1101
ソ連の北方領土上陸・占拠の背景には米国の多大な協力「プロジェクト・フラ」があった。近年公文書から明らかになったが、なぜか中央(東京)の報道機関は、その事実を報じない。不思議でならない。「不都合な真実」ということだろうが、北方領土問題を拗らせ、いつまでも対米従属を正当化させるだけだ。
1102
米・エマニュエル新大使が、ツイッターに「米国は1950年代から、北方領土問題で日本の立場を支持している」と書き込んだ。ならば、サ講和条約締結時にソ連のボイコットと条文違反を厳しく非難すべきでなかったのか。だが、冷戦の最中でも北方領土問題には言及せず。 所詮はリップサービスと二枚舌だ。
1103
米国のご都合主義は、今に始まった訳でない。アフガン、イラク等で無差別に民間人を殺傷したが、この問題を審理、裁く国際刑事裁判所の加盟を拒否。国際基準を決めたローマ規程を一度は署名。だが途中から署名を撤回。逆に国際判事に個人制裁を科す等の報復。思い上がりも甚だしい。道理にあわぬ事だ。
1104
「風邪」でもマスクをして自宅で休むところを、東京の「山手線ノーマスクデモ」なる迷惑行為に及んでいた不届き者の中で、40度の高熱を発症している者がいるという。因果関係は分からんが、弊会はコロナ発生直後から、ワクチンの接種、マスク・手指消毒を呼びかけ「正しく恐れる」対策を励行している。
1105
ウクライナ情勢について、日本の世論は情報源が偏りすぎている。ここまで米国が煽ってしまえば、謀略でも仕掛け軍事衝突に持っていくだろう。仏、独、ロ、ウのミンスク合意による停戦を支持すればいいものを、逆にウに武器を供与。和を破壊したのはアングロサクソンだ。和平の反動勢力こそ米国である。
1106
米国の戦争広告代理店は儲けを競いフェイクを流す。30年前の湾岸戦争では「油まみれの鳥」の映像を流し、イラクの非道と喧伝。重油流出はアラスカでのタンカー事故だった。イラク兵が新生児を殺めたというナイラ証言に、イラク戦争での大量破壊兵器疑惑。憤激に耐えない。我々は道理を問い続けていく。
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現代国際政治で、米国の違法性を裁いた事はない。ベトナム、イラク、アフガンで敗戦したにも関わらず。また大量破壊兵器の使用、グアンタナモに見られる拉致監禁。日々展開される暗殺。国際刑事裁判所規程から逃げる無法国家米国の傲慢。これを裁く事が必要で、実施しない限り、米国の勘違いは続く。
1108
ウクライナのゼレンスキ―大統領が、「ロシアが侵攻する」等のバイデン政権高官の発言に「バニックを煽るのを止めてくれ」と反発。バイデン政権の前のめり「軍事衝突仕掛け~挑発行為に」「米国よいい加減にしろ」との当事者の声。「自分の政権維持の道具に使うな」おためごかし野郎と言ったところだ。
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ウクライナのゼレンスキ―大統領は、大したものだ。米バイデン大統領と電話協議して「我々は様々な緊張緩和を進める準備がある」と主張。その上で、同大統領の「キエフ訪問を要請した」という。やるね。「煽ってばかりでなく現場に来い。まず和平を」といっている。米はこの点に関し今のところ黙りだ。
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反グロ・反ネオリベは、弊会の主要な主張である。効率だけのために経済活動を行えば、社会的共通資本は失われていく。勝ち組は儲け、負け組との格差が拡大する。新自由主義者は機会の均等を保障するようにルール策定を演出するが、国民間の分断は固定化されつつある。各地のシャッター通りを見てみよ。
1111
ウクライナ情勢だ。日ロ政府間会議がオンラインで開催。この様な状況下だからこそ対話の窓口は確保するべき。それが分からんのが高市早苗政調会長。対ロ交渉の林外相に「ロシアの術中に」と頓珍漢。彼女は米国の軍事挑発の仕掛けこそが外交と認識。検証もなく強がりさえ言っていればいいと思っている。
1112
「数日以内にロシアがウクライナに侵攻。信頼できる十分な根拠がある」と、バイデン米大統領が「軍事衝突不可避」を宣言。関係諸国が衝突回避に努力している最中で、まるで予想屋でもあるまいし、嬉々としてなぜ衝突を煽るのか。仏、独、ロ、ウのミンスク停戦合意を壊した「戦需国家」のお里が知れる。
1113
ロシアを挑発するバイデン政権のやり方は、まさに米国の「お家芸」。メディア操作で偽情報を流し、相手を追い込み、軍事衝突を仕掛ける。遡れば日米開戦もルーズベルト大統領が仕掛けた大挑発。ウクライナ版のフライング・タイガーだ。ウォール街に牛耳られた戦需国家の実態を暴露しなければならない。
1114
ロシアの行動の目的はあくまで防御的で「ロシア系住民の保護」である。だが米国は「キエフをも標的にしている」とフェイクを流す。劇画じみた「ウクライナ人処刑・収容リストをロシアが作成」と国連に報告。イラクの大量破壊兵器を超える捏造情報だ。真偽が明らかにされた時、米国は責任を取れるのか。
1115
ドネツク、ルガンスク地域からの独立要請に対して、ウクライナ軍の攻撃が激化。これまで何回となく指摘したが、ミンスク停戦合意を破り、攻撃を仕掛けてきているのはNATOを後ろ楯にしているウ側だ。ロシアは両地域からの要請に基づき独立を承認。逆説だが、ロシアを平和維持行動に追い込んだのは誰だ。
1116
ウクライナを巡る国内報道だが、相変わらず「ロシア悪玉論」ばかりだ。「次は北海道」「日本もウクライナに軍事援助を」と。吉本芸人までが調子に乗ってロシア脅威論を煽る。便乗商売にとっては格好のネタだ。しかし、こんな検証なき反知性主義の跋扈に、退嬰の芽がひそんでいると警告せざるをえない。
1117
ウクライナのゼレンスキ―大統領は元喜劇俳優だが、悲劇とも喜劇とも取れる振る舞いだ。 冗談で済まぬ「それを言ったらお終いよ」という発言を放った。ウ国民のロシア系住民に「ロシア語、ロシア文化に愛着を持つ者は、国から出て行け」と。自国民を保護せず、棄民政策を煽る甲斐性の無い大統領なのか。
1118
ウクライナ情勢での報道は酷すぎる。価値観誘導はGHQ並みで、占領下の「軍国日本」否定と全く変わっていない。「米国の主張・政策は正しい」とキャスター、コメンテーターが喋りまくっている。真実を語ると視聴率が低下するのか、内外からの圧力に怯えているのか。わが国を思考停止の奴隷にしている。
1119
ゼレンスキ―大統領はロシア側との交渉を呼びかけた。ウクライナのNATO加盟を推進し、米国から武器供与を受け、この勢いで東部地域への攻撃を強化。ミンスク合意も反古に。そして親ロ地域どころかウ全土を巻き込むロ軍の攻撃を受ける。NATOは動かず経済制裁を叫ぶのみ。先ずは亡くなられた方々に合掌。
1120
「国連=国際連合」という日本語がそもそも欺瞞の一丁目で、「United Nations」とは第二次大戦の「連合国」にほかならない。常任理事国制度を米国は骨抜きにしてきたが、ロシアの軍事行動によって完全に有名無実化した。弊会の長年の主張「新国連建設」「愛国者の国際連帯」が新時代のヒントになる。
1121
改めて書くが、米国のアフガン、イラク戦や今回のロシアによるウクライナ危機など、冷戦後の世界も、実質は連合国United Nationsの国連・安保理体制の不全から勃発。いずれの危機も常任理事国の拒否権を背景に発生、放置されてきた。今こそ米中ロ含む大国特権を全廃するため、新国連の建設を提起する。
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プーチン大統領はウクライナに対するロ軍の核抑止力を特別警戒態勢に引上げるよう命令。現段階は抑止だが、ここから広島・長崎での無辜の一般市民大虐殺という米国の戦争犯罪の愚かな繰り返しはしてはならない。人類が核を使用した戦争犯罪を裁けなかった事が軽々に核抑止を威嚇として用いらせている。
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ロシアのウクライナ攻撃。東部住民保護は許容だが「全土侵攻はダメだ」と。その通りだ。今プーチン大統領叩きが加熱。他方で今回の原因に、ウのNATO加盟推進、ジャベリン(対戦車・地対空ミサイル)配備、ブダペスト覚書・ミ合意違反等があるのも事実。NATOを排しウ・ロ国民を守る為、停戦成立を望む。
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我が国で殆んど報道されないが、ウクライナ東部でのウ側からの虐殺を含む非人道的行為が、実は国際アムネスティ(14年9月8日報告)や国連人権高等弁務官室(16年同)で客観的に指摘されている。22年1月まで東部で1万6千名(子供200人)が犠牲に。ミンスク停戦合意を破った責も、この芽を摘なかった責も重い。
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誰のいかなる意図によってか、単なる不作為かは不明だが、「アムネスティ日本語」のサイトではドンバス地域の非人道的行為に関する報告(2014年9月8日)は確認できない。国際アムネスティの英文サイトに報告が掲載されているので、ご確認されたい。ロシアの主張にも道理がある。
amnesty.org/en/latest/news…