「『桜を見る会』と公文書」(時論公論) nhk.or.jp/kaisetsu-blog/… 昭和30年代の桜を見る会の招待者名簿が国立公文書館に移管されて公開されていたことなど、今の桜を見る会招待者名簿の廃棄問題を時間軸を長く解説しています。
簡単に言ってしまうと、内閣府が桜を見る会招待者名簿の保存期間が1年未満であることの根拠として示した保存期間の区分は、2019年10月28日以降の適用されるで初めて出てきたもの。2018年4月1日からこの日の前日までの保存期間表にはないものなので、1年未満とする根拠は不明確のままです。 twitter.com/johokokai_ch/s…
web更新―桜を見る会の名簿が1年未満の保存期間と明示されたのは2019年10月28日から それ以前の1年未満で廃棄の根拠は不明確 clearing-house.org/?p=3417 11月13日の野党合同ヒアリングでの内閣府の説明が明らかにおかしいので、何がどうおかしいのかまとめました。
こういうこをしている政府を前に、真面目に政策議論やリサーチすることがばからしくなってくる。市民社会は立法事実や根拠を厳密に求められ、政府は都合よく作りだしたり廃棄したり―「桜を見る会」名簿 廃棄は国会の追及直前だった 内閣府は「例年と同じ」 - 毎日新聞 mainichi.jp/articles/20191…
ちなみに、情報公開請求への対策として文書の廃棄、未作成が行政機関にとって最も効果的。個人メモとすると審査請求や訴訟で争われる、不開示も同様。そうすると、政府としては情報公開阻止を100%コントロールできない可能性が出てくる。不存在なら、ないことさえ認めてもらえば徹底して隠せる
1年未満の保存期間区分は、①行政文書ファイル管理簿に未登録、②廃棄の個別審査を要しない(所管判断で廃棄可)ので、存在の痕跡を外部に対して隠しやすい。それを悪用したのが自衛隊日報問題、森友学園交渉記録の情報隠ぺい問題なので、廃棄がにわかに信用されないことくらい内閣府もわかるだろうに
仮に桜を見る会の運営所管課が招待者リストを早々に廃棄したなら、各省庁推薦ではなく政治案件の記録を保有しておきたくない事情があると勘繰られてもおかしくない。行政文書管理規則・ガイドラインとの整合性、毎年の招待者の配分(どういう枠で招待されているのか)とかの説明は最低限必要だろう
だいたい、前年度に誰を招待したのかなど情報は前例を大事にする行政機関にとっては必要だろう。各省庁からの推薦ではなく、政治案件の場合もあるので一応持っておくのは普通だろう。推薦する側は、おそらく誰を推薦したのかは一定期間保有しておく必要があるので3年保存などとしているとも思われる。
桜を見る会の招待者リストは1年未満と内閣府官房長は答弁していますが、一方で同じ内閣府内でも、桜を見る会の推薦に関する行政文書は3年保存としているものもある。各所管課が推薦した情報は3年保存、実際に招待された人の情報は1年未満なんて、質の悪い笑い話にしかならない
ただ、桜を見る会の支出増を「テロ対策の強化」としていので、警備上の必要性でおそらく警察庁・警視庁が招待者名簿(あるいは出席者名簿)の提供を受けているのではないかと思うので、こちらの方では残っているもしれない。警察庁は警備に係る個人情報ファイルの保有は公表しないので不明ですが
ただ、個人情報ファイル簿を見ると内閣府分に桜を見る会の個人情報ファイル登録がない。1年以内消去のファイルは登録義務がないので、本当に1年未満で廃棄しているのか、それとも単に個人情報ファイル簿の登録漏れなのかは不明。内閣府のファイル簿登録件数が少ないので、登録漏れの可能性もあり得る
桜を見る会は飲食を伴う会合なので、自治体の例で言えば支出命令等には会議参加者名簿をつけるのが一般的。いつ、どこで何のために誰との会合だったのかは、支出証拠の基本だと思っていたが、国は参加者不明でも飲食費用をだせるのか。常識的に考えれば、支出に関する証拠として5年保存だろう
保存期間表にもなく1年未満保存で廃棄したものは、ある程度まとめて公表義務があるが、2018年度6月、9月に内閣が公表したもののはいずれも廃棄実績なしになっている。どこを読めば、1年未満の保存期間で廃棄できるとわかるのか、内閣府はちゃんと説明すべき。同じ大臣官房に公文書管理課あるんだし。
内閣府官房長が桜を見る会の招待者名簿が1年未満保存で終了後廃棄としているが、この手の名簿は1年未満にできる場合として規則で定められているいずれの場合にも該当しない。内閣府内で所管していると思われる総務課の保存期間表には、規則で定めるもの以外に1年未満保存とする類型が示されていない twitter.com/johokokai_ch/s…
官邸訪問予約届も毎日廃棄されている文書。情報公開クリアリングハウスでは3月から毎日情報公開請求してました。1年前も10日分請求し、当時はどの官庁の誰が訪問していたのかはほぼ公開。1年後になって、一転してほとんど非公開という事態に。溜息しか出ませんが、少し条件整えて最終的には訴訟かなあ twitter.com/johokokai_ch/s…
情報公開クリアリングハウスが原告の日米合同委員会情報公開訴訟のうち、国賠請求について昨日、異例すぎる展開で今日の午後会見しました。早速記事にしていただきました-国が敗訴受け入れ 日米間のメール閲覧回避か:日本経済新聞 nikkei.com/article/DGXMZO…
4月に1日分だけ請求していた大臣日程表が、公開されました。府省ごとに記載内容、後悔範囲がいろいろでした- この日、大臣は何を? “大臣日程表”を見比べて | NHKニュース www3.nhk.or.jp/news/html/2019…
大臣日程表の即日廃棄を止めるために5月7日から平日毎日、情報公開請求します。で9月2日までの請求費用が集まりました。まだご支援が必要です。よろしくお願いします。clearing-house.org/?page_id=2997 ※スマホなどのアプリでtwitterをご覧の方は、ブラウザで表示しないとクレジット決済できません
大臣日程表が即日廃棄。それを止めるために5月7日から平日毎日、情報公開請求をします。ただ、プロジェクト一年間まわすのには350万円必要。4月30日18時現在で6月28日までの請求費用が集まりました。まだご支援が必要です。よろしくお願いします。 clearing-house.org/?page_id=2997
どうして即日廃棄?~大臣の日程表 | NHKニュース www3.nhk.or.jp/news/html/2019… 大臣の日程表の不存在について、官僚への取材や自治体の首長の日程表の状況なども踏まえて、長めにまとめられています
日程表だけで毎日情報公開請求すると最大300万円、それ以外に一日で廃棄されているものに官邸訪問要約届けがある。これはこの3月から実は毎日請求書だしている。これがもろもろ考えて50万円はかかる。廃棄したものがちにさせないために、ぜひご支援を。集まった寄付の分だけ情報公開請求が続けられます twitter.com/johokokai_ch/s…
こんなことも始めます→大臣の日程表の廃棄を止めるため、情報公開請求費用のご支援をお願いしますclearing-house.org/?page_id=2997 大臣の日程表を毎日廃棄するなら、毎日情報公開請求して廃棄できないようにすればよいという、壮大な野望?妄想?20人の大臣分を毎日請求すると、年間で300万円くらいかかる
大臣日程表、11府省で不存在 2週間で廃棄、「即日」も | 2019/4/25 - 共同通信 this.kiji.is/49379895953263… ”2017年度から2年間に公文書として作成された、11府省の各大臣の日程表が全て不存在となっていることが24日、NPO法人「情報公開クリアリングハウス」が各府省に請求した情報公開で分かった”
首相などの日程表の残り方とアメリカ大統領、政府高官の日程表の作り方、残し方を比較したのはこちら→ 日本は「首相が誰と会ったかわからない国」から卒業できるか gendai.ismedia.jp/articles/-/563…
佐川元国税庁長官の日程表一日廃棄問題についての現代ビジネスへの寄稿 「佐川氏の日程は1日で廃棄」情報公開請求でわかった衝撃の実態gendai.ismedia.jp/articles/-/551…