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お馬さんあるある。ついつい部下の悪口を言っちゃう貴方。馬がお勧めです。別に乗らなくても良い。馬を引いて歩くだけでも十分です。教わった通りに指示してるのに期待したようには動いてくれません。馬が馬鹿なのか?無能なのか?いいえ、貴方の指示が独りよがりなんです。だいたいそんなもんです。
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お馬さんあるある。ナカヤマフェスタ。暴れ過ぎてバランス崩して尻餅ついてそのまま横に倒れたコトがある。「いい加減、頭にきちゃって」と腕利き助手。「乗ったまま鞭で尻叩いて起こしたんですよ!」ってそんな離れ業できる人いないから。因みに、その後ちょっと反省して大人しくなったらしい(笑)
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馬の仕事してる人あるある。忙しい。疲労困憊。あー休み欲しい。年に2度だけ取れる3連休。馬を忘れて遊び倒す。連休明けて出勤。朝厩舎の扉を開ける。フワッと漂ってくる馬の体温、ワラの香り。「ブルル」鼻を鳴らして挨拶してくる馬達。「ただいま」心の底からココが自分の居場所だと再確認感する日。
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お馬さんの仕事あるある。獣医さん。多分一番尊い。休日あっても普通に呼び出されるし、夜の急患当たり前だし、治療は大抵危ないし、原因がハッキリしない跛行も多いし、治せないとヤブ扱いされるし。責任感と使命感。そして馬への愛が無いとできないけど、何よりその馬から嫌われ易いっていう。あ涙が
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お馬さんあるある。春は発情。真っ盛りの牝馬の調教も大変。騎乗して、最初の一歩を動いてくれない。全ての指示を勘違い。お腹を蹴っても締めても全身でエクスタシー。いやそんなつもりじゃ無いんだけど。仕方ないのでステッキでパチン。いやぁぁぁぁもっとぉぉぉぉ。いやだからそんなつもりじゃ無いん
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お馬さんあるある。騎手のお仕事。密集での全力疾走。前後の距離感や進路変更。突然の故障。馬乗りだった私には全てのレース映像が恐ろしい。ジョキーが持つ研ぎ澄まされた技術。底知れない胆力。互いを思いやるフェアプレイ精神。それでも事故は起こってしまう。覚悟を持って挑む全ての騎手に敬意を。
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お馬さんあるある。パドック。皆んなの批評が聞こえてくる。悪意のある言葉を使う人は嫌。適切な診断してる人はオヌシナカナカと思う。けど一番「ですよねー!」って思うのは「可愛いー!」とか「綺麗ー!」とか「愛に溢れた言葉」なの。いつでもパドックが愛に包まれた優しい空間でありますように。
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もちろん、ホントに甘えてるお馬さんもいますよ、念のため😊
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競走馬あるある。調教前に手入れ。ワラが尻尾についてるのはダメ。ボロ(ウンチ)が身体に付いてるのはあり得ない。基本ブラシで落ちるけど、問題は芦毛。ボロを落としても白い体にシミが残る。調教前なのに洗わないと落ちない。朝、ボロの上で無邪気に寝てる愛馬に溜息。ソダシは大変だろうなという話
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競走馬乗りあるある。スタッフ内で落馬のペナルティ。ビール1ケース。最初は盛り上がる。落ちてもちょっと楽しかったり。しかしヤツがやって来た。超ド級のステゴ産駒。落ちた人に誰もビールの事を言えない。だって気の毒過ぎるから。しかも誰も乗り変わりたくない。うやむやになり、そして終わる。
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お馬さんあるある。長年、馬と一緒にいると養われるのは寛容性。それぞれ違うし自分のやり方を押し付けるとロクな事にならない。どれだけ相手を尊重して共に進めるか。この野郎と思っても進む方向が大体一緒なら良いじゃない。「怒る」と互いに損しか無いよ。ステゴ産駒を扱うと人生学べるという話。
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お馬さんあるある。いわゆる「点滴」。ヒトだと500ml入れるのに2、3時間。速くしちゃうと心臓がビックリして動悸が激しくなる。心臓というエンジンが恐ろしく優秀なお馬さんは違う。5分かからずに終わる。2ℓ位入れる場合もある。そもそも「点」「滴」と呼ばない。ポタポタ入れない。単純に「補液」
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(私的にはかなり)バズっているようなので、宣伝?をさせていただきます。
馬のことを中心にブログを書いております。読んでリアクションを頂けると嬉しくて三拝します。
kashikoyama.blog.jp/archives/10735…
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お馬さんあるある。育成牧場にはリードホースという引退馬がいる。調教で若馬に手本を示す教育係。相当な体力と操縦性の高さ、従順な性格が求められる。そしてもう一つ大事な仕事。それは新人牧夫の騎乗練習相手。未熟な操作に怒り、適度に暴走する事が求められる。最初の関門として新人に立ち塞がる。
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お馬さんあるある。新陳代謝が激しめ。つまり結構なフケ症。競走馬だと1日2回の手入れ。調教後は全身洗うし、午後はブラッシングと治療で2、30分。ブラシも3、4種類を使い分ける。ブラシの手入れもする。1日サボれば馬体は粉吹いちゃう。手抜きはすぐバレる。パドックでピカピカなのは理由があるのよ。
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海外競馬あるある。カメラワーク凄い。マッチレースのゴール前。競り合う二頭の表情をズーム。必死の形相。悔しそうな瞳。追い縋る。どうしても届かない頭差。レース後はスローでそのシーン。延々と場内ビジョンで繰り返される。何度繰り返されても結果は変わらない。ナカヤマフェスタ。泣けた凱旋門賞
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お馬さんあるある。馬の仕事してる人って寡黙で大人しくて良い人ってイメージ?ありがとうございます。だが全然違う。お喋り多い。馬相手に話す癖がついてるから。沈黙苦手で一人で喋り始める。騒々しい人多め。馬とのコミュニケーションのせい。動きがいちいち派手。良い人?うーんそれは
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プチバズっているようなので紹介させてください。
やっぱりヤンチャだったお馬さんのお話です。
御一読いただけると毛が抜けます。僕の。
kashikoyama.blog.jp/archives/94744…
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お馬さんあるある。思っている以上に「蹄」って柔らかい。硬いイメージは蹄鉄のせい。実際は硬いものを踏むと血豆ができちゃうくらい。コレがまた痛い。骨折?を疑うくらい痛がる。コレが「挫石(ザセキ)」。馬場で石を見かけたらサッと拾う習慣が身についたら、あなたも立派なホースマン。
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お馬さんあるある。「理不尽」が許せない人。正しいのかもしれない。でも結局ストレスも溜まる。そこで馬がお勧め。だって自分で飼い葉桶ひっくり返して怒るし、水桶にウンチして飲めねぇって怒るし、壁を蹴っ飛ばして音にビックリして怒るし、行動がほぼ理不尽。でも全然許せる。寛容性が爆上がりなの
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もうCMずっとこれで良いよ。
「そろそろ走りまーす」って呼ばれて、なんとなく勿体ぶって、一番最後に休憩室へ入って行った、あの頃を思い出す。 twitter.com/jrafun_officia…
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お馬さんあるある。正論を振りかざして鉄槌を下す人。お馬さんの馴致がお勧め。必ずお馬さんは間違える。その時の叱り方。絶対に負の感情を乗せてはいけない。正解を示して導く。一緒に努力する。一緒にゴールする。感情的に相手を攻撃したら、卑下したら、罵詈雑言を浴びせたら、やっぱりそれは悪なの
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お馬さんあるある。「前掻き」前肢で地面を掻く動作。飼葉の時間は「腹減った!早くしろ!」の意味。全く逆の「お腹痛い!ご飯食べたくない!」の意味も。さらに「どこで寝っ転がろっかなー。」の場合も。特に「お腹痛い」の前掻きで寝転がった場合は緊急性があるので要注意。愛があれば見分けられる。
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お馬さんあるある。ネイルケア命なの。専属のネイリストが3週毎に鉄製のジェルネイルを付け替えるわ。ちょっと具合悪くなったら速攻でネイリスト呼び出しよ。完璧な角度を求められるの。でね、付き人が綺麗に洗って1日2回はタップリと油を塗って保湿してくれるの。「蹄無くして馬なし」って知ってる?
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お馬さんあるある。獣医。どんな時も慌てない。うるさい馬にもビビらない。あまり寝てない。結構気さくな人が多い。英語の文献を普通に読めちゃうスキルが似合わない。補液中、身の上話をするので人間関係詳しい。緊急時に現れると後光がさしてるように見える。ホントに残念ながら馬に嫌われやすい。