林 知行(@HayashiTomoyuki)さんの人気ツイート(リツイート順)

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日本最古の防腐処理集成材: 電柱の腕木として昭和34年4月に製造されたナラの集成材 60年近くも森林総研の屋外暴露試験場で野ざらし・雨ざらし状態のまま 注入薬剤はクレオソート 屋外における圧倒的な耐久・耐朽性能を証明する歴史的証拠 当時の先輩達の先見性には脱帽するしかありません
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一方、洗い桶のような一過性の使い方をする道具に板目板を使うと、濡れたり乾いたりの繰り返しで幅方向の伸び縮みが大きくなりますから、箍(たが)が緩んで板と板の間に隙間ができ、水が漏れやすくなります。ですから、一過性の使い方では柾目板でないと具合が悪いのです。
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母集団が9・・。講演や授業の時にはもっと数多くの写真を見せてますけどね。この写真じゃわかりにくいでしょ。基本的にこんなにたくさん例外があったら到底「法則」にはなりえませんわね。#年輪 #方角 #東西南北
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最初に書いて置くべきでしたが、以上の話は、洋酒の酒樽には通用しないようです。 それと日本酒の樽で甲付き(表が辺材、裏が心材)が好まれるのは、表がきれいな白色で見栄えがよく、裏が心材なので抽出成分(心材成分)が多く、生産地によって色んな成分が溶け出してきて風味を添えるからです。
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日本酒の酒樽に、板目板を使った状態を考えると、樽の中に入った酒は周りの板が水を通しにくい構造になっていますから、簡単には樽の外にしみ出てきません。また板は幅方向に膨潤しやすいので、濡れると板と板とがぴったりと押し合い、水漏れしにくくなります。
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ちょっとビックリ 信じられないかもしれませんが 左のスギを ある特殊な条件下で、ギューッと押し固めてやると 右のようになります。 これを「圧密」と言います。 柔らかいスギが、カチカチになるわけです。 当たり前ですが、密度が上がって重くなります。 #木材 #圧密化 #スギ #硬化
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きのうの続きです 樹幹では、辺材の一部(柔細胞)を除いて、ほとんどの細胞が死んでいて、樹木はいわば首の皮一枚だけの状態で生きている事をお話しました。 それは分かったけど、写真のような辺材(白太)と心材(赤身)の違いって、なんなのよ? という問いに対する答えがこれです(続く)
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今回のネタは、木と草の違いを教えてもらわなかったので、樹木の細胞のほとんどが生きていると勘違いしている人が多いという話です。 樹幹の部分、つまり丸太になる部分のほとんどの細胞は死んでいます。 樹木は、いわば首の皮一枚で生きているとでもいうか・・・
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ある人からの情報では、この図鑑の最新版では、表現が変わっているそうです。私は近所の図書館にあった初版本を参照しました。
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木の切り株の年輪で、東西南北の方角なんか分かりませんよ。 ホントに、何十枚こんな写真を見せれば納得してくれるんですかね。 写真の上が北です。 理由が分からない人はここを見て下さい。 imasarahitoni.blog101.fc2.com/blog-entry-59.… 丁寧に説明してあります。
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なぜ偏心するのかというと、色んな場合が考えられると思いますけど、樹幹の傾き(傾斜)、土地の傾き(傾斜)、樹体の重心の偏りなどが原因になっていることが多いと思います。imasarahitoni.blog101.fc2.com/blog-entry-59.… この写真はヒノキの人工林ですけど、谷側の方が重くなっていますね。#年輪 #方角
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第一次世界大戦後、世界的に鉄材が不足し、それを補うために、世界中で巨大木造建築が建てられました。それを新興木構造と呼んでいますが、1980年代には姿を消していたので・・・。まさか、こんな超巨大な飛行船格納庫がオレゴンに残っていたとは、思いもよらなかったですね。
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最強木材とかアイアンウッドなんて呼ばれた アフリカ産ボンゴシ材が シイサルノコシカケなんていう 日本じゃ弱小軍団に属する腐朽菌にやられてしまった 最強軍団にはびくともしなかったが これだけが天敵だった あっちこっちで大騒動 生物世界の不思議さは人間の想像力を超える #木材 #腐朽
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柱の一面にわざとノコで切れ込みを入れる「背割り」に関しては、簡単に理解できると思いますが、そんなことをしなければならないほど、心持ちの四角な柱を割れさせないで乾燥させるのが難しいことは、どれほど知られているのやら。 一番収縮しやすい板目が四面にありますからね。
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木構造の暗黒時代が過ぎ去ってはや30年 当時なら全く考えられなかった 驚異の木材利用法 ここは地下2階 こんな所に木材が多量に もちろん、耐火処理された木材 地下3階にはプラットフォームが ここにも木材が さすが大阪 京阪中之島線 #難燃 #木材 #公共建築物等木材利用促進法
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木のウソ常識のネタがバズっているみたいなので・・、もう一つ。「樹木は南側の方が枝や節が多い」なんて、これも大ウソですね。樹木は明るいところ(光を得やすいところ)に枝と葉を重点的に配置するのであって、方角は全く関係ありません。#年輪 #方角 #東西南北 #枝の出方
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ザックリ言うと、どうせ乾燥していくうちに割れるんだから、はじめからきれいな割れを入れておく・・・ なぜ、背割りをした製材品をあまり見かけなくなったのかというと・・  その理由は、また、改めて・・
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これも中学の技術家庭科でウソを教えられました。 担任が技術家庭科の先生でしたからよく覚えています。 「木表の方が水分が多いから、それだけよけいに収縮する。だから上に反る。」 なんて、ウソもいいところでしたね。 正解は板目の方が柾目より2倍くらい多く収縮するから(続く)
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誰も言いたがらないが、日本の木造建築が低レベルから脱し始めたのは、せいぜい30年前。 阪神淡路以降、だいぶ追いついてはきたものの、中大規模木造建築に関しては、水をあけられたまま。 原因の多くは四半世紀以上も続いた「木造建築の暗黒時代」。 木造に関する軽視・蔑視が長く続きすぎた。
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樹木の樹幹の細胞はほとんど死んでいる、というか生命活動を停止している、というか、空っぽになっているんですけどね。生きているのは、木部と樹皮の間にあって細胞分裂する形成層、内樹皮、辺材の柔細胞だけですね。義務教育でこれくらいのことは教えておいてほしいなぁ。#年輪 #方角 #東西南北
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木材の腐朽は、腐朽菌の働きによって生じます。 腐朽菌が生きていけない状況(空気、温度、水のうちのどれかが無いところ)では、木材は腐朽しません。 木杭は地下水位以下では腐らないのです。丸ビルの地下から出土したベイマツが健全であったのはこのためです。
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Tillamook air museum hanger B で画像検索すると、面白い写真が色々出てきます。 木造建築の中を本物の飛行機が通り抜けるというのは珍しい。oregonencyclopedia.org/articles/naval…
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木ってカシこいぞ!! 木が成長してくると、樹幹は自重による大きな圧縮力に加え、風力による圧縮力にも耐えなければなりません これを避けるために、木は樹幹の外周側に引張応力(成長応力)を発生させています 建築・土木関係の方にはお馴染みのプリストレスコンクリートと同じような原理です
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もちろん、厚さ方向には水が通りやすいわけですが、濡れているのは短時間ですから、特に問題は生じないのです。
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「白太(辺材)と赤身(心材)とでは、水分の浸透がこんなに違うんですか!全然知りませんでした!」と大反響だった写真 空のおちょこ(左が白太で右が赤身)に水を入れておくと、半日後には、これだけの差 差が出る理由:赤身では細胞壁にある壁孔が閉鎖しているため #木材 #浸透 #壁孔閉鎖