交通事故のエゾフクロウ。少し反応がマシになったようだが、まだ気を許せる状態ではない。 路面を渡るネズミを狙ってガードポールなどにとまっていることも多いこの時期。夜間走行時にはシカだけではなく、フクロウ類の存在にも気を配っていただきたい。
輸血を施したオジロワシの幼鳥。 少し顔つきが良くなった。
こちらのトビの雛も巣立ちが早すぎたようだ。今年はなんだかおかしいなぁ。。
建物に衝突し、全身打撲を負っていたクマタカの幼鳥。状態が良くなってきたので屋外の入院室に移動させた。とにかく人慣れさせないように注意しながら加療し、できるだけ早く野生に返したいと思っている。
猛禽類医学研究所のスタッフと入院動物たちは全員無事です! ご心配いただき、ありがとうございました。
道南の伊達市でオジロワシの鉛中毒が発生。この冬、浦河町のオオワシに次いで2例目となる。血中の鉛濃度は急性鉛中毒レベルと極めて高いが、幸い脳症状である奇声などは発していない。投与した解毒剤が効いて何とか持ち直してほしい。
頭部外傷により脳症状を示して入院していたオオタカが野生に帰りました。 #オオタカ
エゾシカ猟が始まっているが、まだオオワシやオジロワシの鉛中毒は発生していない。狩猟の際に鉛弾が使われ、獲物の肉や内臓が放置されたり、半矢になった獲物が別の場所で死ぬと、採食した猛禽類が肉中の鉛弾を飲み込み鉛中毒になる。今年こそ鉛中毒発生0年になって欲しい! 胃内の鉛ライフル弾破片
いつもご協力ありがとうございます。手の掛かる入院動物がこのところ増加傾向にあり、恐れ入りますがAmazon欲しいものリストに日用品(消耗品)を追加させていただきました💦 amazon.jp/hz/wishlist/ls…
釧路湿原で行っている標識調査。今朝の主役はこの方。迫力満点、咬まれたり、引っ掻かれたりではなく、力一杯つつかれて手の甲からたくさん点状出血。。💧 ちゃんと自分の武器を心得ているところが凄いなぁと改めて感心しました。 #オオアカゲラ
もはや誰が、どこで、何の目的で撃ったかの問題ではなく、このようなことをする人間に銃を持つ許可が降りていること自体がナンセンスだと思います。
本日のダーウィンが来た!出演を記念して、事故でクチバシを失ったベックちゃんの治療軌跡をどうぞ! #ダーウィンが来た #猛禽類医学研究所 #ベック #環境省オジロワシオオワシ保護増殖事業 #釧路湿原野生生物保護センター
ヒグマを一発で射止めた銅製のライフル弾頭(左から2番目と4番目)。メーカによると、そもそも鉛弾では倒すことが難しい獲物を得るために開発されたとのこと。鉛中毒を防ぐために推奨される銅弾。鉛弾よりも殺傷能力が劣るからと、銅弾を敬遠するハンターには正確な情報をもとに判断してもらいたい。
懸命の治療も空しく、治療室のICUで息を引き取ったオオワシ。このワシが教えてくれた人間との軋轢を真摯に受け止め、より良い共生社会を目指し、今は前を向くしかない。 ※ 写真はモザイク加工してあります
オオタカ、収容地の近くで野生に帰りました!
今日もまた、オジロワシの列車事故が発生。死体と化したその身体は損壊が極めて激しいとのこと。列車に轢かれ、線路脇に寄せられたシカの死体を食べにワシが降り、後続列車に跳ねられる事故は近年増加の一途を辿り、JRが行っていると主張する“誠意を持った対処”は残念ながら結果として現れていない。
先日(5月28日)に放送された、 ダーウィンが来た! 「巨鳥を守れ!オジロワシレスキュー」 を見逃してしまった方、もう一度ご覧になりたい方、期間限定ですが以下からご視聴いただけます! ○NHKプラス(無料): 放送開始~6月4日(日)19:30まで plus.nhk.jptwitter.com/i/web/status/1…
本州で収容されたコハクチョウの死体。胃内から大量の鉛散弾が発見され、検査で鉛中毒と判明した。ハクチョウやカモなどの水鳥は消化を助けるため筋胃の中に小石を蓄える習性があり、石と間違えて環境中にばら撒かれている鉛散弾を飲み込み鉛中毒になる。これを食べた猛禽も鉛中毒に陥る可能性がある。
発電用風車との衝突によるオジロワシの死亡が近年相次いでいるが、事業者から報告される数はごく一部に過ぎないと感じている。風車の近くを通る機会があったら、オジロワシなどの死体や負傷個体がいないかをチェックして戴き、もしも確認された場合には最寄りの環境省事務所まで一報をいただきたい。
あらためまして、よろしくお願いいたします! 猛禽類医学研究所の現メンバーです。そういえばこんな集合写真、今まで撮ったことなかったな💧
釧路市街で保護されたトビの巣立ち雛を治療・リハビリ後に放鳥しました。これだけ飛べれば大丈夫だね。
T.レックスの末裔の方ですよね?
【ダーウィンが来る!】 今度の日曜日、5月28日にあらためて放送されることになりました! プロペラ型の発電用風車との衝突事例や、交通事故で上嘴(くちばし)を失ったオジロワシ用に歯科医等と共に人工の嘴を作るプロジェクトなどが取り上げられます。… twitter.com/i/web/status/1…
絶滅の危機に瀕した猛禽類とのより良い共生を目指して長いこと活動してますが、知れば知るほど人間の影響がいかに深く彼らの生活に入り込み、傷付けているかが身に染みます。そんなとき、よく遠くを見つめていた「ちび」を思い出すんです。その眼差しの先に明るい未来があるような気がして…頑張ろう!
明日予定されているオオワシの放鳥に合わせて、小菅正夫参与をはじめとする札幌市円山動物園の皆さんがいらっしゃった。今日は足環や送信機の装着をご覧戴いたが、明日の野生復帰にも参加いただく予定だ。オオワシの生息域内、域外保全の架け橋となるよう私達と同園がより緊密に連携すべきだと実感した