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『仮面ライダー大戦』は予告編だと本郷猛を前面に押し出す印象が強いが、本編は『555』の後日談として腑に落ちる作りとなっている。なので個人的には藤岡弘、の変身ポーズより、半田健人のドライバー装着に胸が熱くなるのだ。
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『深夜食堂』が映画になったことで、劇場版『孤独のグルメ』の可能性を探る人は少なくない。でもそれを飛び越えて『吉田類の酒場放浪記 THE MOVIE』を夢見る人もいるはずだ。吉田類がいつもより多く酒場を巡り、恋をして、そして宇宙を支配する最強の敵を倒す。3Dで。
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ラスト前で『トッキュウジャー』が大変なことになってるよ!と甥っ子が言うので、
「レインボーラインの赤字運営が発覚し、トカッチがレッシャーせんべいを開発して売るんだろ?」
と返すと、
「どこの浦沢義雄だよ!」
って突っ込むオマエは本当に9才か?
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ジョージ・A・ロメロ監督に電話インタビューで、
「ゾンビの著作権があなたにあれば……」
みたいな話になったとき、返しが傑作でしたね。いわく、
「そうなら今ごろキミと、南フランスの別荘でワインでも飲みながら対談しているよ。そのかわり、今のゾンビ文化の興隆は保証できないがね(笑)」
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『寄生獣 完結編』のインタビュー取材で山崎貴監督に会う。この件に守秘義務はないそうなので明らかにしますが、次期『ゴジラ』監督というウワサ、当人の口から完全否定されました。正式な監督は東宝からのアナウンスを待ちましょう(いつかは未定ですが)。
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『マッドマックス 怒りのデス・ロード』、米SXSWで上映された約10分間の映像を昨日観たが、興奮した我々は感想を問われ
「南斗人間砲弾をここまで実写にして、ついに『マッドマックス』は『北斗の拳』に影響を受けるという逆転現象が!!」
と……もう少しマシなコメントすりゃよかった。
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タレント吹き替えが賛否を呼んでいる『マッドマックス/怒りのデス・ロード』も、プロ声優が吹き替えを担当したテンプレ版が存在すると睨んでいます。タレント吹き替え版とプロ声優版の両方を、受け手側で選択できるのがいちばん理想的なんですけどね。
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『進撃の巨人ATTACK ON TITAN』前篇の試写を観る。トラウマ必至の巨人描写。『ジュラシック・ワールド』だって恐竜が人間を襲うとき、血や人体両断は見せないが、これはもう、ガブッ、ブチッ、ブシュッと。今や邦画が避けがちな「怪獣が人を食う」という表現に臆さず踏み込んでいる。
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本日発売の秋田書店「チャンピオンRED」12月号、私ドリー・尾崎の映画記事は11/21公開『劇場霊』島崎遥香さんインタビューです。ぱるるが挑んだ中田ホラー最新作のバックステージに迫ります。チケプレあり! gekijourei.jp
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『仮面ライダー1号』観賞。飛躍しすぎるトシキ脚本を「それも芸だし、ある意味で総決算」と笑って済ませられるほどの、本郷猛の存在感。熱い「藤岡弘、」イズムが全てのアラや矛盾を感動に変える。丹波哲郎がかつて居た位置に現在いるのは、この人をおいて他にいないのだと、半涙目で試写室を出た。
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ブライアン・シンガー監督に「なぜ続編をやらない貴方が『X−MEN』には拘り続けるのか?」と訊いたところ、
「僕は昔、仲間外れではじき出される子だった。『ユージュアル・サスペクツ』のカイザー・ソゼみたいな天才犯罪者は想像の産物だが、『X-MEN』のメンバーたちは他人とは思えない」
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東宝から「いいですか、野村萬斎さんの出演は公開日まで極秘ですからね」と守秘義務の誓約書にサインさせられたんだけれど、どこに出ているのかさっぱり分からなかったので、情報開示もへったくれもなかったのだが。 oricon.co.jp/news/2075921/f…
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『シン・ゴジラ』石原さとみの怪しい英語がとやかく言われるけれど、あれはハロルド・コンウェイとか、東宝特撮映画の外国人役者に慣らされた身にとっては公用語みたいなもんです。
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10月29日に予定の「アイアン・ジャイアント シグネチャー・エディション」劇場公開を中止するお知らせがワーナー・ブラザース映画より届く。いったん公開を見合わせるとのことで、日延べの可能性も。併せて劇場限定版Blu-rayスペシャル・セットの販売も中止とのことです。
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『パワーレンジャー』のパブリシティが絡んだレビューでは「あのスーパー戦隊だと思って観ると、その凄さに驚く」的な文言をよく目にしますが、これもまた“子どもを褒めるのに親をバカにする”レビューの典型ですよ。 twitter.com/dolly_ozaki/st…
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当方が仕事で専門にしている分野のネタ出しやコメント、出演を無料で依頼してくるメディアが後を絶ちません。そういうのは自分を含め、他の同業者諸氏の価値を不当に下げるものゆえ、いっさいお断りをしています。無料のものには同程度の価値しかないことを、何卒ご理解のほどを。
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「僕がNYの大学に通っていた頃、寮の前で『スパイダーマン』の撮影があってね。そこで演出するサム・ライミの姿を見て“自分もああなりたい”と思ったんだ。ホラー映画出身の僕に、ライミは道を示してくれたんだよ」
ジョン・ワッツ監督の電話インタビューで、これがいちばんグッときた話。
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映画は技術の集積ゆえ、支持者が多い作品ほど資本が集まり、映像表現の高度な習熟が得られる。ハイローやワイスピを通俗的だからといって卑下していると、映画の今を見逃すことにもなりなねない。『スター・ウォーズ』だって世に出る前は否定的な見解ばかりだったが、視覚効果のレベルを著しく上げた。
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来日したアレハンドロ・ホドロフスキーに取材したとき『アイアンマン3』を「バカな映画だ。ハリウッドの商業主義が露骨で、観ていて嫌にになる」とこきおろしたが、厳しいことを言うわりに『アイアンマン』チェックするんですねと返すと、曰く「そりゃコミックスは私の仕事だからさ!」
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『ダンケルク』を持ち上げるのに『プライベート・ライアン』を仮想敵とする了見には違和感を覚える。後者は観客の目線とスクリーンとを同期させるライド型映画の嚆矢であって、スピルバーグが底上げしたものの延長上にあるのが『ダンケルク』だ。戦争映画の確たる連続性のもとに、この作品は存在する。
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こういうのはうるさい人が多いんだから、もう少し慎重になれ。
ブルース・リーの霊言 ―ドラゴンの復活― 大川 隆法 amazon.co.jp/dp/4863959532/… @AmazonJPさんから
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定期的に放送しているBSプレミアムの『2001年』は、既発売のBlu-rayソフト以上に良好な画質なので、未見の人はこの機会にぜひ。
amass.jp/98083/ @amass_jpさんから