molbio08(@molbio08)さんの人気ツイート(リツイート順)

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今回は多少、趣を変えてみました。芸風?を変えられた大学の先生がいたからです。それが誰かは後ほど。 最初に、賢人の定義について考えてみます。「キリスト教において賢者は、特に『マタイによる福音書』に登場する占星術の学者たちを指す。英訳聖書では wise men、ラテン語訳聖書では magi。
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この前のスレッドに続いてオミクロンスペシャルについて考察を深めます。オミクロン株用のワクチンがあるから、それを打てば良いという方がいますが、そもそもオミクロン株用のワクチンができるのかどうかが問題です。現段階では先進国のほとんどの人がmRNA型生物製剤を接種済みです。
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さらに、これが生物製剤の致命的な欠陥。細胞内でスパイクを合成するのが最大の問題。産生されたスパイクタンパク質は断片化されて細胞表面に抗原として提示されます。細胞は細胞内で合成してタンパク質を絶えず断片化して細胞の表面に提示しているのです。これが抗原提示と呼ばれる現象。
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スパイクタンパク質から毒性を発揮するために必要な部分を除いてmRNAを設計し直すべきだったと思います。遺伝子の一部を欠失したものに変更して安全性を高める努力をしていれば多少ましなことになったでしょう。なんら変更されず、子どもにまでスパイク全長のmRNAを接種という信じがたい事態です。
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スパイクタンパク質がエクソソームの膜上に存在していることが示されており、さらにそれは接種後4ヶ月にわたって血液で検出できることが書かれています。そのエクソソームでマウスを免疫出来ることも書かれていました。図のBの上の段の右がそのエビデンスです。
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スパイクタンパク質の断片を抗原提示した細胞がキラーT細胞に攻撃されることに加えてスパイクタンパク質を全長で発現しているため、スパイクのかなりの部分が細胞膜に局在します。それに初回接種で誘導された抗体が結合しNK細胞と補体が細胞を殺傷します。この方式は根本的に間違いです。
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これも懐かしい論文です。オミクロンは武漢型から分岐していることが早くからわかっていました。さらにオミクロンの由来は人工のものという説が有力になっています。オミクロンの先に来るものを注意して見守るべきでだと思います。
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なぜ賢人について語ったのか。それは、二人の医師の紹介をしたいからです。どちらもfirst nameに賢人の賢という文字をお持ちです。さらに、このお二人はどちらも同じ大学の医学部を卒業されています、最初の方は岡村記念病院の山本賢二医師です。 twitter.com/baby_kamex/sta…
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多くの国民は、オミクロンスペシャルが素晴らしいものだと勘違いして接種会場に向かうかもしれませんが、なんとか食い止めたいものです。なぜなら、それが、無限接種ループの入り口になる可能性が高いからです。mRNA型生物製剤に免疫抑制効果があることは広く認められていて週刊誌にも記事が載る時代。
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新しい仕組みの免疫法を用いた人類初の試みでしたが、細胞内で異物を産生したらどうなるか始めからわかっていたと思います。既に重大な問題が世界的規模で発生しています。すぐに接種を中止して被害者の救済に進むべきだと思います。追加接種を行うのは科学的に間違いです。
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膜タンパク質は膜に移行して細胞の表面に並びます。三回目では量は減ったもののスパイクに結合可能なIgG抗体が血中に存在するので、この抗体はすぐに細胞表面のスパイクに結合します。そうすると体内をパトロールしていた、ナチュラルキラー細胞が抗体結合細胞を見つけて攻撃開始。
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抗体には親和性成熟という現象があることが知られています。抗原を追加接種していくと抗原への結合力が強くなっていくという現象です。この現象がおきるためには持続的な抗原の供給が必要です。この論文では、9ヶ月まで親和性成熟がおきていることのエビデンスを示しています。ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/P…
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最悪の事態に備えて自衛隊、警察、消防士、医療関係者などについては接種者を最大、半数にとどめるべきだったと思います。幸運なことに開業医の半分以上は接種していないようなので、医師がいなくなるようなことはないようです。本来は政府が考慮すべきことですが、思考停止状態です。
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幸いシオノギのコンポーネント型のワクチンの実用化が近づいています。これタイプでは免疫抑制は原理的におきません。高齢者限定でこれを追加接種していくのが有望な選択肢となるかもしれません。現行のmRNA型生物製剤の接種はここでストップするのが理性的かつ科学的な判断です。
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このことが、三回目接種率の高い国が感染爆発している要因の一つでしょう。それならばオミクロン型のスパイクで追加接種するとどうなるのか。これは最悪の結果を招く可能性があります。大阪大学が見つけた感染増強抗体だけが増強されてオミクロン型に対する中和抗体はごく僅かしかできないということに
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BRCA 1は変異すると乳がんのリスクが高まることから命名された遺伝子。breast cancer を略して命名。スパイクタンパク質がこれらの機能を抑制していることがだんだん明らかになってきています。mRNA型生物製剤による免疫抑制効果とがん抑制遺伝子の機能抑制のダブルの効果でがんが増加ということです。
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ここで改めて問題になってくるのは政府が進めている三回目の接種。前回のスレッドで述べたように、このmRNA型生物製剤には強力な免疫抑制能力がある。ブースター接種を進めなければ感染は自然に収束する可能性が高い!。追加接種や子供への接種は即座に中止すべきである。これが最終結論です。
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かくしてソウル大学医学部の先生の多くは訴訟のターゲットになることを免れたようです。日本で言うところテレビ医者が訴えられる世界へと展開。どちらが先進国かわからない状態。特にバイオ医薬品においては韓国の方が先に進んでいます。抗体医薬の製造量は半端ではないレベル。日本は政府主導で細々と
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省庁の担当者は二年で入れ替わります。この二年間で何かまずいことが発生するとなにがしかの責任が発生します。そのため、二年間は何が何でも無事に勤め上げたいという気持ちが強くなります。二年間はトラブルを避けたいと今回も考えても不思議はない。この気持ちが厚労省本来の使命を忘れさせた。
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これまでのコンポーネント型や不活化型、そして生ワクチンであれば抗体誘導に加えて細胞性免疫ができれば免疫記憶により長期的に保護されて、さらに細胞性免疫は変異にも強いので細胞性免疫ができれば安心できる。ところが、アクセルブレーキ同時踏みのような設計なので、三回目の接種の判断が困難。
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本来はウイルスに感染した細胞とそうではない普通の細胞を見分けてウイルス感染細胞を除くための仕組みです。スパイクタンパク質に対する細胞性免疫が成立しているため、細胞障害性T細胞、これはキラーT細胞とも呼ばれますが、この細胞がスパイクを産生している細胞を攻撃します。
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このようなことをベースにして話を進めていきますが、問題はmRNAの持続時間およびスパイクタンパク質の持続時間のデータです。最初に出てきたのは4ヶ月という数字です。それはこの論文に出てきます。エクソソームに注目した論文です。jimmunol.org/content/207/10…
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tRNAの安定性を高めるために一部のウリジンがシュードウリジンを置き換わっています。ここで気がつくのはtRNAでは全てのウリジンがシュードウリジンに置き換わっているわけではないということです。tRNAの模式図を貼り付けておきます。図で、ACGUではない見慣れない記号がシュードウリジンです。
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世界の多くの人々が武漢型スパイクタンパク質に対する共通の抗体を保有した状態はウイルスに大きな選択圧を与えることになる。このウイルスの由来に関する議論は今回は保留。結果として武漢型ウイルスのスパイクに対する抗体が結合しづらい変異型が世界中で勢力を拡大することになりました。
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こうしておかないと行政の責任問題になる。しかし、官僚の方たちはそれほど大変なことだと考えていないでしょう。あの素人に毛が生えたような学識経験者の分科会が認めたのだから責任は彼らにあるということになるのです。安堵する現場ネコ集団。責められる分化会。こうして国民が苦しむのです。