藤原帰一(@kiichifujiwara)さんの人気ツイート(いいね順)

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第四段階 抑鬱 トランプが大統領じゃもうだめだ! (トランプが大統領になるアメリカ、その4)
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3月27日放送のNHK日曜討論、音声を文章に起こしてくださったものです。よい議論になりました。 twitter.com/nhk_touron/sta…
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侵略責任を認めることは自虐ではありません。それどころか、米国の抑止力に支えられたとはいえ軍事力行使に慎重な態度を貫き、腐敗と非効率に満ちたとはいえ議会制民主主義を保った第二次世界大戦後の日本に少しでも誇りを持つならば、戦争の美化こそが日本をおとしめる行動であるとわかるでしょう。
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10)政権が崩壊するまでプーチンは戦争を続けるでしょう。国外ばかりでなく国内でも暴力が解放される。だが、プーチン政権とロシア国民は同じものではない。ロシア国民が受け入れることのできる戦後秩序を準備しなければ、この戦争を終結させても新たな戦争の始まりにしかなりません。
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トランプ候補大統領選挙当選から一日余り、まだヘコんでいます。選挙予測がまるで外れたショックもありますが、それ以上にマイノリティが人口の37%に及ぶアメリカで、マイノリティへの差別的言辞を口にする指導者が生まれたショックが大きい。これからどうなるのかという不安です。
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ロシア政府による短期間の戦闘による勝利を期待した武力行使は、個別自衛権の発動として正当化する余地のない武力による現状変更であり、侵略です。さらに、非戦闘員への大規模な殺戮、文民施設の破壊、さらに戦時性暴力は、ジュネーブ四条約を始めとした国際人道法に違反しています。
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核兵器と国際政治について、驚くべき発言が繰り返されています。もとよりアメリカの核抑止力に頼ってきた日本が核の共有によって新たにどのような選択をするのか、意味がわかりません。原潜ではなく、核ミサイルを地上配備する意味でしたが、容易に索敵されるので安全を弱めます。
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数々の戦争のなかでウクライナ侵略だけを取り出すことは不当でしょう。ですが、ほかにもあるからという理由によって目を背けることはありえない。ウクライナが侵略に対して武力で対抗し、それを国際的に支援することは必要です。だが、プーチン政権が侵略を断念する展望は見えません。
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11)これまでの世界戦争の終結は国際秩序を再編成する機会でもありました。戦争が終わってやっと国際秩序を構築した。逆にいえば世界戦争なしには変わらなかったわけです。この過去の国際政治の教訓は無残ですが、制度構築を準備しないリスクは極めて大きい。新たな戦争の機会をつくるからです。
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え・・・すばらしい方でした。情報が入り乱れ、多数が頼る情報に誰もが流されるときにあっても、現場で何が起こっているのかを見極めることを怠らない。言葉に気を配り、大切なことだけを選んで口にされました。ご冥福をお祈りいたします。 twitter.com/asahicom/statu…
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どんな暴言をしても生き延びてきたトランプ候補でしたが、女性を性的対象に貶め、さらに性暴力の肯定としか捉えられない今回の発言は、これまでにない反発を引き起こしました。共和党現職議員は相次いでトランプ支持を撤回し、トランプの終わりを決定的なものにしました。
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国際政治について書くときは、分析ではなく、何をなすべきか、特に日本政府への提言を求められます。これまでにも状況のなかで可能な選択肢を書いてきましたが、どれほど選択が限られているかを知るためには状況を知る必要がある。突き放して言えば、プーチン政権が崩壊するまで戦争が続くと考えます。
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菅総理の失政が続きました。COVID-19に感染しながら入院できず、自宅療養を強いられる多くの方が生まれた。アフガニスタンに送った自衛隊機は待避できない人々を残して撤収しました。記者会見では回答をはぐらかし、政敵を脅し、国会審議を避け続ける。国民に責任を負った指導者の行動ではありません。
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左翼か右翼か、親日か反日かなどという尺度で、報道を評価する人がいます。でも、ほんとはそれは問題じゃない。状況をきちんと捉えているのか、過剰評価や過小評価に走っていないか、要は報道によって事実をとらえているのかが問題。イデオロギーや思い込みよりも、信頼できるかどうかが問題です。
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8)停戦の呼びかけが、戦争でさらに殺されるよりは停戦を受け入れろというようなゼレンスキー政権の実質的降伏を意味する内容であれば、正義がないばかりでなく、実効性もない。停戦合意を支える安全の保証がないからです。しかもウクライナ側は、いま戦争で優位にあります。
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4)これからは即時停戦・ロシア軍撤兵と戦争のエスカレーションの回避を同時に達成しなければならないのですが、それが極度に難しい。プーチン政権が自壊に向かっていると書いたのは希望の表明ではなく、状況分析です。政権が崩壊するまで、停戦交渉と大量殺戮が続くという残酷なシナリオです。
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1)昨年12月は、数あるシナリオのなかで、ロシア軍がウクライナ東部の自称人民共和国地域に進軍する可能性が高いと考えていました。全面攻撃に訴えた場合は緒戦に勝つことが難しく、侵略によって進駐した地域における住民の結束を高め、ただでさえ難しい占領支配をまったく不可能にするからです。
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私が安倍政権に抱く危惧は日本の植民地支配、日中戦争、そして第二次世界大戦に対するこの政権の考えです。その危惧が、私が新安保法制に抱く懸念とも結びついています。河野談話や村山談話を引き継ぐだけでなく、明確に日本政府の侵略責任を認め、そこから未来を語ってほしい。
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同意します。いったん決めた総裁選を先送りし、政策審議ではなく解散のために臨時国会を開き、すぐ解散して総選挙、議席を減らしても選挙で既成事実を作って留任する。このような有権者を外に置いた、菅氏ひとりの権力だけのための権力闘争を受け入れることはできません。 twitter.com/TanakaDiplomat…
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力の行使が必要な状況は存在しますが、その状況が生まれてしまったこと自体、少なくとも国際関係を専門とするものにとっては、それだけでもう敗北なのです。そして、力の効果を過信すればそれが新たな災厄を招いてしまう。再びブレヒトを引用すれば、そう、ぼくたちの生きている時代は暗い。
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横浜が、また負けた。横浜が弱いから、国際政治を勉強したり映画を観たりしてこれまで生きることができました。今年は強そうに見せかけたけど、やはり横浜。ありがとう。仕事に戻ろう。
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スコセッシの「沈黙」では日本と日本人が徹底して他者として突き放されているので、そこが篠田正浩版と違う。遠藤周作には、信仰を持つことで「日本」から離れた、自分が日本に生まれながら外国人であるかのような感覚がありました。日本人を突き放した視点はこの映画も原作も共有しています。
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イスラム国に向かい合うとき、力の行使は避けられないと私は発言しました。いまでもそう考えます。同時に、それを口にすることで、自分の生きる意味がひとつ失われた索漠とした思いに襲われます。
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中根千枝さん死去 94歳 社会人類学者「タテ社会の人間関係」 | 毎日新聞 mainichi.jp/articles/20211…
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まだわからないことは多い。ドンバス地域の「人民共和国」承認と軍事支援にとどめる可能性も残るけれど、基本はドニエプル川東岸一帯の制圧まで進むでしょうし、キエフとオデッサも押さえたならウクライナ全土の統合まで一歩。ただ、支配される住民に対して正統性のない権力なので脆弱な政府でしょう。