トダ(@_t0da_)さんの人気ツイート(古い順)

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「アビー!アビー!」 いつもの場所に彼女はいた 「僕を連れてって!ここはもうやだ!」 「…ダメ 」 「なんで?山神さまなんでしょ?」 「…より長く顕現するためこの地の神の概念を借りたの 私は鍵 私はあなたの未来を知る者」 「ここで生きるの いつか私の村にくるために 生きるのよ リツカ君」
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アビーは二度と現れなかった 僕は結局中学の時にまた転校になり あの村にはそれっきり行ってない でも今でも鮮明に思い出す 最後の最後 夕日の中微笑んで言ったあの言葉 「いつか私の所に来て 私を倒してね 私を倒してもころさなかった優しいあなた」 「あなたの旅路に幸多からんことを」 おわり
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「両名共にバイタル悪化!このままでは!」 決戦で負傷 マシュは右足と内臓 リツカは両目と皮膚の半分を失った 「非人道的です!」「しかしここで彼らを失えば世界は」 目覚めた 鏡を見る マシュでも私でも先輩でもない誰かがいた 「成功だ!」 悲鳴のような歓声 私は誰 彼女はどこ 【2人でひとり】
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サーヴァントが一騎ずつ喰われるようになった 儀式の目撃情報からアビゲイルの仕業だと断定された 「私じゃ!魔女は私じゃないの!」 潔白を訴えるも座に還された 一息ついたマスターの後ろからクチャクチャと喰う音 そこにいたのは 真っ先にアビゲイルを犯人だと主張したものだった カルデア魔女裁判
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どこかのもしも マシュと主人公がしんで救われた世界 それが許せなく 滅ぼそうとした人がいた カルデア時空にも影響が出て 正そうとした主人公たち 敵を倒し辿り着いた時 「やっとあえた 会いたかった 世界を滅ぼしてでも どうか僕を倒して生き残ってくれ!」 泣いて笑った彼は カルデアの職員だった
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主人公のサーヴァントに 「ちゃんとマスターとマシュを守ってやれよ!!」 と怒鳴りながら攻撃するも 主人公たちにとっては敵ではなく簡単に倒された 「だっておかしいじゃないか 子供2人が無理やり戦いに巻き込まれて しんで世界は平和になりました チャンチャンって おかしいだろ おかしいだろ!!」
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「昨日私もマシュもしわしわのおばあちゃんになった夢みた 所長も髭の長いおじいさん」 「何ィ!」 「お餅食べたら所長の入れ歯がとれて皆大笑い」 「失敬な!歯磨きは欠かしてないぞ!」 「…マシュ泣いてるの?怒った?」 「いえ 余りに幸せな夢で 」 「そこまで皆で生きられたらどんなにいいか」
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大奥で所長がカーマにパンチした時 あ、この人はもう家族なんだ と決定的に思った 苦しみカーマを睨む主人公をみて これがこの子供を苦しめてる敵だと それに本人は強いと思ってるけどほぼ効かないパンチ 結局彼らを、自分を救った あの向こう見ずなパンチは 家族を守るためのもの 理不尽で美しかった
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ある日五騎のシャドウサーヴァントと遭遇 倒そうとするが違和感 よく見ると、それらは今の自分のパーティと全く同じなのだ 冷や汗が出る中凝視すると 彼らの奥に自分と全く同じ格好のマネキンが 倒さず帰還 報告すると 「逃げたのは正解だったね もし倒していたら君は帰って来られなかっただろう」
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サポートを借りクエストクリア ポイントを渡して帰そうとすると 「あの 連れてって下さい」 「何を、君のマスターが待ってるだろう?」 「いえ 私のカルデアは先程滅びました 帰る所はありません」 「連れてって下さい 連れてって」 「いいえ 然るべき所に還りなさい」 「そうですか 呪いますので」
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マシュとぐだこちゃんが昏倒 意識が戻らずムニエル達がうなだれていると バタン! 料理たっぷりの皿を持つ所長 「はやく起きろ!さもなくばカルボナーラもパンケーキも私の胃の中だ!」 いきなり食べ始め 「何してんだ!?」 「うるさい!グスッ うまい!最高だ!ウッ だから…はやく起きなさいよ」
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「グッ…これだけじゃないぞ 生クリームたっぷりホールケーキにハンバーグ、イチゴのパフェだって作ってやろう!太った〜なんて言っても聞かんからな!」 「ほら、お前たちも食べろ!食べてこいつらを呼べ!」 その後目が覚めた2人は山ほどのご馳走責めにあい、ころころに丸くなった
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カルデアに幽霊が出た 血まみれで床を這う 詠唱は効かず何故かマシュの足元に来て消える 「変だね、マシュ気をつけて」 数日後に襲撃された 動力を断たれサーヴァントもいなく、自身も腹と脚を撃たれ瀕死 マシュも負傷してた 探さなきゃ 冷たい床をずるずる進んだ時気付いた 「あれは俺だったんだ」
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ある日サーヴァントが真っ青な顔で帰還した フレンド外にサポで呼ばれクリアした後 しつこくうちのサーヴァントにならないかと言われと断ると 「じゃあかえさない」 と一斉にゲラゲラ笑い出し体が動かなくなったが 持っていた絆礼装が光り気づくと戻って来たという 「あそこはこの世じゃなかった」
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ある異聞帯で村を訪れると人々が自分達を知っていた 【カルデアの者】とは違う自分とマシュそっくりの二人が村に来て去って行ったという 「後から来る同じのは悪い人なのでころして下さい」と言い残し 何故しなかったのか聞くと 「奴ら影が無かった 化け物じゃ」 去った後村から子供が1人消えたらしい
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異聞帯で訪れた家で 歓迎をうけ食事が出た 喜んでマシュの分まで食べ切ったぐだこちゃん お礼を言ってすぐ家を後にした 「どうしたんです?親切ですし、もう少しいれば話も聞けるかも」 「…舌が痺れたの あれ 毒が入ってた」 「食べる所ジッと見てた ニタニタしながら」 そこには二度と戻らなかった
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「ええ肴が入ったんやけど、いっしょにどない?」 召喚して数日の酒呑童子が言う 「お酒はダメなんだけど…」 「かまへんかまへん」 お刺身を出された 「旦那はん刀もってへんし 先に切ったったわぁ」 食べようとすると青い顔のマシュに止められた 「私知っています この話…!」 「ふふ いけず」
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ある日カルデアに幽霊がでた 黒髪の女の人 こんな聖人だらけの所にも出るんだ!と報告すると 途端に隔離された 「詠唱ですぐ祓えるんじゃ?」 「この聖域に現れた時点で幽霊ではありません 幽霊のフリをした恐ろしいものです」 次の日私の服を代わりに着た職員が消えた 「贄を立てねば助かりません」
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先輩がおかしくなった 瞳孔が開き丸い石を丸呑みにして舌を出す 戦闘時に祠を壊したらしい どうやって傷つけずに憑き物を落とすか話していると 「おい」 「お前こんな所で何やってるんだ 食うぞ」 お竜さんが先輩の前髪をひっ掴み凄む とたんに元に戻った 「あんなの三下だぞ 報酬はカエルをよこせ」
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「あれ、割とシャレにならないものだったよ そこでは有名なヤツさ」 検査を終えダヴィンチちゃんは言った 「それをひと睨みで…大したものだ!」 それをえへん!という顔できく坂本さん、何でおまんが…と言いたげな以蔵さん 山盛りのカエルをペロリと食べるお竜さん とっぴんぱらりのぷう おしまい
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マシュ達とレイシフト 先頭を歩く 後ろから談笑 「モツを貰う」 「脂の乗った腕がいい」 「脚」「胸」 食事の話?でも何か嫌な感じ 「橙色の髪の頭は美味かろなあ」 私を食べる話だ! 振り返らずに走り逃げきった所で通信 レイシフトのミスで違う所にいたらしい 私だけ 他の皆は正しい座標にいた
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原稿も終わり1人夜の浜辺に 浅瀬で遊んでると 「ゴボッ おかあさんっ 」 ジャックが沖で溺れてる 行こうとすると 「だめだよ」 何故か彼女が後ろに 「あれうそ 私たちをしんじちゃだめ 」 沖には無数のジャックがこちらを睨んでいて もう一度見ると全員消えた 後ろの彼女も 海には自分しかいなかった
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夜中目が醒めると 見知らぬ子供がぞろりと並んでいた 「優しそう」「遊んでよ」「つれてこう」 もうダメだと思ったその時 「あげないよ」 子供の中に見知った顔 ジャックがいた 「私たちのお母さんだからあーげない」 「えーずるいよ」「いいな」 「諦めなよ あなた達じゃ私たちには勝てないでしょ」
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マスターの髪と爪から毒物反応が出て大騒ぎに 調べると彼女の歯ブラシ、化粧水や枕にまで あらゆるところに塗布され混入していた 犯人は職員だった 「効かないんだから!どうせ効かないんだからいいじゃないか!」 お気に入りのサーヴァントとマスターが親しくするのを妬んでの憂さ晴らしだったらしい
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「おーい 藤丸!」 青空が覗く窓の外からムニエルが 「装甲が痛んでる 一緒に見てくれ」 わかった、とハッチを開けようとすると 「何してる!!」 所長に襟を掴まれ引き戻された 「だってムニエルが…」 「寝ぼけるな!今は虚数潜航中だぞ!」 もう一度窓を見る 虚数の海が広がり 勿論誰もいなかった