよ! readyfor.jp/projects/IRBJ2 twitter.com/raptor_biomed/…
建物(のガラス?)に衝突したクマタカを酸素吸入させながら搬送中!
猛禽類の鉛中毒を防ぐ有効策は鉛弾から銅弾への切り替えだ。道内では19年前から大型獣猟での鉛弾が使用禁止になっているが銅弾を使ったシカ猟が立派に成り立っている。本州以南のハンターがよく発する「もっと銅弾が安くなれば」という言葉。自然を利用する者として価格の負担を受け入れてもらいたい。
小泉環境大臣の呼びかけにより、環境省本省、釧路自然環境事務所、事故に関係する事業者を結んだweb会議が連日開催され、私は保全の現場から意見を言わせて頂いている。希少猛禽類の大量死に繋がる、列車事故、風車衝突、鉛中毒に関して深い議論ができており、状況の改善に向けた動きを実感している。
列車事故に遭ったのは、オオワシの幼鳥でした。左の翼が完全に折れていますが、グッタリではないのがせめてもの救いです。応急処置をして、酸素吸入しながらゆっくり運びます!
リハビリ中の若いオジロワシ。 ケージ内での旋回飛翔も完璧! 明日、野生に帰る予定です。
職場の駐車場。視線を感じて顔を上げると。。目が合った!
昨日断翼したオジロワシに新鮮な魚を与えてみた。飛びついて、あっという間に完食。やっぱり長い間食べられてなかった様子。食欲は生きる力の源だ! 絶滅危惧種の命を救うクラウドファンディング readyfor.jp/projects/IRBJ