トダ(@_t0da_)さんの人気ツイート(新しい順)

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その後援軍が到着したとき 敵は全員しんでいた 首を絞められていた 首と口の中には髪の毛が巻きついていたらしい その「お竜さん」は味方にも襲いかかり 結構な損害を受けたという 「なんなんじゃアイツ!神性が半分以下にさがっとった!どおりで通らんわけじゃ!」 信長は傷だらけでボヤいた
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坂本さんと一緒に戦い、負けた 令呪もない 「ごめん、皆…」 笑って近づく敵が怯んだ 前に誰かいる さっき坂本さんが宝具を撃って消滅した筈の お竜さん 「違う!コイツあのライダーの宝具じゃ」 「ガアアッ!」 「ぎゃあ」「ぎっ」 銃声が止み静かになった どこかのお竜さんに助けられ取り憑かれる話
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爆風で意識を失った 「…マシュ!」 沢山の子供が呼ぶ 「僕たち恨んでない 悲しくも それを知る前にしんだ」 ああ、彼らは実験の 「でもマシュのおかげで空を見られた やりたいこともマシュを通して知った」 「怪我、代わってあげる だから行って」 「マシュ 僕らの希望」 起きた後涙が止まらなかった
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「お願い所長!パンケーキの作り方教えて!」 ?確かにムジーク家仕込みは最高だが… 「マシュが、所長のを皆がおいしそーに食べるから きっとあれが世界一です いつか作れるようになりたいって…」 「だから私…先輩として」 「…いっておくが厳しい道だぞ?」 「イエッサー!」 料理教室が始まった
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皆が言い争ってる 私の髪、ショートかロングどっちがいいかって 照れちゃうな 気になるけど マシュは「聞かない方がいい」って! 部屋に戻ろ 「短いと身代わりに足りない」 「長いと後ろ髪を引かれる」 「短くして切った毛を保管」 「ダメだ鮮度が落ちる」 「…先輩が思ってる様な話ではないのです」
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中学の時肝試しで霊に憑かれた ニタニタ笑う長い髪の女 お祓いも効かず大変だった カルデアに来てから見なかったけど、一度だけ夜見た ボロボロで 「ごめんなさい…助けて」って泣いてた そしたらいきなりジャックが 「こんなとこいた!」 って髪の毛引っ掴んでどっかいった それっきり二度と見てない
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無事帰れたが思い返すと確かに不自然だった 敵が異様に弱かった 「まるで、ころされる為にきたみたい…」 落ちたアイテムもそうだ 小さなドラゴンから逆鱗 狼から混沌の爪が落ちた 極め付けは礼装を脱いだ時 左胸に薄い切り傷があり血が滲んでいた 「あのまま帰ったらしんでたんだな」 その時確信した
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その日は銀箱金箱が落ちまくった ホクホクで帰ろうとすると 「マスター。手にしたものは全て置いて帰りましょう?」 ケツァルコアトルが苦い顔で言う 「え!?」 「…生贄はご馳走と財宝に囲まれながら心臓を取り出されるのデス」 「気付かない?血の臭い きっとここは祭壇ね」 全部ほっぽりだし帰った
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「でかい猿だったぞ」 「…山の主のこと?」 「うんと年寄りのな まあお竜さんに比べたら若造の若造だ」 「だけどアイツ イゾー未満のクソザコの癖にタチが悪い 人間、それも子供を50は食ってるな」 恐怖に震えてると 「ダイジョーブだ さっきお竜さんが食ってきた あー不味かった」 え、え、
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森を抜けらなくなった 同じ道を堂々巡り 途方に暮れてると 「おい、右手見せろ」 とお竜さん 手の甲に変な形の傷があった 「山の主にしるし付けられてるぞ、全く」 それを舌でベロリと舐めた後叫んだ 「おい!こいつはお竜さんのおやつだ 手ェ付けるならお前から食うぞ!」 その後すぐに街に出られた
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小船で河を渡っていた 私と五騎 「1人邪魔なのがいる」 「叩き出せ」 いきなり落とされ櫂で打たれ 力尽き水の底へ 絆上限の五騎なのに 「どうして…」 「意識戻りました!」 目が醒めた 強敵に襲われ全滅 私は何日か生死を彷徨ったらしい 沈む瞬間に聞こえた言葉を思い出す 「まだ来るな、マスター」
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迷った所を子供達が助けてくれた 喜んでついて行くが、ナイチンゲールがおかしい 彼らの泥と傷だらけの手足を無視 「調子悪い?」 「…それはあなたの方です どうやら目を負傷している」 「アレが人間に見えますか 人の形すらしていません」 子供達は振り返って笑う 「厄介だなあ バーサーカーは」
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7日目の夜が明けた時 「もう大丈夫です」 天草は微笑んだ レイシフト先で厄介なものに目をつけられていたらしい 「皆が手こずるって相当だよね」 「はい、我々の信仰の外のものでした故 説得に時間が」 「しかし謝らなくてはなりません」 頭を触ると髪が半分の長さに 「それでようやく手打ちでした」
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夜、マイルームにジャンヌが 「寂しくなりまして」 意外と思いつつ一緒に寝た その日から1騎来るように マルタも三蔵も 皆寂しがり屋だな ある夜中目が醒めるとゲオルギウスの声 「いけません」 「…頂戴」 「なりません」 「寄越せ」 「去りなさい」 「…毎夜毎夜忌々しい」 怖くなり耳を塞いで寝た
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「あー似たようなの俺も何度か見たことあるな」 本物のムニエルは言う 「ホントかねピカタ君!」 「ムニエルです」 「知ってる奴の時もあれば知らない顔の時もある 大体外に連れ出したがる」 「ただ一度だけ 入っていいかと聞かれた」 「勿論断ったさ でも了承したら どうなってたんだろうな 俺達」
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「おーい 藤丸!」 青空が覗く窓の外からムニエルが 「装甲が痛んでる 一緒に見てくれ」 わかった、とハッチを開けようとすると 「何してる!!」 所長に襟を掴まれ引き戻された 「だってムニエルが…」 「寝ぼけるな!今は虚数潜航中だぞ!」 もう一度窓を見る 虚数の海が広がり 勿論誰もいなかった
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マスターの髪と爪から毒物反応が出て大騒ぎに 調べると彼女の歯ブラシ、化粧水や枕にまで あらゆるところに塗布され混入していた 犯人は職員だった 「効かないんだから!どうせ効かないんだからいいじゃないか!」 お気に入りのサーヴァントとマスターが親しくするのを妬んでの憂さ晴らしだったらしい
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夜中目が醒めると 見知らぬ子供がぞろりと並んでいた 「優しそう」「遊んでよ」「つれてこう」 もうダメだと思ったその時 「あげないよ」 子供の中に見知った顔 ジャックがいた 「私たちのお母さんだからあーげない」 「えーずるいよ」「いいな」 「諦めなよ あなた達じゃ私たちには勝てないでしょ」
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原稿も終わり1人夜の浜辺に 浅瀬で遊んでると 「ゴボッ おかあさんっ 」 ジャックが沖で溺れてる 行こうとすると 「だめだよ」 何故か彼女が後ろに 「あれうそ 私たちをしんじちゃだめ 」 沖には無数のジャックがこちらを睨んでいて もう一度見ると全員消えた 後ろの彼女も 海には自分しかいなかった
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マシュ達とレイシフト 先頭を歩く 後ろから談笑 「モツを貰う」 「脂の乗った腕がいい」 「脚」「胸」 食事の話?でも何か嫌な感じ 「橙色の髪の頭は美味かろなあ」 私を食べる話だ! 振り返らずに走り逃げきった所で通信 レイシフトのミスで違う所にいたらしい 私だけ 他の皆は正しい座標にいた
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「あれ、割とシャレにならないものだったよ そこでは有名なヤツさ」 検査を終えダヴィンチちゃんは言った 「それをひと睨みで…大したものだ!」 それをえへん!という顔できく坂本さん、何でおまんが…と言いたげな以蔵さん 山盛りのカエルをペロリと食べるお竜さん とっぴんぱらりのぷう おしまい
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先輩がおかしくなった 瞳孔が開き丸い石を丸呑みにして舌を出す 戦闘時に祠を壊したらしい どうやって傷つけずに憑き物を落とすか話していると 「おい」 「お前こんな所で何やってるんだ 食うぞ」 お竜さんが先輩の前髪をひっ掴み凄む とたんに元に戻った 「あんなの三下だぞ 報酬はカエルをよこせ」
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ある日カルデアに幽霊がでた 黒髪の女の人 こんな聖人だらけの所にも出るんだ!と報告すると 途端に隔離された 「詠唱ですぐ祓えるんじゃ?」 「この聖域に現れた時点で幽霊ではありません 幽霊のフリをした恐ろしいものです」 次の日私の服を代わりに着た職員が消えた 「贄を立てねば助かりません」
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「ええ肴が入ったんやけど、いっしょにどない?」 召喚して数日の酒呑童子が言う 「お酒はダメなんだけど…」 「かまへんかまへん」 お刺身を出された 「旦那はん刀もってへんし 先に切ったったわぁ」 食べようとすると青い顔のマシュに止められた 「私知っています この話…!」 「ふふ いけず」
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異聞帯で訪れた家で 歓迎をうけ食事が出た 喜んでマシュの分まで食べ切ったぐだこちゃん お礼を言ってすぐ家を後にした 「どうしたんです?親切ですし、もう少しいれば話も聞けるかも」 「…舌が痺れたの あれ 毒が入ってた」 「食べる所ジッと見てた ニタニタしながら」 そこには二度と戻らなかった