トダ(@_t0da_)さんの人気ツイート(新しい順)

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「符が、道満の符がないわ」 「机の上にありますぞ」 「ありがとう!あら、どなただったかしら?」 「…新任のヘルパーにて」 「そうだったわね! これ大切な物なの 「ずっと貴方を守る」ってね! 今も目に見えないけどいてくれるんだわ」 「…側で貴方を守っていますとも」 『例え貴方が忘れても』
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「宝具は使うな!敵のランサーは速い!動きを止めて叩け!」 「マスター、仰せの通りに!」 ドーマン、と呼ばれた奴はあっという間に敵をやっつけた 「…この事は誰にも話すな、いいな」 …… 「お前のじいちゃんボケてんだってな!」 「バカにすんな! じいちゃんは、最高にカッコいいんだ!」
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じいちゃんは同じ事何度もする 俺の顔も忘れちゃう 「にんちしょう」「ボケた」って父ちゃん達は … 聖杯戦争勃発 敵のサーヴァントが藤丸家に 「助けて!」 その時 「来い、道満!」 じいちゃんが叫ぶと 「お呼びですか?マイマスター」 「令呪を持って命ずる、大切な家族を守れ!」 『消えない絆』
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次の日 「うわ!ジャックが来た!」 「名前も髪の色も変だし、あっちで遊ぼーぜ!」 「…」 ポツン 「お嬢ちゃん1人?可愛いね遊ぼうよ」 「わたしたちと遊んでくれるの!?」 … 「今日はたのしかった!」 「よかったねジャック」 「次のニュースです 先程〇〇公園男子トイレで男性の切断遺体が…」
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公園にて 「おかあさんがねー」 「嘘つき!お前んちシングルファザーじゃん!」 「うそじゃない!おかあさんだもん!」 … 「おかあさん、今日悪口いわれた」 「…俺のせい?」 「ちがう、おかあさん悪くない でもねわたしたちえらかったの 殺さなかった、ほめて?」 「…偉かったね」 『混沌、悪』
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「いくらなんでも拙僧は無理です! 今まで散々外道をやって参りましたから」 「なら私も地獄に行く!異聞帯も滅ぼしたし、地獄行きでしょ?」 「だーかーら拙僧が交渉して免れたんです!というより地獄に連れてったら紅閻魔殿に舌ズタズタにされます、拙僧が」 (微笑ましいな) 「晴明だまっとれ!」
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母の死後夢を 長身着物の男に母が無理矢理手を引かれる夢 「嫌っ、離して!行かない!」 母が地獄に連れてかれると霊媒師に相談 すると 「…逆ですね」 「逆?」 …… 「だから拙僧は行けませぬ!観念して行きなされ!」 「どこまでもお供してくれるんでしょ?道満のいない天界なんて絶対行かない!」
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「お前、馬鹿にも程があるわね お前も娘ももう安息の地などない」 いつからかパパと私はそのお姉さんと一緒にいるように なんでも「先輩」らしい 「勘違いするな お前と私は全く違う…看取ってやろうと思ってたが」 なんだかんだパパには小言を言うが、私には優しい 花のように綺麗な、虞美人さん
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変に思ったママが病院に連れてったけどムダ 20歳になっても子供のままの私をママは気味悪がり、パパに引き取られた 引越しを転々としたある日 パパに土下座された 「本当にすまなかった、倉庫を見せなければこんな事には 独りにはさせない 俺も一緒に生きるから」 パパはそう言い、チョコを食べた
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パパはママに内緒で倉庫に沢山チョコレートを 「昔貰ったの食べきれてなくて」 時々食べてるのを見てた ある日つまみ食い パパが「どうしようかな」って悩んでたのなら怒られないかなって パパは叫んだ 「それは始皇帝の!」 私は歳も取らず病気もしなくなった パパは毎日泣いてる 『仙丹チョコ』
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父はお酒も甘い物も好きじゃなかったけど その日はお供えしてた 父はお人好しでよく騙されそうになったが 悪人はすぐ逃げていった 『鬼』のお陰らしい 父の言いつけ通り亡くなった時 棺に守刀を置かなかった そしたら綺麗に肉が食われてた 泣き崩れてた母も、誰も知らない 俺と父とだけの秘密
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父は豆撒きをしない 「何で?」 「内緒だぞ?父さん鬼には世話になったんだ、お前にも力を貸してくれるかも」 クラスの皆に話したら笑われた でも渡辺くんだけは 「うちもやんない、理由は違うけど」 父に話すと 「綱さんにも世話になったな〜」 変なこと言ってた 今日も節分 父は小声で 「鬼は〜内」
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「離婚したんも『虫の王子様』のせい?」 「いんや、ありゃ暴力 ただ親父は離婚渋ってた そん時位から母さんに虫が集まり始めて しかも親父には襲い掛かったんだと んで耐えきれず離婚、ってさ」 「じゃあずっと王子様は義母さん見守ってたんだねえ!」 (みなまで言われると恥ずかしいなクソ!)
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「また義母さんのお供えに虫集っとる!」 「母さん生きてる時から虫に好かれとった、蚊蝶ムカデ!」 「何でそんなに?」 「『虫の王子様』に好かれとったんだと」 「なら熱烈ね、毎日仏壇来とるなんて!」 … 「クソッ…虫共のせいで来る度バレる…」 「いつもありがとオベロン」 (本人にも…最悪だ)
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「あ、いま閻魔大王様がついに地獄追放を命じられました」 「そんなリアルタイムで!?」 「これ以上地獄を荒らされては困ると」 「それでその男と母は天界に?」 「いや、その男は残るようですな お母様は説得なされてるが聞かぬ様子」 …… 「だーかーら拙僧は行けませぬ!」 「道満のわからずや!」
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「その上その男、火車を乗っ取り観光しております」 「母は大丈夫なのですか?」 「大丈夫です、めちゃくちゃ笑っています」 「そんな男と母が何故共に地獄に? あの母です、浮気というわけではないでしょう?」 「おそらくお父様と出会う前の因縁でしょうな、男女というよりあれは、戦友です」
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母立香が死んだ後 夢枕に変な男 「お気の毒ですがお母様は地獄に…シクシク」 慌てお寺の和尚に相談 「確かにその男の言う通り、わしの力ではどうにも」 「そんな…」 「しかし見える 半裸の着物男とお母様が釜茹で温泉に入り、地獄の龍を倒す様子 エンジョイされてますな」 「地獄を、エンジョイ…」
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「お前はばあちゃんっ子だったもんなあ きっとばあちゃんも天国でお前を見守っとるよ」 「ばあちゃん、皆ケンカなるから順番に旅行行くって言ってた、最初はミクトランパだって」 「み、みくとらんぱ?」 「うん」 「んでヴァルハラ見学したら冥界行って〜」 「ゔぁるはら… 母さん、なんか凄いな…」
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「ひさしぶり!」 「頑張ったなあ」 「さあこちらへ!」 「いえこちらへ」 「私達と共に」 「こっちです!」 「いやこっちだろ!」 「「「「ムキーーーー!」」」」 「みんな、喧嘩しないでねえ〜」 … 「ばーちゃんどこ連れてくかでケンカしとる、あはは! 友達沢山でよかったな、ばーちゃん」
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藤丸の孫は「視えた」 「ばあちゃんの後ろ、おっきなピエロおる」 「あー…すぐ分かるな」 … 「蝶々のはねの王子様!」 「えー来てくれてるんだ、意外」 … 「金のコップ持った女の子!」 「わ!嬉しいねえ」 … 最期の時 「ばあちゃん、沢山来とるよ、部屋はみ出してる」 「…そっか、ありがとう…」
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バリ、バリ 「ああ、骨も脆くて味ないわあ 肉も血も、死にたてとは思えへんねえ」 パキパキ バキッ 「死んだ後骨も残らない 墓にも収まらない、それを選びはったんやね」 グチャ 「うちが座に記録持って帰るさかい 安心してな、旦那はん」 藤丸立香、触媒用に回収を試みるも忽然と消失 以後不明
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藤丸立香の体は限界だった 瞬く間に痩せ細り 「沢山のサーヴァントがこの体とカルデアで縁を結んでくれた 死んだ後、悪用されるかもしれない…だから」 「うちをよんだんよね?ええよ」 酒呑童子は藤丸の顔を覗く その息が止まるのを見届けてから 骨の一片、血の一滴残さず食い尽くした 『鬼の葬式』
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「あー!お母様の役に立ちたいな!私だってサーヴァントだし、守られる存在じゃない!ちゃんと戦って認めてほしいなーー!」 「おいテメー何言って!」 「見ててイライラすんだよね マスター困らせんのも程々にしろよ」 「ごめん、俺喜ぶと思って…」 「う、嬉しいから!」 「夫よ、私も嬉しいです」
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バーヴァン•シーとモルガンを共に編成 ところが 「マスター、必要ありません無意味です 編成から外すように」 「…お母様、はい…」 「あー!戦いは!私が全部やるから娘がいても意味ない!てか危険な目遭わせたくないんだよね!」 オベロンが叫ぶ 「何です糞虫!」 「言葉足りないんだよ女王様!」
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「潜入作戦成功!次はマスター待機で頼光と酒呑童子だけで頼むよ!」 「…」 「…」 … 「はいママ!あーんして?」 「あらアイスを?ありがとう〜」 「親子なのに友達みたい、娘ってのは良いわねえ」 「…うん、ママだーいすき!ね!」 … 「めちゃくちゃ疲れるわ」 「早く終わらせて帰りますよ」