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2021年11月25日17時45分15秒に流れた明るい流星を、富士から北の空に向けた広角カメラで見た様子です。火球と呼べるほど明るくはありませんでしたが、4秒以上に渡って長くゆっくり流れました。散在流星でした。
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今夜は明るい月面衝突閃光が相次ぎました!2022年2月7日18時10分52秒に出現した月面衝突閃光を望遠鏡で捉えたものです。月は大気がないため、隕石が月面に衝突してクレーターが生成し、その瞬間に光ることがあります。蒸気の海に落下し、5フレーム(0.17秒間)にわたって光っていました。
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これは2013年12月14日に降り注いだ流星たちが地球に突入するまでの軌道です。実際の観測結果に基づいて、描いています。粒が集まった川の中に、母天体の小惑星ファエトンがいます。
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2021年11月17日19時36分56秒に流れた火球を、平塚の自宅から南西の空に向けた広角カメラで見た様子です。富士は雲のため同時観測は成立しませんでしたが、おうし座北流星群の火球だったと思われます。
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こちらは、中でもとくに激しかったスプライトです。2020年12月14日3時3分31秒に発生した大規模なスプライトです。実際よりもゆっくり再生していて、わずか0.5秒程度の間に、相次いで発生しました。
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先ほどの映像をやや拡大し、1/3倍速で再生したものです。
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東の空から真っ赤なお月さんが昇ってきました。2020年2月10日18時30分の月(月齢16.5)です。5倍の速度で再生しています。
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ピークが鋭いのは、地球の公転面に対し、こと座流星群のもととなる塵の川がほぼ垂直にぶつかるためです。これはNASAのCAMSネットワークの観測に基づいて可視化された、こと座流星群の塵の動きです。水色が地球で、白色が母天体の軌道、白い点は母天体からばらまかれた塵です。meteorshowers.org
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こちらはトイレットペーパーの芯を使ったものです。プリングルスやチップスターの筒でもよいかもしれません。クッキングシートは破れないように注意してください。
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2021年11月13日22時48分00秒に流れた火球を、平塚の自宅から南の高い空に向けた広角カメラで見た様子です。おうし座北流星群の火球でした。
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2021年11月4日4時38分49秒に流れた明るい流星を、平塚から南東の空に向けた広角カメラで見た様子です。火球と呼べるほど明るくはありませんでしたが、長経路にわたり尾を引きながら流れました。散在流星でした。右下のあかりは遠方の雷で、昨晩はこのあたりで時々スプライトが発生していました。
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今夜はよく晴れ、たくさんの流星が流れています。これは2021年11月23日21時34分57秒に流れた明るい散在流星を、富士から望遠カメラで捉えたものです。流星が通った跡にできるアフターグローがよく見えています。
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2021年9月29日夕方に、富士から望遠カメラで捉えた富士山です。台風接近前のためか、真っ赤に焼けて赤富士になりました。台風一過の富士山も楽しみです。
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今日(2021年3月29日)の夕方、平塚市広川で撮影したダイヤモンド富士の様子です。20倍速で再生しています。黄砂の影響か、太陽のまわりがぼんやりと輝き、飛行機雲がゆっくりと横切っていきました。
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今朝は大気圏突直前の長征5Bロケット第1段(48275/2021-035B)を撮影できました。2021年5月8日2時54分に平塚市の自宅から望遠カメラで捉えた様子です。今のところ再突入は、SpaceTrackでは日本時間5月9日8時13分±540分、EUSSTでは9日10時59分±467分、AEROSPACEでは9日16時±11時間と予想されています。
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今年も大変お世話になりました。2021年の火球で特に明るかったものをまとめました。最近は、初代ATOMCamやATOMCam2で撮影される方が増えました。実はATOMCamでも、背景に複数の星が写っていれば、軌道決定に役立つデータを得られるんです。来年は手軽な観測や解析方法についても紹介したいと思います。
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今日の午後は、北の空で積乱雲がもくもく成長していました。2021年7月11日15時前に平塚から北東の空に向けたカメラで見た様子(40倍速)です。
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2020年10月20日19時52分に流れた長経路の火球を、富士から南西の空に向けた広角カメラで見た様子です。長くゆっくり流れました。オリオン座流星群がピークを迎えていますが、散在流星の火球でした。
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2022年2月5日4時30分20秒に流れた火球を、富士から北の高い空に向けた広角カメラで捉えた様子です。緑色の流星痕が残りました。散在火球でした。
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昨晩は、こぐま座流星群がピークを迎えました。非常に数は少なかったのですが、雲間からいくつか捉えることができました。2021年12月22日19時58分51秒に流れたこぐま座流星群の流星を、富士から望遠カメラで捉えたものです。こぐま群の対地速度はふたご群と同程度で、ピークが鋭いです。
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2020年10月に、平塚の自宅と富士の実家の広角カメラで撮影した流星の軌道です。全広角カメラで5205個の流星が写り、精度良く軌道決定できた流星は500個でした。黄色い線が流星の軌道、青い線が惑星の軌道、青い点が地球です。明るい流星や火球が中心で、望遠カメラによる暗い流星は含まれません。
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今宵は細い月と金星のランデブーが美しかったです。2021年9月10日18時40分に、平塚の自宅から望遠レンズで撮影した様子です。月の影が地球からの反射光で照らされて見える、地球照がよく見えました。18日には月と木星が接近し、21日に中秋の名月を迎えます。
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さきほど、明るい火球が流れました。2020年1月22日18時46分に流れた火球を、平塚から南西に向けた広角カメラで見た様子です。かなりゆっくり流れたようです。経路の途中で雲の中に入って動画が切れたため、2つの動画をつなげています。
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今朝5時に平塚から捉えた国際宇宙ステーション(ISS)です。完成まで紆余曲折あったにせよ、平和の象徴として輝いていたISSをこんな複雑な気持ちで眺める日がくるとは思いませんでした。ロシアの侵攻は決して許せません。でも宇宙からの視座を得た人類なら、いつか仲間に戻れるはずだと信じたいです。
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2021年7月31日20時57分に、平塚の自宅から望遠レンズで撮影した国際宇宙ステーション(ISS)です。ミザールとアルコル(左上)の横を通過しました。新しくドッキングしたナウカのスラスタが暴走し、ひとみやジェミニ8号のような大事故になりかねないトラブルが発生しましたが何とか乗り切ったようです。