きなこ(@3h4m1)さんの人気ツイート(いいね順)

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4歳が新年も爽やかに6時起きして、朝ごはんはサンドイッチがいいのそんなお節なんていらないのと泣くので、手近にあった食パンにクリームチーズと栗きんとんを挟むという年神様も恐れぬ行為に出ましたが4歳は 「これうまい」 わりに好評です。あけましておめでとうございます。
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あの歌手の人が言うように、優秀な遺伝子と優秀な遺伝子を組み合わせたら優秀な子は誕生するのかもしれないですけど、遺伝子の仕事とは関係なく、妊娠中の偶発的な要因で疾患や障害のある赤ちゃんは一定数生まれてくるんですよね、その子を慈しんで大切に育てられるのが人間かなと私は思っています。
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娘②、予定の手術を終えたものの肺と心臓の機能悪化により人工心肺のままICUに入り心臓と肺の回復を待つ事になりました。 過去最長の手術、手術部待合のリノリウムの床の上を春の熊の如くウロウロ歩いていた変な女は私です ご心配下さった皆様ありがとうございます。そして、これからが山です。
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毎日4歳を幼稚園に送り迎えしていもるので馴染みのお友達が私にもいて、今日はその子が「おれのおかあさん18さいやねん」と言うもので私も 「おばちゃんなんか43歳やで」 と答えてあげたら 「おれのまけか!」 と言って園庭のすべり台に駆けて行ってしまい、幼児の世界では数は多い方が強い。
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幼稚園。手術を経て状態のかなり変わった娘の何をどう先生方に伝えて準備したら誰も困る事無く娘もお友達も安全に通園できるか悩んでいますと訪問看護師さんに相談したらこう言われた 『幼稚園との話し合いは私達とPTも行く』 そして指示書は卒園生の主治医が書く。ありがとうチーム娘。圧が強い。
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一昨日ICUの事務の方が 「娘②ちゃんてNICUにいましたよね赤ちゃんの時」 と仰るのでそうですと答えたら、その人は3年前NICUの事務担当で当時の娘をよく覚えていてくれた。長期入院がデフォルト、偶に命の断崖に立つ疾患児は親の知らない所で知らない人に可愛がられている事がある、ちょっと嬉しい
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ところでウチの息子、とても蒸し暑かった今日、屋外を走り回って軽い腹痛と吐き気という熱中症の症状を訴え、涼しい部屋で安静にしてなさいと寝かされたベッドで妹2人相手に 「俺が死んだら..3年はその事実を隠し..そして影武者を立てろ..」 と言っていたので、大丈夫みたいです。
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人前で他人を恫喝し狡猾に貶める事で己を大きく見せる行為は滅するべきだと心から思っているし、ウチの妖精(夫38歳)がその憂き目にあって数ヶ月休職した頃から今日まで約4年間、妻の私は相手の頭頂部の毛根の過疎化を密かに願い続けてきて最近とうとう 「あの人なんかハゲてた」 と夫から聞いた。
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娘②が未だICU、補助循環装置離脱のための調整中で、先の話は一切できなくても入園予定の幼稚園には状況を説明しようと 「手術は終わったんですが今、ちょっと予断を許さない状況で」 そんな話をしている時、教室から園児達の歌う『虹』が聞こえてきて 何か、ありがとうと思った。
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4年前、娘の入院中に平昌での羽生さんに大変勝手に一方的に励まされた私と4歳になった娘は今日、テレビに声援を、転んでも立ち上がる姿に拍手を、プログラム終了時は一礼を送りまして、娘は興奮しすぎて数分顔色が悪くなりましたが、とにかく私と娘はあの日から4年、ここまで来ました。ありがとう。
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夜、3歳が眠った隙に夫にほんの少し留守を頼んで買い物に出る。夜半の雨は楽しい。 雨に濡れているハナミズキとか 3歳を連れている時に背負う酸素ボンベが無い背中の軽さとか 自分だけの歩幅に合わせた速足とか 自分が自分だけに向き合える時間は嬉しい。子どもは可愛い、でもそれとは全然別に。
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SpO2が酸素を使っても85%前後、慢性的に心不全で軽い腎不全の心疾患児の娘が普通の幼稚園に馴染めるのかそして楽しめるのか、そればかり心配していたのにまさか 外遊びが好きすぎて園庭の滑り台に籠城、給食を前に説得の為に先生2人を動員 そういう事で悩むことになるとは思わないじゃないですか
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夕暮れの公園で一年生くらいのちいさな子が「木にボールがひっかかったの」とバレーボールの大きさの柔い球を指さしたので背伸びをして木の枝と枝の間にあるそれを取ってあげたら 「これはお礼です」 と言ってどんぐりをみっつくれたのできっとあの子はキツネかタヌキ。
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「死のうと思っていた。今年の正月、よそから着物を一反もらった。お年玉としてである。着物の布地は麻であった。鼠色の細かい縞目が織りこめられていた。これは夏に着る着物であろう。夏まで生きていようと思った。」 夕飯の後開いた『太宰治全集1』の11頁。 生存の理由なんか、そんなんでいい。
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さっき出先で酸素ボンベに繋がった娘②を見て 「あの、ウチの子も酸素してたんですよ、きっと外れますよ、いい加減な事言っちゃいけないの、わかってるんですけど」 言葉少なに声をかけてくれた多分私より若いお母さん、ありがとう。 貴方が私に渡したかった物の正体は私も知ってます。
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2学期、4歳は幼稚園に週5で登園するという体力不足の心疾患児にはかなりの荒業を貫いて昼間は私が家に1人でいるものでクロネコさんと佐川さんから 「あの…いつもいてた女の子、どうしてます?」 というお問い合わせが相次いでいますが親の手に負えないくらい元気です。
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今日久しぶりに小児外来で会った主治医(その②)が、4歳の日焼けした手を足を顔を見て 「うわ、日焼けしてんなぁー」 と言ってマスクの下が丸わかりに笑顔だった。去年の春一時は死を覚悟した程の容態だった子が「せんせい!」と笑いながらみずいろのワンピースで廊下を駆けてきたもので。
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1月CTを断固拒否 2月TCPC手術、死にかける 3月術後難渋の日々 4月生還・退院 5月リハビリの日々 6月初登園 7月夏休み(長)  8月夏休み(辛)  9月夏休み延長(泣きたい)  10月運動会 11月お友達ができる 12月4歳になる 娘②、本日4歳です。 #1年間をざっくり振り返る見た人もやる
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手術室待合は人生を溶かして煮詰めて固めたみたいな所で、沈痛な面持ちで父を待っているらしい兄弟、オペ室から出てきた母親に駆け寄る若い男の子、祖母がベッドに乗って入室する姿を「何で寝てるん?」と聞く小さな男の子。 そして開始8時間、予定時間を過ぎて時計を見ながら子どもを待つ私。
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個人的な気持ちとしては、 「ウチは食費をこんなに節約しています」 という話よりも 「子ども4人ウチ柔道部3名、1升炊きフル回転」 「幼児しかいない筈なのにから揚げに鶏肉1㎏使う」 「ねえどうして朝のパンが1日2斤ペースで無くなるの」 そういう親御さんの絶望のような食費自慢が聞きたい。
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雨の夕方、傘をささずに私の前を歩く女の子がいて、背後からそれを追いかけて男の子がやって来て、自分の青い傘をその子にほいと渡してそのまま雨の彼方に駆けていく姿を見まして、それがあまりにもサツキと勘太で、その場にいた私は思わずトトロの顔になりました。 清いものを見ました。
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幼稚園再開の見通しが立たないままに普段なら台所で立ったまま何かを口に放り込んでいるだけの昼食は今日も4歳と学級閉鎖中の10歳と3人一緒。昨日の晩のお菜に卵焼きを足しただけのお弁当を 「いっしょにたべるとたのしいね!」 と言ってはしゃぐ4歳が今、私と10歳の世界を救っていると思う。
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付き添い交代で病院の外に出てたらそこは初夏の陽気で駅前の31アイスの前で制服の高校生が 「隣の席の子がカッコ良すぎて自分は全然可愛くないし小デブやしもう死たい」 そう言いながらカップでアイスを3つ食べている世界が眩しくてそんなことないよこの界隈では多分一番可愛いよと言いいたかった私
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よく病棟を散歩している1歳の男の子は凄く皆に愛されていて先日は紺色のTシャツの男の人に抱っこされてご機嫌。今日はパパが一緒でいいねと話しかけたら 「あ、違います」 その子の主治医だった。そんな彼も採血の日は一日先生を見てくれないらしい。分かる。娘②もとうとう採血中の主治医に裏拳が
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今朝、子ども達の朝食にピザトーストを焼いて、テーブルに乗せてほんの少しその場を離れた30秒後。ソーセージとコーンがキレイにパンの上から消えてたんですよね、そしてその傍らにはいつの間にか起き出して来た3歳児が立っていて、テカテカの笑顔こう言うんです。 「娘②ッタンナニモシテナイヨ」