西内啓 Hiromu Nishiuchi(@philomyu)さんの人気ツイート(リツイート順)

「女子が男子よりも精神的な成熟が早く、受験時はコミュニケーション能力も高い傾向にあるので女子受験者差別すべき」っていう何のエビデンスに基づいてるんだかわからない考え方をふつうに受け入れている医学部の教授達に自分や家族の治療方針決めてもらうの、正直ちょっと怖くないですか。
「会社員が向いてないからフリーランスになりたい」て相談頂いた友達の一部、よく話聞いてみるとただ朝の満員電車で疲弊してるだけだったことがあり、意外に会社の徒歩圏とか、「朝あんまり混まないバス一本圏」もしくは「下り電車で3駅以内」で通勤できるようにしただけで問題解決することもある。
神戸市民あるあるとしてモロゾフのプリンのガラス容器があまりにしっかりしてるため、つい洗ってグラスとして再利用してしまう、というのがあるんだけど、我が家が震災食らって食器めちゃくちゃになってもあれだけは壊れなかったので個人的に勇気もらったし、何ならあの素材で家の食器揃えたい。
イギリスのご飯が不味いって話よくネタにされますがあの歴史的経緯、 ・都市に人が流出しすぎて地方の食文化継承されず ・都市の労働者は忙し&貧しすぎて料理せず ・当然外食にこだわるような余裕もなく ・貴族はフランス料理食べてた って感じらしいので日本もそうならないようにして欲しい。
見た目かなりいかついけど下戸で烏龍茶ばっかり飲んでる友達が、行きつけのクラブのバーカウンターで女の子相手にかっこつけたかったのか「いつものキングオブドラゴン」ってオーダーした結果、空気読んでショットグラスに烏龍茶の炭酸割り出してもらえたってエピソード今でもたまに思い出してウケる。
例えば話相手の興味とか関係なく小2男子は自分の趣味とか持ち物の自慢しがち、中2男子は暴力的な言動しがち、ハタチそこそこの兄ちゃんは色恋沙汰の話しがち、みたいなことは微笑ましいけど、おじさんがそのままの状態だと嫌がられる、みたいなメカニズム存在してる気がしてきたので注意したいところ。
公衆衛生的にダメな美談の具体例を挙げると、 ・風邪だけど頑張って出席(感染症の拡散リスク) ・素手でトイレ清掃(消化器感染症リスク) ・水分や休憩取らず真夏に長時間運動(熱中症リスク) ・組体操(2m以上の高所作業は墜落事故リスク) とか。これらそろそろ過去の遺物に出来ませんかね。
「最近の若者はキレやすい」みたいな直感に反して、少年犯罪の統計見ると1960年代半ばは(人口10万人あたりで)現代の4倍ぐらい暴行で検挙された少年がいるし、1981年もなかなかの値である。店員にキレてる年長者たち、「この当時高校生ぐらいだった人」と考えると合点がいく。kangaeru.s59.xrea.com/toukei.html#hi…
逆にランダム化比較実験バラエティみたいなものが世の中に欲しい。ちゃんと事前に倫理審査通して研究計画登録しといて、ガチで世の中の俗説に白黒つけるようなやつ。例えばダイエット法一つとっても、世の自称専門家たちのメソッドの勝ち負けちゃんとつけるだけでコンテンツ的に面白くできそう。
「データ分析できる人材が足りないんだけどどうすればいいか」みたいな話を大企業の偉い人からしばしば相談されるんだけど、「若手社員がどんな卒論書いたか組織的に把握されてます?」と聞いてYesと答えられた事がない。意外に卒論で調査設計してデータ分析してる人材たくさんいるんですけどね。
丸められ方によっては一発で見つからないことけっこうあって、「○○大学の研究チームって誰だよ…」「○○省の有識者会議つったって色々あるだろ…」「せめて論文載った雑誌名ぐらい書いてよ…」って感じで、読者がフェイクニュース検証しにくい状況放置してるの、社会的責任としてどうなの感ある。
個人的に一番ヤバいと思うのが、大企業が学生時代に名門大学でSPSS触って卒論書いてた人にお茶くみさせたりしてる一方で、IBMから買ったSPSS使うために高い人月単価で「SPSS使える人」を外注してるパターン。
戦後日本人がすごい勢いで寿命伸ばしてった一因に冷蔵庫の普及って可能性が指摘されてる。ほんの数十年前日本人の多くは地域や季節によっては塩分使って保存した魚や野菜ばっかり食べてた状況だったのが、冷蔵庫により解決されたことで胃がんやら脳卒中のリスク下がったのでは?という考え方らしい。
「子どもたちがプログラミング学ぶとよい」という話には同意するけど、「だから学校で先生が教えよう」という考え方はITの良さに真っ向から対立するような気がしてる。これだけ国内外に無料でプログラミング学べる良いWebサービスがあるのに、なんで専門外の人間に教えたり評価させたりするの?と。
おそらくマスメディア関係者の多数派が「論文など読んだことない」あるいは「卒論で締め切り間際にまとめて出典書いた気がするけどあれたぶん何かの飾りみたいなもんだと思ってる」みたいな状態だからこうなるのかもしれないんですけど、さすがにもうそろそろこの状態放置するのマズくないか。
青椒肉絲とかも春先の竹林から竹の子掘って来て、中南米からピーマン運んできて、インドから運んできた胡椒で炒めて、牡蠣の煮汁で作ったソースで味付けするとか、時代によっては国が傾きかねないレベルの贅沢である。イノベーションとか経済とか、人類が作った色んなものに感謝したい。
スターウォーズに「フォースのダークサイドに落ちる」って表現ありますけど、日本のメディアに出る「専門家」が、最初出てきたときは自分の専門のことだけマジメに話していたはずなのに、気がつくと「専門家って看板使っていい加減なことばかり話す」ようになるのも一種のダークサイド落ちだと思う。
SNSでたまに見かける「弱い人は復讐する。強い人は許す。賢い人は無視する」っていう「名言」、誰が言い出したのか正確な出典調べても出てこないんだけど、もし本当なら復讐されるような悪いことする人に有利すぎだし、強くて賢い人だって「法的にきっちり償わせる」くらいのことふつうにするだろう。
「筋肉は裏切らない」って言ってる人、「しあさってくらいにまた一緒にジムに行こうね!」「今日は下半身鍛えたから明日は上半身の番ね!」みたいな約束を本人が全く裏切らないから筋肉との信頼築けてるだけで、そこ「ごめん急に飲み会に誘われて…」とかドタキャンしてると筋肉は容赦なく去っていく。
ふと九九はゲームとしてのステージ構成がよく出来てるなって思った。チュートリアルの1の段、基本操作覚える2の段、序盤の難所3の段、2の段応用する4の段、ボーナスステージかつ各段のセーブポイントになる5の段、3の段応用する6の段、最難関7の段、4の段さらに応用する8の段と続く。
FIFAのルールで、選手の移籍金が発生した場合にはそのうち最大5%が12才から23才までに所属したクラブにも分配されるってのがあって、実は滝川第二高校も岡崎さんの移籍で2千万円くらい得てるんですけど、ふるさと納税とかも返礼品目当てとかじゃなくこういう仕組みにした方がよくないかって思ってる。
「お年寄りが喜びがちな子どもの美談」全般、公衆衛生的にはダメすぎだろってものけっこう多いんですけど、特に最近報道されてた、水害後にワクチンもちゃんとした装備もなしに半ズボンの子供に土砂や瓦礫撤去させるとか破傷風のリスク考えると絶対美談にしちゃダメだろう。
あと植物の種類によっては侵略的外来種になるレベルの「マジ幅広い環境で咲きよるやつ」もないわけではないけど、たまたまそのタイプの人が「咲く場所を選ぶとか甘え。とにかく置かれた場所で咲きなさい」とか言ってるなら世の中そんな種ばっかりじゃねえよと思う。
この数年、地方創生周りの仕事して色んな人の話伺うんですけど、日本人の多くが「稼ぐ方法」として農水産物売るか観光客に来てもらうかしか思いつかないって状況けっこうヤバい。発想が南の島でのほほんと暮らしてる人みたいじゃないか。
科学って基本「既存の知識を疑い検証すること」の積み重ねで出来てるんだけど、子どもにそのプロセス教えようとするとすごい手間なので高校までは「既存の知識を正しいと受け入れて覚える」形式で教えられており、故に科学を「信じるか信じないか」ってものとして捉えてる大人が少なからずいそう。