理科教師とらふずく(@raptorial_owlet)さんの人気ツイート(古い順)

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授業動画の一コマで、葉脈標本の作製。おそらくほとんどの人がやったことあるのではないでしょうか。 普通は水酸化ナトリウム(苛性ソーダ)を使いますが、重曹を加熱して炭酸ナトリウムをつくることでもできます。いずれにしても、強アルカリなので扱いは注意です。
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先日、スピルリナ錠剤を購入し、フィコシアニンを抽出してみた。 残ったスピルリナの粉末、もったいないのでなんとなく戯れに水槽に入れてみたら、数日して緑色のコロニーが観察できた。もしかしてスピルリナ殖えたかなと思い顕微鏡で観察したところ、ネンジュモが観察できた。
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他の方もリプライされていますが、これは薬品をかけられたことによるものではなく疥癬という皮膚病です。ヒゼンダニの寄生によって引き起こされるもので、タヌキなどでよく見られます。草むらなどで感染したのでしょう。 twitter.com/naoko_mizokami…
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カラスの雛の連れ去りが問題になっていますが、こちらは先週日曜に撮影したハシボソガラスの親子。姿は成鳥と殆ど一緒でも、しきりと親のあとをついて回り餌をねだっています。独り立ちはもう少し先。巣立ち雛は周りに親がいないように見えますが、ちゃんといます。偽善で連れ去ってはいけません。
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巣立ち雛の連れ去りは、この親子を離れ離れにすることと同義であると、はっきり言っておきます。 巣立ち雛の連れ去り案件は毎年のように槍玉にあがりますので、巣立ち雛のことについてこれから知る人はせめて、野鳥の雛が「一羽で」うろうろしても、どうかそっとしておいて頂くようお願いいたします。
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キンセンガニが砂浜に潜るだけの動画です。早業ですね。びっくりしました。
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手羽先とツナの骨格筋および横紋筋観察の動画をつくりました。おすすめされたサラダチキンはまだやっていないのですが、脂肪が少なく筋繊維が太いのでかなり期待できます。いま余裕ないので期末の成績処理終わったら…。 とりあえずツナ缶が非常に良かったので、今後はツナ缶を使おうと思います。
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「手羽先の骨格標本をつくろう」 ニワトリの手羽先は、骨付きで販売されている代表的な精肉です。手羽先から骨格標本を作製してみましょう。 今回使用した薬品は、入れ歯洗浄剤、パイプ洗浄剤、オキシドール、Aベンジンと、すべて薬局で普通に手に入ります(ベンジンは取り扱い注意です)。
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山登りにいった友人が事もあろうに財布を無くしたというので朝早起きして一緒に探したのですが(見つからなかった…)、その時に見た白い虹です。私はカメラを持ってき忘れたので友人の撮影したもの。許可をもらって掲載しています。 以前尾瀬でも見ましたが、ここまで見事なのは初めて見ました。
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子供(0歳9ヶ月)が平沢進を聞いて今までに見ないうっとりした顔をしたり、大狂喜して踊ったりしている。 お父さんは君の情操が発達することを願ってモーツァルトとかショパンとドヴォルザークなどを聞かせてきたつもりなのだが。 なんだいその興奮は。
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@kosian_iizo 賢者のプロペラでハッとした顔してパレードで踊り出しました。
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自然物の観察において僕が見逃してることなんてたくさんあるとは思うのですが、生徒の眼にかかると本当にアッと思うような気付きがあったりするもので。先日カモの翼の標本をつくっていた生徒たちが、気になるものを見つけたと報告しに来たんですよね。
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風切羽の羽軸付近の羽毛がキラキラと白く光っていて、先生これは構造色でしょうか、と。 構造色であればある程度見る角度を変えれば色調が変化するが、そういう様子は見られないので他の要因だろうと。さて。
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これが、てっきり普通の羽毛がなんだか白く光ってるんだろうと思い、じゃあ顕微鏡で見てみようかと観察してみたら、繊維が並んだような通常の羽毛ではなく、和紙の薄紙が重なっているような構造をしていたのです。
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他の鳥にもあるのかと思い、標本棚から何種類か引っ張り出して来て比較します。例えば、ワカケホンセイの風切にはそういう構造ないんですが…
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ハシボソミズナギの方はカモほど目立たないものの、ちゃんとある。もっと他の種で観察してみないとわからないけれど、可能性としては水鳥に特有の構造であるだろうという予測が出来た。
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で、生徒の一人が「撥水じゃないかな」と言いながらピペットを持ってきて、垂らして検証していたんですよね。そうすると、垂らした水は白いカバーがない場所では数分で染み込んでいきました。
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構造については、名称、役割ともに(僕も知らないので)宿題。 いまたぶん彼らが調べているところだと思いますが、何より観察した事象に疑問を持ち、仮説をたて、これを実証するという、中高の理科教育で僕が重要視している過程を、ものの10分くらいで生徒たちが実践してる姿に脱帽しました。
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一応補足ですが、おそらくというか間違いなく「新発見」ではないんですよね。論文か学術書読めばどこかに書いてるとは思いますし、調べるのも教育活動のひとつだと思います。難しいところで、僕は調べ学習は大事だと思いますが、一方で調べるだけに終始するのは駄目だと思っています。
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やもすると、書籍やネットの文章をそのまま書き写し、理解が不充分であるのにやった気にさせてしまう。 というのは、教育活動としては非常にもったいないと思うのです。ワンクッション考えて、実験したり他と比較して自分なりの傾向を見つけてから答え合わせ、とした方が、教育的には良いと。
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効率の問題はあります。一発で答えが与えられるのも、重要な要素でしょう。学ぶことはたくさんありますから。ただ、充分考えたあとであれば、答え合わせは何時でも出来ると思います。そういう点で、今回の実践は彼らにとっても(僕にとっても)「新発見」だったなと。
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さて、流れをぶった切ってしまいますが、今朝見て気になったものを。 自宅近くの駐車場にナガミヒナゲシの花が咲いていて、信号待ちの時になんとなく眺めていたのですが、4枚ある花弁のうち2枚に黒斑があるのに気づきました。
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しばらく生徒たちは登校しないので、黒板に落書き…ではなく授業準備をして遊んで…ではなく仕事をしています。 緊急事態宣言明けには微小生物の観察やりたいんですよね。見ているだけで楽しいので。
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登校途中で見つけたドクダミの八重咲き。あんまり見ないけど、調べると普通に観賞用の園芸品種として売ってるので、珍しいものでもないのでしょう。八重咲きというと、よく高校生物でABCモデルの話をしますが、ドクダミの花は構造が特殊で、この大量の花弁(に見える総苞)はどこから来たんですかね。
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久しぶりに海辺をプラプラと歩きました。 特別珍しいものがあったわけではないですが、娘が砂の中からウミスズメ(魚の方の)を持ってきて私にくれました。まだ新しいのか全体的に透明感のある遺骸です。鱗、綺麗ですね。完璧に左右対称って訳でもなさそうですが、どういう風に成長するんですかね。