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「とにかく目の前の戦闘さえ止まればいい」という視野狭窄の末、結果として親露派の片棒を担ぐような声明を満天下に晒すことになるとは。二度と平和主義なり「諸国民の公正と信義に基づき」などと口にしないで欲しい。
asahi.com/articles/ASR45…
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こうして見てみると、長期政権末期のgdgdぶりというのは、老年になって急に劣化したというより、それまでの長年の積み重ねによって「起こるべくして起こった」「組織/現場でのフォローが限界を超え決壊した」と言えるのではないでしょうか。
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そんな自身(と自身を含む人間全体の)愚かさに自覚的であったからこそ、墓所の主の欺瞞=全能の自分を崇める限り失敗はないとする宣教の裏の意図には敏感であり、また許し難いものがあったのであろう。人間の愚かさを切り捨てておいて何が救済だ?と。
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因みにヴ王が名君かと言えばやはり暴君に近い。本作の背景となる「トルメキア戦役」を引き起こした張本人であり、子供たちを常に疑い、自らクシャナ暗殺を命じさえした。墓所の主が嫌う、「愚かで醜い人間」の代表とさえいえる人物であるとさえ言えるかもしれない。
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GoToトラベルは、観光地・宿泊施設が受入体制を整え(自助)、余力ある人が観光地へ旅行し(共助)、これを国が後押しする(公助)という三位一体で日本中にお金を「回す」ことが主眼なので、つまるところコレ(↓)になると思われる。
#GoToトラベルキャンペーン
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我が社の場合、トップから「大丈夫なのか!?大丈夫なのか!?大丈夫なのか!?」と詰められます。これも酷いやり口で、NOと言えば「そんな話持ってくるな!」で、YESと言えば「失敗したらお前の責任払い」とされるわけです。かくして、権限に見合う「責任」を一切持たない、無敵の体制が完成します。
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日本ではエンタメに社会批判入れるのが嫌われる?単に社会批判、というかやっっすいイデオローグに無理矢理エンタメ要素絡めて大衆受け狙った挙句失敗したのを、エンタメファンのせいにしてるだけでしょうに。要はエンタメを愚民向け宣教ツールと舐めてかかって失敗したのを逆恨みしているだけ。
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まず、トップの在任が長くなると細部の細部まで精通し、下手すると年数の浅い現場担当より詳しくなります。そうするとトップは、だんだん下からの―特に耳障りの悪い話を―聞かなくなります。自分の方が詳しいし上手くやれるんだ、オマエラはただ儂の言うことに黙って従えばよい、と。
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現場からの意に沿わない提案に対し「本当にそうか?もっとよく考えろ!」として跳ねつけ、現場から「自発的に」トップの意に沿う提案・報告をさせるわけです。そうすると、万一失敗したときは「お前がこうしろと言ったんだろ!」と責任転嫁できるわけです(勿論、上手くいったときは手柄を総取りです)
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件の財務省プレゼン資料を読むと、「厳しい経済財政状況下でなんとかしなければ」という財務省サイドの理想と使命感は読み取れるのですが、その「自分達こそが国の柱だ」という自負と裏腹の、「その査定の結果起きることにどれ程責任を取れるのか」という点との落差には、正直ゲンナリさせられます。
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そうすると、側近は「トップが聞いてくれ易い」形に情報を統制するようになります。悪い話は伏せ、いい話は成果を針小棒大に拡大し…かくしてトップにはますます耳障りのよい話しか入らなくなります。世界の全ては我が意の儘に!(笑)というやつです。
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これほどトップ(と側近)の権力が強まると、ヘマしたときの反動=責任追及が大きくなりそうですが、実はここにもカラクリがあります。有体に言えば「責任だけ現場に押し付ける」なのですが、どうするかと言うと「具体にこうしろ」という命令・指示をトップや側近からは一切出しません。
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漫画版 #ナウシカ で最も謎めいた場所の一つである「庭園」ですが、改めてそこに貯蔵・保管されているものを見直すと中々うそ寒いものがあります。それは端的に言うと「人間不在なのに何処までも人間本位」というエゴとなります。
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ただ、現実には財務省が予算編成権を握り、そのチェックを通らないと政府予算にならない以上、財務省査定のお眼鏡に叶わないと予算化できない―にも拘わらず予算化の過程で「犠牲になったもの」については財務省が責任を負えないーのでは、現場サイドは「やってられない」となるでしょう。