トダ(@_t0da_)さんの人気ツイート(新しい順)

276
ある聖杯戦争、刑部姫が喚ばれた 「帰りたいー引きこもりたいーてか何で姫が…」 目に映ったのは1人の少女と チェイテピラミッド姫路城の写真 「ママがこれ使えば誰かしら来てくれるからって」 「…マーちゃん…その節はご迷惑を…ハロウィン…違法建築…うっ頭が… とにかく娘さんは守りますから」
277
「一緒にいるの、使い魔なんでしょ?」 「うーん合ってると言えば合ってて困る」 「ママ魔法見してー」 「だめ!秘密なんだから」 … 幼稚園で言ったら笑われた ほんとなのに 家に帰ると 「マスターの娘!?」 「かんわい〜」 「似てるわね」 「なんかバレてるって話したら皆見たいって言い出して…」
278
ママは右手にアザがあって、隠してる 「昔火傷しちゃったの」 でも私知ってる アザがたまに減ってる事 大体夜中に誰かと出かけて 怪我して帰ってくる … ある日アザが消えてて、母は酷い怪我 間違いない、テレビで見た 「ママ、魔法少女なんだ!」 (しまった気づかれてた、でもちょっと、違うかなあ)
279
聖杯戦争で喚ばれたオジマンディアス 「…まさかネフェルタリを!!」 彼の目には少女と一枚の写真 「ん?この写真…」 『チェイテピラミッド姫路城』 「ママがこれなら誰かしら来てくれるからって」 「…フハハ!確かにこのピラミッドは余の物、しかし誰かしらで余を喚ぶか…よい!特別に許す!」
280
「その友達とはまだ仲良いの?」 「なんの縁かまだ続いててな…契約切れてるはずなのに、あの人史実でも長寿だったからな」 「ケイヤク?シジツ?」 「いやなんでもない」 …… 「今日夜ラーメン食ってくる」 「例の友達?」 「そうそう」 プルルルル 「あ、一ちゃん?俺俺、もうすぐ店行くから」
281
父さんは深夜のラーメンが好き 「体壊すよ」 「俺昔、辞められず逃げらんない仕事してた 楽しい事もあったが苦しくて ある時深夜にラーメン食べて 「どうしてもなら一緒に逃げてやる」って…友達に言われた事がな それ思い出すんだ」 「結局父さんはどうしたの?」 「やりきったさ、だからお前がいる」
282
「え?一般人をたくさん殺しておいてお前がいうな、ですか? 拙僧を誰だとお思いに? 蘆屋道満ですぞ 拙僧の手綱を引きかつ見下さずペコペコもしない そういう方でないと拙僧召喚はおすすめできませんなあ、あはは!」 「…くそ…使い魔…風情が」 「そう言うとこですぞーー」
283
… 「道満はガッツ2回あるの凄いよね でも痛いでしょ?なるべく使わず済むように戦えたらな」 「サーヴァントの身体などお気になさらず」 「そんなこと…気になるよ」 … 「全く、ガッツをこう使う日が来るとは しかし魔術師とは大概こんなものですな あの方が特別普通の価値観であっただけで」
284
とある聖杯戦争 魔術師が道満を召喚 強いが手に負えない 「宝具であんなに一般人を…秘匿が」 敵は殆ど壊滅 あと令呪は二画 「道満、自害せよ!」 心臓を抉りながら嗤う道満 「ひっ、死なない! 重ねて命ずる、自害せよ!」 それでも死なない 「拙僧を殺すにはあと一画必要でしたな」 『ガッツ2回』
285
ばーちゃんの家が無くなった後 ドーマンがうちの庭に来た 「アイツ、引き取ったんじゃねーのかよ!無責任だな!」 仕方ないからうちで飼った … 「ドーマン、実は俺学校でいじめられててさ」 いじめっ子は来なくなった (あなた「ばーちゃん」と家族同然に仲良くしてくれましたからね、これくらいは)
286
近所に独りのばーちゃん 「寂しくないの?」 「この子がいるからね、ドーマン」 デカい猫をなでる … ばーちゃん死んだ 「どうなるの?」 「独居老人だからね…」 … 親戚のデカい男が来て全部やってった 「今まで何やってたんだよ!」 「はて、ずっと一緒におりましたが…」 猫のような目で男は笑った
287
「道満!何一緒になってケンカしてんの!」 「申し訳…」 「あんたも危ない事すなって言ってんのに!」 「…ごめん」 … 「お母様は心配なのですよ」 「お前なんで母ちゃんに尽くすわけ?惚れてんの?」 「善なる魂に、ですかな」 「…やっぱ変な奴、でも認めてやるよドーマン」 「恐悦至極にて」
288
母ちゃんウザい 何がするとソイツを呼ぶ 「ン〜また心霊スポット行きましたな」 胡散臭い男 「いくら払ってんの?」 「え?1円も」 …逆に怖かった グレて悪い奴らとつるんでた時 トチってボコられそうに するとアイツが 「拙僧、こう見えて肉体派!」 相手ボコボコにして母ちゃんに一緒に怒られた
289
母はいつからかおかしくなった 執拗に私をお祓いに連れてった 「これは祓うべきじゃない」 「関係ない!娘を巻き込ませたくないの!」 … 「あのね、「みえないさん」は私だけじゃない きっとお母さんも大好きで守りたいんだよ」 「でも、相容れないの!!」 「みえないさん」達は泣きそうな顔をした
290
娘には「みえないさん」が見える 私達には見えないからそう呼ぶ 「みえないさんいっぱい! きもののおにいちゃん タバコのおじちゃん きんいろかみのおねえちゃん!」 … 誰かすぐ分かった でも何で? 契約終わった令呪も無い 娘に何する気!? 「…みえないさんこまってる」 『守りたいだけなのに』
291
「サーヴァントは使い魔…関係ない!友達になろう!」 「はい!マスターさま」  「ゴッホカッター!」 「ふふゴッホカッターてなに …戦闘中なのに笑ってごめん」 「令呪で命令?したくないよ」 「それでも私たちはサーヴァントとマスターなのです」 「マスターさま、目を閉じて、宝具を使います」
292
上手くいかない 空気読めなくて嫌われる 笑わせようとして笑われる 聖杯戦争?家系だもんねやりますよ …絶対サーヴァントとも仲良く出来ないだろうなぁ 「あの、エヘヘ、ゴッホです あっ幻滅しないでごめんなさい、その…」 「あヒッ、よろしくねっ!」 『コミュニケーション苦手同士の聖杯戦争』
293
「うわー織田信長もいるよー大丈夫かなあ焼き討ちしないでくれるかなあ?」 「織田信長がいるんですか!!?」 「しかもめっちゃそれをアピってる奴がいるな、信勝だってさ お母さん何者?異世界転生とかした?」 「いやまさか!」 「でもお母さん嬉しそうだよ、よかったね」 「よかったのかな?」
294
「でも揉めてるな、地獄か極楽か浄土かで」 「何で分かるんですか?」 「皆人じゃない、神様みたいなもんだな 何?それはそれとして現世ではちゃんと供養してくれ?分かりました きちんとつとめさせていただきます」 「何でそこまで分かるんですか!?」 「あちらさんガンガンアピってくれてるから」
295
母が死んで葬儀を頼んだ ところが和尚さんは渋る 「お金ですか?」 「まさか!見えるんだよ お母さん浄土じゃなくて 色んな宗教のあの世に連れてかれそうになってて、喜んでるの だからお経読んじゃって良いのかな… あ!着物着てる人達がいっぱい来た! きっとこの人達は仏教派だな」 「仏教派…」
296
どんなガラクタに見えても法外な値段で買い取ろうとする奴らがいたらしい でも上手くいかず 最終的に何故か全部俺の手元に その後話を聞きつけたか泥棒が何度も入りかけたが 一度も何一つ盗まれた事はない 入り切らない分は貸し倉庫に 一応バチは当たってない …誰かに見られてる気がするんだよなあ
297
父の遺言は不思議だった 「太陽のピアスはたまに日に当てて」 「ブレスレットは絶対着けるな」 「ただの石や紙だと思っても捨てず、売るな」 「チョコは決して食べるな」 相続で揉め俺は紙やチョコを貰った とりあえず仏壇に供えてる 他の兄弟達は遺言を無視して皆不幸になった 親父、あれは何なんだ?
298
近所に噂の奇妙な一家が住んでる 若い男、若い女、女の子2人 単なる若夫婦だと思うだろ? でも違う 「どうも、藤丸立香です」 男が自己紹介した 「私は立香の母です」 「わたしは皆のお母さんです」 「わたしたちのお母さんは藤丸立香です」 どうだ?理解できたか? しかも全員血は繋がってないんだと
299
一回ちゃんと言っておいた方がよろしいかなと思うので申しますが 藤丸立香とマシュはお互いを想いあっていて、私はその想いを非常に大切に感じています しかしだからといってそれを恋愛、結婚という場所に着地させるつもりは 私の創作の中ではありません 私には出来ません それだけはご承知下さい
300
「符がないわ!」 今日もマスターは仕舞い込んで忘れてしまった符を探し 拙僧はその度新しい符を見つけやすい場所に置く 「ありがとう!…どなただったかしら」 「…」 「でもあなた、どこか似てるのよね 私の大切な仲間、お友達、なんて言っていいか分からないけど、似てるの」 「光栄にございます」