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「人間が全員合理的になればなるほど社会が解体される方向に向かい、野生に接近していく」というのは本当にそうだと思う。結局は「何を実現しようとするための合理性なのか」という話なんだよな。欲求や目標が野生のまま、その追求方法にばかり合理性が発揮されるのではそりゃなあ。
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「女性を助けない。外国人も助けない。マイノリティも助けない。では、いつか自分が助けが必要になったとき、誰が立ち上がってくれるのか。」という話、むしろ既に助けが必要なのに誰からも助けてもらえていないとか、様々な理由で助け合いへの信頼が崩壊してるのがまず問題なんじゃないですかね。
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と言うのも、女性ホルモン投与を受けたMtFのblogを読んだ時、ホルモン投与を受けて「不安さや心細さを常にうっすら感じるようになった。それに比べると男性だった時は精神の上に鎧でも着ているかのような感覚があった」という旨のことが書かれていて、ホルモンが感覚に及ぼす作用は大きそうだからだ。
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「同性婚の権利を認めるかどうかって、『地動説を認めるか』レベルの何を言ってるんだ感あるよな お前が認めようが認めたくなかろうが地球は今も動いているし人間は性別を選ばずに愛し合うが?」との意見を見たが、たとえ認めようが認めたくなかろうが地球は回る如く同性同士で子は生まれないのだ。
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確かに生きる上で広く役に立つスキルかも知れないが、明らかに「手間のかからない労働者」「安定して稼働する労働者」を生産するための施策なんだよなあ。確かに労働者のメンタルケアが叫ばれているけど、労働の強度を下げようという方には行かないのだもの。理想はメンテナンスフリーの労働者ですよ。
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校則について「おしゃれを禁止する校則は、校則で禁止されたくらいでおしゃれを諦めるようなバイタリティの低い個体をふるいにかけるためにある」という話があったが、反出生主義はまさに「生殖を禁止する校則」のようにバイタリティの低い個体を選別するふるいとして作用している。
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Twitterでもよく「団塊」という言葉が今の60代や50代を指すのに使われてしまっている(1960年や70年生まれは団塊世代ではない)のを目にするけど、ここ最近は明らかに80年代的デザインや文化を指して「90年代」と言ったり90年代を指して「昭和」と言ったりしているのを見掛けて世代観の溶解を感じる。
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外見のよい人間は生涯収入が十数%も増えるなんて調査結果は有名だし、実際に社会を見ても、男女を問わず傾向としては明らかに大企業ほど外見の美しい人間が揃っている。自由主義が行き渡り、見目良い人間がその有利さによって社会の上層に凝集されるに十分な時間が経ったということではないかな。
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一昨日の報道にあった、マイナンバーと小中学生の成績ひも付けなんて施策は明らかにこれと歩調を会わせているし、出生から捕捉して乳幼児教育から受験や生涯学習まで扱うベネッセが公教育に食い込もうというのもこれと軌を一にしているものだろう。
twitter.com/livedoornews/s…
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批判が多いけど自分はこれに同意する。ただ、自分もそうだが「他人に優しくしなくていい理由」を血眼で探しているのはロスジェネ底辺だけではなくほとんどの人間が同じだろう(「自己責任」「自業自得」なんてそのための言葉だ)。そしてロスジェネはあまりにも「理由」に使えてしまう不遇が多すぎる。 twitter.com/0icco/status/1…
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むろんそれは選択の余地なく弱者である人を救うためのものではあるのだけど、弱者でない人も弱者として振る舞う方が有利になるので弱者として振る舞うし、また弱者へ共感や同情を寄せることが「正しいこと」とされたことと合わさって「弱者の立場で物事に向き合うこと」は現代の道徳やマナーとなった。
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もうそうなってしまうと、記事でも触れているように、法律の専門家でも表現の専門家でもない、ビジネス上のリスクを恐れる金融機関の担当者という、クレームや世論に非常に脆弱な立場の人間が、流通してよい表現とそうでない(キャンセルされるべき)表現を決めることになってしまう。
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小田急線通り魔の犯人についてニュースで人となりを読んだ程度の憶測で言ってしまうけれど、顔もよく勉強もできウェイ系でモテた男性が、歳を取るにつれて社会的地位や安定した収入がないと同年代の女性から相手にされなくなってくる、その転落と屈辱によって狂ったのだろうなと思ってしまうな。
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小学校の通知表に「忘れ物が多い」「授業に集中できない」と書かれた時点で人生の到達点が決まるようになるのだぜ。
でも、このレベルで流れが見えてきているということは、もう津波は発生していて、押し寄せる黒い水の盛り上がりを今から押し止めるのは余程の天祐でもなければ難しいかも知れない。
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奥さんにガンプラを破壊されて捨てられた男性の話、「あなたにも原因があったに違いない」「こんなことをするには相応の理由があるに違いない」という奥さん側を擁護する意見が殺到していたけど、これはいわゆるセカンドレイプとどこが違うのだろう。それが許されるラインがあるということかな。
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自分は世界の複雑さに耐えられないので、「陰謀論にハマるのは世界の複雑さに耐えられない人間である」という単純な図式に飛びついてしまいたくなる。バカなあいつらとバカに困らされる思慮深い自分、みたいな陰謀論者への軽蔑ありきの図式には甘い蜜のような誘惑を感じる。
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昔の人が「この土地が災害に遭いやすいことを孫子の代まで伝えよう」と付けた地名「○崎」「蛇○」も、売り出したければ「○ヶ丘」に変えてしまう。不都合な教訓なんか無視するわけだ。それを思うと「戦争してはいけないことを孫子の代まで伝えよう」とする教訓に戦争を止める力がどれほどあるのかな。
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最近のTLは中学校の同窓会で聞いた話を思い出してしまう。自分はずっと「交際してるカップルも1、2組しかいない純朴な中学校だったなあ」と思っていたけど、同窓会で女性陣が「あの子は女子トイレにとっかえひっかえ男子を連れ込んではHしてた」「あの子は4股をかけてた」と暴露していて仰天した。
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そういう意味では「精子の老化」についてもどんどん警鐘を鳴らすべきだと個人的には思っている。若い男もさっさと身を固めて子供を作るべきですよ。まあ、カップルの男女がお互いに危機意識を持って人生設計をしないといけない問題であって、どちらかだけが焦っても効果は上がらないのが厄介なのだが。
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もちろん愛がそこにあればその方が喜ばしいことは言うまでもない(ただ婚姻してから愛をはぐくむこともできる)。婚姻しても子を産まない夫婦だっているではないか、という指摘もあるだろうが、産めるのに産まないというのは婚姻制度へのフリーライダーに他ならず、本来は想定外の存在のはずなのだ。
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ここら辺の議論、女性ホルモン注射を受けた人が、変わっていく自分の心について「自分と世界を隔てる鎧がなくなったみたいな心細さを感じるようになった」「気持ちが高ぶりやすくなった」と書いていて、ホルモンによる性差の可能性があるものを「正常/異常」で考えるのは勇み足かも知れないとは思う。 twitter.com/toriyamazine/s…
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こうした意見を見ると、戦争に負けた側の集団の男性は生殖の機会を失い、しかし女性はそうではなかったという有史以前の数千年間がもたらした遺伝的多様性のボトルネックの男女差が、防衛戦争に対する男女の認知にどのような傾向の違いをもたらしたのかということを見るような思いがする。 twitter.com/momokonojo/sta…
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「分断が進んでいる!」と警鐘が鳴らされてる昨今だけど、「分断は良くない」なんて警句に内心みんなうんざりしてるんだよな。みな本当は分断が大好きで、気に入らない人間を切り捨ててしまいたいのを表に出さないよう我慢している。プリキュアがその背中を押すというのは我慢が決壊する象徴に思える。
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「育児」や「教育」が、企業の「人材育成」にすり替わってしまうわけだな。あるいは企業が人材育成を家庭や小中学校にアウトソースするということでもある。大学が「使える社会人を育てろ」と要請されて反発しているが、それが小中高校どころか幼稚園保育園や家庭にまで暗黙に要請するということだ。