泥まみれになって保護され、リハビリを重ねていたオジロワシ。無事自然界に帰りました。
鉛中毒で収容されたオジロワシ、少し目つきが良くなりました。酸素室で点滴による解毒剤の投与が続いています。
野の者は野へ! 月並みかも知れないけれど、治療によって回復した猛禽を放すときは嬉しい。けれど、嬉しさよりも先に、野生に帰せてホッとする、という感情を先に抱くのも事実。人によって傷つけられた野生動物を居るべき場所に戻すのは、“愛護”ではなく“責任”だ!
断翼手術を行ったノスリ。ICUの中で立ち上がっていたがまだボーッとしている。自力ではまだ食べられず、強制給餌に頼っている状態。ただ、足元のペットシーツをボロボロにしていたことから、ほんの少し気力が戻ってきたのかも知れない。何とか持ち堪えてほしい。 サポート readyfor.jp/projects/IRBJ2 twitter.com/raptor_biomed/…
長いこと一緒にいるからわかることもある。1年前に紹介したオッドアイのオオワシ。左右の虹彩色が違うのが個性だった。現在、光の加減で見え方に差があるものの、瞳の色が左右ほぼ同じになった。若いオオワシでは茶色、成鳥では猫目石のような色であることから左目の色変わりが追いついたのだろう。
先日、自然界に復帰したクマタカ。 オオワシを見慣れているせいか、普段あまり感じていなかったが、こうやって見るとクマタカもなかなか大きいな。
繁殖期の真っ直中であるにも関わらず、希少猛禽類の営巣地に撮影目的で近寄る著名カメラマンがいることを伝え聞いた。このように撮影された可能性のある写真を世の中は本当に欲しているのか? 是非とも慎んでいただきたい!
昨年2月、交通事故で翼と脚を骨折したオジロワシ。術後、ハンモック上で長期の入院生活を送った。片翼を失ったものの一命を取り留め、今では両足で起立している。野生に帰れないが、事故防止器具の開発や環境教育の現場での第2の人生を目指す。雄叫びをあげる様は生きる力を見せつけているようだ!
冷凍室の中で眠る、オオワシ、オジロワシ、シマフクロウ、クマタカなどの希少猛禽類。死因のほとんどが、交通事車(車・列車)、感電、鉛中毒、バードストライクなど人間生活がもたらしたものだ。原因を紐解き、事故を繰り返させない工夫を講じることが彼らの死を無駄にしないために最も必要である。
NHKダーウィンが来た!の番組公式twitterに、私がサハリンで行ったオオワシ調査の動画がアップされました! 「巨鳥を守れ!オジロワシレスキュー」 放送日: 2023年5月21日 nhk.jp/p/darwin/ts/8M… twitter.com/nhk_darwin/sta…
先週、旭川で交通事故に遭い、ドクターカーで搬送したオジロワシ。何とか持ち直し、ICUから一般ケージに移ることができた。
線路脇で収容したオオワシの幼鳥。受傷してから時間が経っており、折れた骨は不正癒合していた。 再び列車に轢かれる危険と隣り合わせで、線路際に放置されるシカの轢死体を食べながらなんとか生きながらえてきたと思われる。 翼を失わないように処置はしたが、もう二度と大空を舞うことはできない。
列車事故で脊椎損傷のオジロワシ。まだ足腰は立たないが食欲は旺盛だ!
道東にも乱立されつつあるソーラーパネル。太陽光発電所の新設規制に向けたルール作りが釧路市で動き始めている。釧路市議会でこの問題を取り上げてくださった大越さんと、規制に前向きな方針を示してくださった釧路市長に感謝している。… twitter.com/i/web/status/1…
初めて渡ってきた北海道で網に絡まったオオワシを野生復帰させた。無事に生まれ故郷のロシアに帰れることを願ってやまない。
高濃度の鉛に汚染された状態で今年1月に収容されたオジロワシ。長期間の治療とリハビリを終え、今日無事に野生復帰を果たした。放鳥地はサケなどが遡上する河川。安全なものを食べて元気に暮らせよ。
オオワシの野生復帰。 第3弾は超マイペースなワシでした!
先日、シマフクロウの交通事故が発生した場所の現場検証。道路事業者に追加してもらいたい具体的な事故対策(方法、範囲、施工時期など)を示す上で欠かせない。このような作業を繰り返して四半世紀、少しずつではあるが、様々な立場の多くの方が耳を貸してくれるようになったのを実感している。… twitter.com/i/web/status/1…
野生猛禽類の救急救命。鉛中毒で収容されたオジロワシの胃から飲み込まれていた鉛散弾を摘出し、同時にシカの体毛も確認しました。シカの止めさしにカモ猟等の鉛散弾が使われたと思われます。7mm以下の鉛弾も狩猟で規制すべきであることが明らかになりました。経緯を明らかにし予防に繋げる最前線です
道北で発電用の風車に衝突し、右翼切断の重傷を負ったオジロワシ。受け取りの現場で止血などの応急処置を行った後、ドクターカーで搬送しました。高病原性鳥インフルエンザが流行っているため、車外で治療やA型インフルエンザの簡易検査(陰性)を行い、ヘパフィルター付きの特殊な輸送ボックスに入れ… twitter.com/i/web/status/1…
狩猟残滓に含まれる鉛弾を誤食して鉛中毒死したオオワシを発見して23年目。環境省はようやく全国の狩猟からの鉛弾撤廃を目指すと表明した。経産省が無毒弾の流通促進に積極的になり、厚労省がジビエに関する食の安全確保に乗り出してくれれば、国を挙げて鉛弾問題に取り組む姿勢がより明確になるだろう
いよいよ今晩です! どうぞお見逃しなく! ダーウィンが来た! 「巨鳥を守れ!オジロワシレスキュー」 2023年5月21日 19時30分~ nhk.jp/p/darwin/ts/8M…
治療とリハビリの末、自然界に帰ったオオワシたち。3羽とも無事に宗谷海峡を渡って北上を続けている。 来冬、また帰ってくるんだぞ!
窓ガラスにぶつかり、クチバシの表層が割れていたクマタカ。ようやく完治し野生復帰の目処が立った。飛翔能力に問題がないことも確認済みだ。