見た目かなりいかついけど下戸で烏龍茶ばっかり飲んでる友達が、行きつけのクラブのバーカウンターで女の子相手にかっこつけたかったのか「いつものキングオブドラゴン」ってオーダーした結果、空気読んでショットグラスに烏龍茶の炭酸割り出してもらえたってエピソード今でもたまに思い出してウケる。
キングオブドラゴン、正確に言うと縦長なショットグラスに烏龍茶と炭酸水を1対1で注いで、スタッフのノリ次第でグラスの縁に塩がついてたりライムささってたりするのをショットガンスタイルで飲むやつなんですけど、アルコール苦手な人の健康のためにこっそり流行って欲しい概念である。
最近のTwitter、攻撃的なリプライとかして人からブロックやミュートされたりすればするほど他の人のリプライ欄でも表示されにくくなるみたいな仕組みだっていう話を聞いて、自分が誰からも見えてない透明人間状態なのにそれに気づかずリプライ欄で攻撃的に絡んでる人とか想像するとちょっと泣ける。
昔、年長者が突然理不尽に自分にキレだして「今なんで怒ってるかわかる?」みたいに質問された際、咄嗟に「前頭葉でしたっけ?確か加齢で前頭葉の機能が弱ると感情のコントロールが下手になって怒りやすくなると学部の授業で習った気がします!」って答えた結果この世の最上級のブチギレに遭遇した。
それは申し訳なかったなと思うんですが「何かにネガティブな感情を覚える」というのと「キレて感情の制御ができなくなりその理由の言語化さえおぼつかなくなる」はだいぶギャップがあるし、それが前頭葉なのかはうろ覚えだけど、理不尽にキレる理由は本人の脳機能ではという仮説みんな持ってるといい。
一応文脈補足するとこの人医学部の先生で、当時の自分に圧迫気味に「○○がなんでかわかる?」って質問してくる時は毎回その生物学的メカニズムに対する理解を問うてきたので、そのマインドセットで咄嗟に答えた結果大惨事になりました、という話であります。
最近の若者が「怒られた」ことを「怒られが発生した」って自然災害みたいに言うのいいなと個人的に思うことがある。しょうもないことで怒ってネガティブな感情で過剰に人をコントロールしようとする大人は少なからずいるので「あなたの感情と私がすべき行動は区別すべき」っていう姿勢悪くないのでは。