トダ(@_t0da_)さんの人気ツイート(新しい順)

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野営中目が覚めてしまった 「ねむれないの?おかあさん」 心配そうなジャック 「まってて!」 暫くすると戻った 「きて!」 手を引かれ進むと 腹を裂かれたドラゴンの死骸 「おかあさんも入れる用におっきなのにした!」 暖かく生臭い中にジャックと入り そのまま寝入った 不思議にとてもよく眠れた
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「ギル祭でも大活躍だったね」 「あのクイックバフ様々だな!」 職員と談笑 ちょうどスカディが通りかかり 「ちょっとこの人にバフ掛けてみてよ!」 「む?まぁよいが」 肩凝り治るかな?何て言ってたら倒れて二度と動かなかった 持病が急激に悪化したらしい 「人の子には過ぎるものだったか…」
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不味い不味いと言いつつペロリと食べた 「うちは鬼や 奪い奪ってぐちゃぐちゃにするのが鬼の礼儀」 「わかってはった、あん人は」 「だから礼を尽くした それだけや」 彼は痩せてた 「もっと立派な骨ならお眼鏡にかなったかも」 食い終わった後 か細い骨を摘み 彼女はコロリと笑った 「貧相やね」
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酒呑童子を好きな職員 いつも褒めて物を渡していた 「ええの?おおきに」 そんな彼は病でコロリとしんだ その夜遺体が食い荒らされた 犯人は酒呑童子 「彼はあなたの事を!」 「はて、お礼のつもりやったんやけどねぇ」 骨をしゃぶり彼女は笑う 「ああ、味ないわ 病でしにはったもんの肉はあかんね」
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「そのサーヴァントを再召喚したわけじゃなかったみたいだ」 現場検証をした職員は言う 「全く違う何かを作り出そうとしていたようだ」 日記には聞いたことのない名前がハートで囲んであった 「多分だけど…子供のつもりだったんじゃないか?あいつとそのサーヴァントとの」 目眩がしその場で吐いた
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お気に入りのサーヴァントが変還されたマナプリズムを持ち去る職員がいた 悪趣味だが貴重な技術者だった為黙認 ある日様子を見に行くと 洗面台に溜まった緑の液体に頭を突っ込み溺死していた 日記には 「意思を持ち始めた」 「体が必要みたい、なのであげます」 とあった 遺体はすぐに燃やされた
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今回ガーデン級で九十九鏡が落ちる やった!と 喜んでいたがサーヴァントはそれを覗くと叩きつけ割った 「式部のスキル用の…」 「あれは九十九から百になっておりました 物の怪に成り果てて」 たまにあるらしい マシュは一度割る前に「百」の鏡を見たことがある 「映っていたのは先輩の死に顔でした」
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夜中隣のマシュが寝言を 「はい わかりました」 「何が?」 面白くて声をかけた 「先輩をころす方法」 血の気が引く マシュは寝ながら続ける 「まず縄を首に…そして」 「マシュ!」 揺さぶり起こす 「…先輩?」 起きたマシュは普通で 誰かと話す夢を見たらしい だが内容と誰だったかは忘れてた
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夜中2時に処置室の鏡を見ると死ぬ そんな噂がカルデアにはあった マスターは一度、魔が差し見に行った しかし何も起こらず 「なーんだ、やっぱり嘘だった!」 「もう、ご無事でよかったです」 … 死溢るる魔境への門 「即死無効が発動している やはりあの鏡は本物だ」 「ふん、まったくあの者は…」
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逃げる途中サーヴァントと会った 「それは災難だね ちょうど黄昏、逢魔が時だ」 「あーびっくりした ノッブ達に感謝しないと」 「そうだ、マシュと新シンに報告しないと」 「そうだね、マシュと新…も心配してるよ」 … 再び走って逃げた 今度は麓まで誰とも会わなかった
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山を登ってると声 「先輩」 しかしマシュは麓の筈 サーヴァントの話を思い出す 「化け物は同じ言葉を繰り返せない 」 「もしもし!」 「もし…」 「この前のぐだぐだイベントは大変だったね!」 「はい…ぐだ…イベントは大変でした」 走って山を降りる途中 振り返り見たマシュは、頭が3つあった
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カルデア七不思議「おばけ扉」 誰もいない部屋から音 「しんだ職員の霊だ」 近づくのは禁止 ガン、ガンという音を聞いて震えてた 襲撃の際逃げる時も音はして こっちに来たら無くなった 違った おばけなんかじゃない 人理修復の妨げになる人を、病死だった事にし閉じ込めてた 私とマシュにだけ内緒で
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よく扉の外に血まみれのリツカ達がいる 勿論うちのじゃない どっかの世界のしんだあいつら 「やっと帰ってきた!」って目を輝かせて入ろうとすんだよ だから、どうすると思う? 塩と酒ぶちまけ罵って追い返すんだ 暫くやってりゃ帰ってく 絶望に顔を歪ませ、泣きながらな …正直二度とやりたくないよ
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朝から晩まで周回 「先輩!休まないと!」 「そーだよマスター」 「でも折角のボックス、皆のスキルあげたいし…」 頑張ってたマスターだが、次の朝マイルームを覗くと背を向け寝ていた 「もう少し寝かせとこう」 彼が冷たくなっているのに気付いたのは昼 喉に戻した金のリンゴが詰まり、窒息していた
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戦闘後マスター達がボーダーに帰ってこない ピピッ 「私達やることがあり遅くなります」 「む?町にでも寄るのかね」 「いいえ、今から首を吊らなければならないので」 所長の怒号が響く 「すぐ行くから座って待ってなさい!」 座標につくと呆けた2人を回収した 「暫く立入禁止、くびれ鬼が出たな」
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ゴーストと遭遇 襲って来ず泣く 「帰りたい所があります」 聞くとこの先の屋敷 「案内して貰えませんか」 怪訝な顔のサーヴァントをよそに連れて行くとお礼を言い消えた 次の日屋敷の前は人だかり 妻を虐めころした主人が狂死したらしい 「ありがとうございました」 「これでやっと願いを果たせます」
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優しい職員がいた 私やマシュを寝ずに看病し見舞いにも頻繁に 私達の怪我を撫で目を伏せる癖があった ある日その人はしんだ サーヴァントにころされた 「なんで!」 「あの部屋を見れば誰でもそうする お前達は見ない方がいいが」 部屋は写真だらけだったらしい 横たわる私達の白い顔と、怪我のアップ
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レイシフト先の民家に食事と寝床を貰った 「明日またお礼を言おう」 起きると誰もいない、いや 全員衰弱し死んでいた 井戸水からの病だった 1人ずつサーヴァントと埋めて、土饅頭だらけの庭 「お客様がいらしたから奮発して豆と干肉のスープです!」 「…あれだったのかなぁ ごめんね気づけなくて」
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敵の宝具で吹き飛んだ 「マシュ!」 「先輩!」 手を握り庇ったが爆風で意識が 気付くと崖下 私は大事ない でも先輩がいない 返事もない、遠くに飛ばされて? 側に盾が落ちている その下から赤い 赤いああ、あの下にいるのはきっと 「マシュの盾は凄いな!」 「はい、絶対この盾でお守りします!」
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マシュ以外全滅 マシュも限界、盾も振れない そんな時ムシュフシュが 今彼女が毒を喰らえば、そう思ったら体が動いた 迫る角を令呪の無い方の腕で 「先輩!」 「毒は効かない!マシュ、今!」 なんとか倒した 止血すればカルデアまでは持つ 「泣かないでマシュ これが2人で生き残る1番の方法だった」
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異聞帯の王と戦い樹を切除 この世界は終わる それをしった親子たち 「この子だけでも一緒に」 …それはできない 「なら名前だけでも」 「マリア」「トーマス」「ヨシュア」「ガブリエラ」 時間まで名を書きとめ、頭を撫でた 「さよならリツカ」 「さよならマシュ」 「ずっと僕らのこと覚えててね」
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「たすけてぇー」 悲鳴が 近づくと女の子がケガレガミに襲われてる 助けようとするが止められる 「あれは罠だね」 でも女の子が! 「いいや、あの子はもうしんでる 見なさい 口が動いてない」 「たすけ たすけてぇ」 声はケガレガミからしてた 女の子は不自然にぐにゃりと動く 急いでその場を離れた
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森に入る前、少女からお守りを貰った 「どうかずっと持っていて」 森はキメラやヒュドラがひしめき何度も襲われたが、無事に抜けられた 「お守りのおかげだね!」 カルデアに戻るとサーヴァントに取りあげられた 「それは大切な…!」 袋をこじ開け中の紙を見て彼女は言った 「これは生贄の目印です」
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レイシフトした がいいがとにかく暑い 「暑いー」 じりじりと蜃気楼 ふと前にオアシス、木陰に泉 マシュと休もう! 水着礼装に着替えようとした時 「先輩!駄目!」 必死の形相のマシュ 「ここはアナスタシアです!」 周りを見ると吹雪しかなかった 私が途中から暑い暑いと言い出し心配だったという
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カルデア襲撃 凌いだが重傷者多数 ベッドが足りず廊下に溢れ夜戦病院のよう 酷い臭いの中、ほぼ無傷のマシュと私は看護に奔走 凄惨さに座り込むのを堪え、声をかけて体を拭く 爆発音! 敵の第二陣 が 誰かが突っ込み吹き飛んだ 「命を!救う、為なら!」 「私は何でもするわ!」 天使の叫び声が響いた