トダ(@_t0da_)さんの人気ツイート(新しい順)

1
村の娘は泣く 生贄として化け物に嫁ぐ 「きっと酷いことされる…」 … 化け物は泣く 「酷いことするんでしょ!」 化け物は娘だった 化け物も生贄だった … 「今日はお味噌汁を作ったわ!」 「まあ素敵、お味噌はどこから?」 「あなたの村を襲ったの!」 「まあ、いいわね!」 娘2人は幸せに暮らした
2
去年出た音楽を「最近のだ!」と思って聞きますし 本なら10年前くらいまでは「新しいな」と思って読んでますが 「流行に乗り遅れてるよ」とか「遅いよ」と言われたりすることがあります 周りが速すぎるんだと思います 次から次に食い尽くし、あっという間に忘れ去る なら私は「流行遅れ」でいいや
3
5年ごとに生贄の娘が捧げられる村 「5年ごとに異界から化け物が来るから鎮めるために捧げるのだ、奴らは娘を見るとさらって帰る」 … ある年捧げられた娘 化け物が喋る 「ああ、餓死寸前よ! 私達は人間保護団体のモノです 何故か5年ごとにこの場所に子供が捨てられるから保護してるの!もう大丈夫よ」
4
雨を降らして村を守るために化け物の生贄になる娘 実は化け物は生贄が来るたび育てようとするが言葉が通じず、娘を死なせてしまい その涙が雨となっていた ある娘が生贄となった時、化け物と意思疎通がとれ、娘は死ななかった 化け物は嬉しかった 化け物は泣かなかった 雨は降らなかった 村は滅びた
5
チリン 盲目の藤丸立香が最初に召喚したのは道満 藤丸は鈴の音で道満を判別し 聞こえるとマイルームを開けた … ある日、邪な想いを抱く職員が鈴を持ち扉に チリン 「開いたら押し倒しそう…!」 ところが 「…違う」 職員の背後から声 「ン〜ご明察!」 『道満、あなたの音じゃない』 職員は消えた
6
藤丸立香は目が見えない 冬木で負傷した 「藤丸君頑張って!」 「マスターいくよ!」 でも道満は…怖いし連れてかない … マシュは知ってる 職員は死んだ 残ったのは道満のみ 式神を操るだけで、マシュ以外全て道満 「拙僧は留守番してますぞ!いってらっしゃいませ!」 今日も道満は戦闘に同行する
7
テスカトリポカを畏れる職員 「どうして?結構気さくだよ」 「立香ちゃん…彼が来たばかりの頃食堂の場所を教えたの、その時 この料理が美味しんです、ぜひ食べてみて下さい!って善意で言った そしたら一言 「意見か?」 って はいって返したら死んでたよね」 「あーポカニキそういうとこあるね」
8
七夕の短冊に願いを書くマスター 「新しい礼装が欲しい、とかかな?」 「PUサーヴァントが来ますように、じゃない?」 「食堂のメニュー〇〇にして!とかだったり!」 わいわいしマスターの短冊を見たサーヴァント達 そこには一言 「はやく家に帰れますように」 「そうか、そうだよね…はは…うん」
9
認知症により藤丸はマシュのこともわからなくなった 「誰?」 「…」 しかし藤丸はマシュの手を握る 「熱くないよ大丈夫、一緒にいるからね… あれ、ごめんなさい初対面なのに」 「いえ…グスッ、ありがとうございます、先輩」 「泣かないで、あなたが泣くと 胸が苦しい」 『ファーストサーヴァント』
10
道満が召喚 「どうせ晴明の代わりでしょう」 マスターは日本人 「やった!道満さまじゃ!」 「…え?」 「地元じゃ晴明より道満さまじゃ!これで百人力!ありがとうございます道満さま」 「…まあ、拙僧播磨では晴明より有名、というか、まあ元々有能で多才ですし?なんなりとご命令を」 『嬉しい』
11
「安倍晴明では!?」 「晴明を喚んだ筈」 「…ハァ」 道満は大抵晴明召喚の失敗で喚ばれる だから魔術師は大抵殺した … 「今度もですか」 喚ばれた先には少女 「どーまんだよね?ママが言ってた人とそっくり!」 握りしめるのはバレンタインのお返し 「はい、拙僧が道満にて、なんなりとマスター」
12
母は離婚し再婚 新しい父は大きくて怖かった でも優しかった 母がまた浮気していなくなっても、側にいて 参観日にも来てくれた 「藤丸の父ちゃんデケェ!」 「顔だけキレイで凄え!」 蒸発した母が不審死で見つかった時も優しかった … カルデアで道満を召喚し全てを悟った 「お父さん…」 母の死因は
13
平和になりケーキ屋を始めたマシュと藤丸 時折不思議な客 「ええい、店ごと買うぞ!」 (王様…) … 「腕を上げたな」 「エミヤに言われると嬉しい」 「なっ!?バレて!」 (バレバレ…) … 「メロンのケーキいただくよ 甘いの苦手だし、この店好きじゃないけどね」 「いつもありがと、オベロン」
14
世界を救った藤丸立香は自分のためには頑張れず 理不尽な上司の叱責や膨大な仕事量に耐えられなかった 「死のう」 ビルから、飛び降りた 「ンン〜」 抱きかかえられる 「道満着地任せた、と言ってくだされ…マスター」 「道満…」 「それはそれとして会社は物理的に潰しておきました」 「道満!?」
15
「食堂はブーディカ達に任せた」 エミヤは微笑んだ 「後で護衛料は弾んでもらうきの!」 以蔵は笑った 「殺菌します」 ナイチンゲールはいつもの顔 「死にたくありませんが…あなたを死なせたくありません」 シェヘラザードは震える体を押さえつけ言った 『ORT戦に向かうサーヴァント最期の言葉』
16
数週間後しれっと道満はカルデアに戻ってきた 「地獄?勿論行きましたとも! 獄卒共を皆殺しに、釜をひっくり返しの大暴れ!見事閻魔大王さまに娑婆へ送り返されました! 拙僧がただで地獄に堕ちるとでも?」 「甘くみてたわ…流石道満」 「しかし、もう無茶はしないでくだされ」
17
戦闘で死亡 地獄に行く藤丸 道満と共に三途の川を船で渡る 「マシュ達どうなったかな…」 川を眺めてると 「よそ見を!しましたねえ!」 道満に突き落とされた … ピッ 「意識戻りました!」 泣きそうなマシュの声 助かったらしい 道満はカルデアから完全に消滅 部屋に手紙 「地獄は独りで参ります」
18
ゴルドルフが死亡 「さて、地獄にいくとするか」 「待て」 「テ、テスカトリポカ!?」 「お前にはミクトランパでシェフをやってもらう」 「待ちなさい!冥界でシェフになるのだわ!」 「閻魔亭で洋食担当になるのでち!」 「「「とにかく地獄には行かせない!」」」 『スカウト合戦』
19
藤丸立香はアンプルの打ちすぎで意識不明で寝たきり マシュがずっと看病した … 「あれ、足が、手が動く!」 「先輩お疲れ様でした! ピクニックに行きませんか?エミヤさんがお弁当を作ってくれるようです!」 「うん行こうマシュ!」 「はい!」 … 老いた2人は寄り添うように 安らかに死んでいた
20
藤丸立香は老いて孤独死 ところが葬式の時 「妻です」 突然配偶者が … 「藤丸さんと歳離れてるし、財産目当てかな」 「美人だったな」 下世話な弟子に和尚が 「馬鹿者!」 … 「頼みます」 「はい、女王陛下」 式には赤髪の外国人も 「お母様の娘だから来た…でもアイツとは血繋がってねーから!」
21
藤丸立香は3歳頃家に置き去りに しかし半年放置しても生き延びた 理由は不明 母親が焼身自殺し放置が発見 … 「ああ立香!衰弱しきって…この茶々が重湯を作るし!だから頑張って!」 「ひもじさのあまり紙まで食べ…むごい」 「許せぬ!よくも立香を!妾は茶々に在らず! 淀が貴様を焼きに参る!」
22
大金を手にした藤丸立香 結婚した しかし相手が不審死 警察によると「毒殺」 だが立香は疑われなかった 「あなたの髪からも毒が出ました 日常的に毒を盛られてたのでしょうがあなたには効かなかった 配偶者は不審に思う、疑う 「食事を自分のと取り替えられるのでは」と そして、逆に毒の方を食べた」
23
「カルナ!修練場行くから付き合って!」 「承知した」 「お母さん高難易度一緒にいって〜」 「お任せください!」 「道満!異聞帯行くよ!」 「ご命令とあらば」 「さあ、皆今日も頑張ろう!」 その日負けて藤丸立香は死亡した 『ある藤丸立香の最後の日の会話』
24
以蔵さんと生きた藤丸 最期の時 「令呪全部あげる…受肉して好きに生きて…でも、人斬りはだめだからね」 「なんじゃあ!?」 … 「首相来日です」 「岡田くん、暗殺組織が絡んでる 護衛を頼む」 「まかしちょけ、高い給料分は働くぜよ わしゃ護衛はしくじらん!」 『凄腕SPになった以蔵さんの話』
25
ゲオルギウスが召喚 「さて、何を触媒に召喚を…」 幼い少女が持っていたのは、一枚の写真 そこにはゲオルギウスは写っていない カルデアの皆と藤丸立香が写った集合写真 「おばあちゃんの若い頃の、友達との写真だって」 「ああ…懐かしい これは私が撮ったものです、どおりで召喚されたわけです」