トダ(@_t0da_)さんの人気ツイート(古い順)

876
女の一人暮らし、襲おうと入ったら猫に手を噛まれた 痛ぇ!起きそうだったし逃げた … 噛まれた所が痛え 病院で抗菌薬を貰った … 薬が効かねえ、痛え、痛え 腕まで紫色に腫れて、どうなって … 「こないだ窓割れてたじゃん?一歩間違えたら危なかったかな?」 「拙僧がおります故ご心配なく」 『呪』
877
「次のニュースです、〇〇市のアパートで男性の不審な遺体が…」 「ホトケには悪いが、気味悪いな」 「何かに噛まれたようですが、こんなになりますかね? 体中紫に腫れあがり目は飛び出て、頭は割れて」 「…深入りしない方が良いかもな」 … 「拙僧今日ハンバーグつくりますぞ!」 「ありがと!」
878
ある日、世界に毒ガスが撒かれた 助かったのはほんの僅か 「せっかく汎人類史を取り戻したのに…こんな」 「これは数日後の現実、その前に世界を救って 喚んでマスター」 … 夢から覚めた パパとママの挨拶を無視して走り出す 私の夢は、大体やばいのだ プルルル 「マシュ?私!今すぐ会える!?」
879
「先輩!お久しぶりです!」 「マシュ、元気そうだね」 「はい!」 「おっほん!」 「あ、ゴルドルフ所長!」 「もう所長はやめたまえよ 普通ならたかが夢と一蹴する所だが、藤丸の夢は洒落にならん!早速…」 「ゴッフ、なんか体積増えた?」 「こら!そういうこと安易に人に言ってはいけません!」
880
藤丸立香はある女性と結婚 夫に先立たれてばかりの可哀想な 「貴方だけは失いたくない」 暮らして数ヶ月、妻が苛立つ様に 食事は頑なに妻が全部作る 「俺もやるよ」 「いいの!」 … ある夕飯、妻の皿の魚が少し小さかった 藤丸は善意で皿を取り替えた 妻は苦しんで死んだ 『毒耐性(自業自得)』
881
藤丸立香は早死にした 無理が祟ったのだ マシュは最期まで付き添った 「先輩がいないと、私」 「…もうないけどさ」 令呪の無い右手を掲げ 「令呪を…もって命ずる…俺の分も生きて 重ねて命ずる…病気や怪我しないで …命ずる…どんな形でもいい…幸せになって…」 「…はい!必ず遂行します!」
882
先輩は私を自由にしようとしてくれたんですね 私、囚われてなんかなかったんですよ? この先どんな人生を歩むかは私にもわかりません でも確かなのは 本来私が死んでたあの時、手を握ってくれたのは先輩でした 「冷たくなりましたね」 あの時はあんなに温かかったのに 「私、ちゃんと生きますから」
883
「私は、殺しました 獣を、人を盾で押し潰しました 私は地獄行きです でも先輩は違う お願いです、先輩だけでも良い所に…」 「俺も同じ!マシュと一緒じゃないと嫌だ!」 … 「閻魔大王様?」 「その者ら、閻魔亭に行け …娘の紅が朝餉を用意し待っておる」 『お前様方、来るのが早すぎるのでち!』
884
「美味しい!」 「おいしいです!」 「それはよかったのでち!…お前様方、しばらくここで働くのはどうでちか?人手が足りないのでち」 「…うん、でも戻れるなら戻りたい、無理なら地獄でもどこでも行くよ」 「頑固でちなあ、仕方ない 今日一日はしっかり骨休めして、また現世で頑張るのでち!」
885
世界を救った50年程後 聖杯戦争 1人の老人と老女が参戦 「…久しぶりですね、先輩」 「懐かしいな…その呼び方」 「私、しわくちゃになっちゃいました」 「そうかな?昔と同じ雰囲気だよ …また俺と一緒に戦ってくれる?」 「勿論です! マシュ•キリエライト、参ります!」 『70歳の聖杯戦争』
886
「婆ちゃん!やるねえ!…でも何故かアンタの事は嬢ちゃんと呼びたくなるな」 「クー・フーリンさん!色々お世話になりましたが真剣勝負です!」 (ゲッ、真名バレてら) … 「あたた、腰が」 「先輩!抱えます」 「お姫様抱っこ…申し訳ない」 … 「犠牲は最小限に、この戦争を止める!」 「はい!」
887
カルデアの給料が支払われ藤丸は金持ちに 急に親戚という男 (詐欺ですぞ) 「…俺天涯孤独だったから信じたいな」 「保険に入りなよ!」 (殺す気ですぞ) 「食事作るよ!」 数ヶ月すると男は苛立つ様に 「お茶淹れたよ!」 (相手の茶に塵が カップを入れ換えなされ) 男は苦しみ死んだ 『毒耐性』
888
「道満!わかっててカップを入れ替えさせたな!」 「拙僧を信じぬマスターにはこうするしか…シクシク」 「…ごめん」 「などと泣きつつ!このままではマスターが怪しまれます故、消しましょう!」 「え」 「式神を此奴に変化させ動かしアリバイを作り、死体は呪で骨まで腐らせる、完璧ですな!」
889
神社のお祭りでママとはぐれた 「ママー!」 「こんばんは」 浴衣の男の人 「誰」 「お母様の友人です、さあこちらへ」 手を引かれて歩くと露店に 綿飴を買ってくれた 「お母様によろしく」 … 後でママに聞いた 引っ越したばっかりで友人なんていない事 でもママ怖がってなかった 「ありがと、道満」
890
「マスター、マスター!」 「道満!?ああ、夢か」 「まったくあなたの娘、危うく引っ張られかけてましたぞ!? お陰で拙僧が干渉出来ましたが」 「やっぱり!なんか不思議な子だと思ってたんだ!」 「この先色々巻き込まれますぞ」 「その時は頼むね」 「ンン…サーヴァント使いの荒いお方だ」
891
全て終わりサーヴァントは退去、日常へ 「マシュと買い物!」 「ショッピング楽しみです」 「うむ、余も楽しみだ!」 「…あれ?」 「ドラコーさん?何故ここに」 「単独顕現」 「いや理屈ではなく」 「余はまだまだ食べ足りん!帰らんぞ!」 「そんなフードファイターみたいな…」 『獣のいる日常』
892
「余は帰らん!食べ足りん!」 退去しなかったドラコー 「酒をもて!」 「ほどほどにね」 … 「ハンバーグがよい!」 「了解〜」 … 「お昼作るね」 「さっき食べたぞ?」 … 「粥である、余が作ったのだ!」 「…誰?」 … 「容体が悪化し…今夜にも…」 「…」 … 「…貴様のいない世界は味気ない」
893
「マスター、いや 藤丸立香よ 怠惰でも汚濁に染まってもなかったが、貴様の最期は…味がよくわからなかった 何故だ?きちんと看取るはずだったのに そのために居続けたのに この世界など全て食らってしまおうか、でも いや、もうよい、もう、よいのだ」 ドラコーは静かに単独顕現をやめた
894
海水浴で溺れた パニック その時 「こっち」 女の子に手を引かれ助かった 「ゲホッ、ありがと」 「…海を嫌いにならないで、嫌われると、母は悲しい」 「?」 … 「大丈夫か!?」 パパに話を 「…そうか」 海に向かってパパは叫ぶ 「ありがとう!母さーーん!」 …私のおばあちゃん、人魚だったの?
895
「パパのママは人魚だったの?」 ママに言ったら笑われた でもパパに聞いたら 「ママには秘密だが、パパにはママが何人かいてな、そのうちの1人が海に、今もいるとは思わなかったけど…」 「…修羅場?」 「違う違う!育ての親だよ 血の繋がらない姉もいた」 「パパやば…」 「ヤバくないから!」
896
今流行りの宗教団体 大学でも勧誘の注意喚起 教祖はキレイな女の人らしい 「ママ、怖いねー」 「…」 ママはどこかへ電話し始めた 「…もしもし、キアラさんに繋いで、藤丸立香と言えば分かります …久しぶり 単独顕現であんまやりすぎるとアンデルセンとか呼ぶからね」 後日団体は縮小を発表した
897
「表向きは真っ当でしたし、信者もみな信仰心篤く良き人でしたのに…」 「行方不明者続出で騒ぎになってたし 勧誘禁止の所で勧誘しちゃダメでしょ」 「まったくめちゃくちゃですぅ まあ私は見て見ぬふりしますけど」 「母もおいたはダメだと思う、めっ」 「余も同意見だな」 「…なんで皆いるの!?」
898
サッカークラブに入ってる 監督が怖い 怒鳴ったり叩いたり 親の前ではニコニコ … ある日勇気を出しパパに相談 「知り合いに経験者いるから、頼んでみる」 監督はすぐ変わった 新しい監督は優しい …でもなんか変な喋りなんだよな 「上手いですぞ〜パスして!」 「藤丸君いいですな〜」 『蘆屋先生』
899
「監督優しいけどさ、監督っぽくないよな!」 「髪長いし、ピアスも!爪塗ってるし!」 「でも教え方上手いってパパもママも言ってた!」 … 「流石教えてただけあるね」 「ンン、頼みがあると言われ来てみれば…まさかサッカーの監督をしろと仰せになるとは…」 「これからも息子をよろしく、道満」
900
私は母の弟の叔父に育てられた 父と離婚した母が早死に 叔父は「占いのような」仕事をしてた 母に似てない、黒髪の叔父 不自由せず育ったのは叔父のおかげ … 「霊基パターン、アルターエゴ!」 召喚された長身の男、髪型も服も違うけど間違いない 「叔父さん…」 叔父は見た事ない、歪な笑顔で笑った