すずもと(@aruto250)さんの人気ツイート(古い順)

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しかし欧米のマスク嫌いが「口で表情を作る」欧米文化に端を発し、東アジアは「目で表情を作る」文化ゆえにマスクに抵抗が薄いのだとすると、欧米におけるマスクは日本における真っ黒いサングラスみたいに威圧的なものと考えられ、同時に欧米のサングラスがいかに気軽な装いなのか理解できる気がする。
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「新自由主義への対抗策として登場したベーシックインカム」という文字列を目撃して目眩がした。 あれは「死なない程度の金はくれてやるから能無しはもう我々の目につくところに出てこないでそのまま人生を終えてくれ」という、「無能への手切れ金」とでもいうべき典型的なネオリベ政策ですよ。
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平時はリベラル派だった人間が「国はもっと強権的に振る舞え」と要求しているという話、普段から「多様性」とか「自由」という言葉を通じて彼らが願っているものの実質は「気に入らない物や人を強権的に絶滅させること」であり、元々皮だけリベラルで中身は別物だったのだから何の不思議もない話だな。
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問題は彼らが「自分はリベラルではない」ということに気付いておらず、今回にしても「国が国にしかできない必要な措置を取ればよいだけ」と、自分が一体どういう意味のことを要求しているのかについても気付いていない、自己認識はまったくブレずに「リベラルのつもり」であろうということだよなあ。
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新型コロナウイルス、個人的には「自分の力の及ばないところで生死や人生を決定してしまう要素」が1つ増えただけなんだよなあ。重大なものではあるけどさ。 いま発狂したようになってるのは、自分の人生は自分でコントロールできる、してきた、と思っている度合いが大きい世界観の人なのだろうな。
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「コロナが終息したら可愛い子が風俗に来る」が炎上するのは分かる。 ならば「不景気になると買い手市場で優秀な人材が採用しやすくなる」が炎上しないのはなぜか? 「日本経済が強いと途上国から勤勉な労働者を集めやすくなる」が炎上しないのはなぜか? 生殖能力には特殊な価値があることが窺える。
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「不景気で博士持ちが零細企業に落ちてくる」はOKで、「不景気で可愛い女の子が風俗業に落ちてくる」がNGなのはなぜか? どちらも「優秀な被雇用者が不本意な就業で苦痛を覚える一方、雇用者は割の良さで得をする」という構造は同じだ。ということは、重要なのは構造ではない、ということだよな。
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日本人の自殺の理由の20%が可視化されたわけだ。これは快適な職場や快適な学校、快適な社会というものが、毎月これだけの命を消耗品、即ちランニングコストとして必要としているのだ、ということが我々の眼前に突き付けられたのだと思うよ。 4月の自殺者数、前年比約20%減news.tbs.co.jp/newseye/tbs_ne…
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だけど、「月々360人程度の命で快適で効率的な社会が利用できるなら支払っちゃってもいいんじゃない?」となるのが我々なのだろうし、そんな社会でも回さなければもっと人が死ぬわけだ。 つまりこれは、経済苦で大勢の人が死ぬのを防ぐために社会へ捧げられる生け贄なのだ。全く比喩でなくですよ。
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「中卒高卒で十分に暮らしていける社会にすべき」という話、では「あなたは大学に行かない方が幸福になれます」と言われて納得する人がどれだけいるかという話にもなるよな。勉強させるために「勉強が人生を決めるのだ、勉強できる奴が偉いのだ」という価値観で育てたものを急に方向転換できるものか。
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「セーラームーンが東洋人的でない」という話、あれは言葉の上ではどの人種っぽいかという議論ですけれども、内実として行われているのは「美しい人間として描かれているものに最も近い人種という立場」の争奪戦ですからね。「東洋人をこんなに美しく描くのはおかしい」と言われてるんですよあれは。
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しかし昨日あたりからこっちの「自分は誹謗中傷ではない批判ができる」と思っている人達の多さはすごいな。それってつまり、自分の批判は正義に立脚しているという正当性を疑っていない・疑えない人の数なわけでな。もうほとんど全員そうなんだということが可視化されてしまった。
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「ウイルスを怖がってた人が緊急事態宣言が解除された途端街に繰り出して密になっているの、怖がってたのはウイルスでなく他人の目だったのでは」という話、以前は本気でウイルスが怖かったし、今は本気で怖くなくなったのだと思うんだよな。社会の雰囲気に合わせて本気で怖くなり本気で安心するのだ。
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トランプ大統領がデモに怯えて地下壕に退避、というのはかなり情けない話ではあるし、まあその他にも問題のあるエピソードは多い人ではあるのだろう。が、そういう人でもなければ製造業の国内回帰だとか中間層の復興みたいな施策は取ろうともしないという、その構造が一番問題だと自分には思える。
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「中間層は没落して当たり前」「肉体労働から脱出する才覚のない人間が生活苦に陥るのは自業自得」で、「そういう人間に肩入れしないのが良識ある指導者の態度」になってしまった。「良識や胆力を具え、中間層や肉体労働者をエンパワメントする指導者」というのがもはや矛盾した存在と化してしまった。
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そりゃあ人間、「身内の悪事には目を瞑る」ということをやらないと力を合わせられないのは分かる。しかし反差別とか言ってトランプを倒そうとしている人々の性根がこれなのだよな。トランプを倒すためなのだから女児は触られても我慢せいというわけだ。ラブドールなんかよりこっちが余程matterだろう。 twitter.com/azalee_/status…
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実害が明らかになっているものには「予防的に取り締まれ」なんて思わない一方で、ラブドールには「予防的に取り締まれ」という思いが抑えられない、そういう自分の気持ちに疑問を抱かないのだろうか。 カトリック神父300人が性的虐待 被害者は数千人か:朝日新聞デジタル asahi.com/articles/ASL8H…
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言葉ではなく行動を見るならば、人々が追放したがっているのは「女児の性被害」ではなく、「成人女性の誰からも選ばれなさそうな男」なのだよな。実際の女児の被害も問題にはするし、近接した問題ではあるが、あくまで別の問題なのだ。それを自覚できないまま一緒くたに扱うから議論が空転し続ける。
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代官山蔦屋は本の扱い以前に、店の演出する世界観と、ああした世界観を良きものとしてスッと受け入れられるアッパーミドルおよびそのワナビーの客が構成する空間にどうしようもなく苛立ちや嫌悪感を覚えてしまう。階層は当然のもの、そして上層に行くほど真・善・美であるのだ、とでも言うようなそれ。
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「ジャニーズに『付き合って!』『結婚して!』と言うのは現実が見えてないのではなく歌舞伎の『成田屋!』『中村屋!』と同じ」という話に拍手してる人も「アニメの少女に『ママになって欲しい』『孕ませたい』と言う」のは現実が見えてないと言いそうだし「一緒にするな!」と激怒されそうではある。
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異性経験が無いままそれなりの歳になると周囲が「恋愛だけが人生じゃないもんね、そういう生き方もありだよね!」みたいな反応になり逆に残酷なのだが、こうした「恋愛に興味ない人と決めてかかる」扱いは、「恋愛したいのにできてない人は怖い」というフレームから逃れるための挙動なのだよな。
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『風と共に去りぬ』みたいに昔の作品に「これは悪いことです」という注釈を付けたい、そうでなければ「誤ったメッセージ」を与えかねないという話は、物事の自由な解釈を許したくない、自分が見るようにみんなも現実を見るべきだ、みたいな内心の自由に踏み込みたがる方向性を感じてしまうな。
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「毎回トイレに呼び出されて性行為に応じるのが本人の自由意志なものか」という意見を見たが、続く「好きな相手から搾取されているモヤモヤを持ちながら肉体関係を続けてる女性は多いはず」という意見を見て納得した。確かにこういう話はよく見るが、それを強制と感じる人に自由意志など持てまいよ…。
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断ればペナルティを課せられるのなら「自由意志はなかった」と言えるだろうが、断れる関係を断らなかったのは自分に関係を続けたいという思いがあったからで、それを「好きな気持ちを人質に取られた」というのは、物の売り買いを「欲しい気持ちを人質にされて金を取られた」と解釈するようなものだ。
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とは言え「最初から"そういうビジネスをする相手"として会って契約した」ならともかく…というような話が続いていたので、物の売買はこちらに当たるのだろう。となるとトイレの件は「性行為に応じれば愛をあげるよ、という契約があったはずなのに履行しない不正行為」という暗黙の前提があるわけだな。