Shotaro TSUDA(@brighthelmer)さんの人気ツイート(リツイート順)

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RT。パットナムの『われらの子ども』では、米国では学校での部活が縮小された結果、スポーツをするのにも家庭の経済力が反映されるようになり、低所得層の家庭の子どもたちが人間関係などのソフトスキルを学ぶのが難しくなってしまったと論じられていた。教員負担の問題は確かに深刻だが…
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一向にナチスの支配体制が崩壊しないことから、ナチスと一般のドイツ人とを区別することが難しくなっていく。つまり、ナチスに戦争の原因があるのではなく、ドイツ人そのものに戦争の原因があるという考え方がだんだん強くなっていった。(続)
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実際、被害の当事者が主体的、積極的な発言をするには相当なバッシングを覚悟しなくてはならないし、そのこと自体が沈黙を強いる圧力になりうる。他方、公共の場での理性的対話という観点からするなら、発言者が誰であっても批判は甘受せねばならないことになる。
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「競争意識が強い」というのと「積極性がない」という矛盾する主張がほぼ同時にでてくること自体が何事かを物語っている感はある。 twitter.com/kyodo_official…
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この指摘については、思い当たる事例が多すぎてちょっと困る。また、からかってくる相手に対して、どう対峙すべきかを論じた部分では、からかいを批判する側が多く傷を負う構造についても論じられていて、ここも非常に現代的な記述。(5)
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あと、日本語文献があまりない領域の場合、海外の入門書クラスの文献をもとに日本語の概説書が書かれているケースもある。もちろん、日本語で読めるものを増やすのは大切なことなので、そういう概説書にもちゃんと意味はある。ただ、個人的にはなんとかその水準を越えたいと思っている。
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もとの記事にはちゃんと予約はキャンセルしたと書いてある。メディアがシステムの脆弱性を検証するのに試したらそれだけでテロとか、どれだけナイーブなんだか。
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あと、補足として、第1〜4層は必ずしも時系列的に並んでいるわけではなく、第1、2層のものを読みながらも、第3、4層を読んだりするケースも多いはず。それを繰り返して、全てを網羅するのを「諦めたらそこで研究終了ですよ」みたいな。(おわり)
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この連続ツイート、いちおう大元のロシア国営通信社のサイトに行って、機械翻訳で読んでみたが、翻訳で書かれていることが主張されているもよう。すさまじい内容。 twitter.com/spearsden/stat…
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「誰も指摘しない」って…この手の話、教育社会学ではめちゃくちゃありふれたトピックなのでは???むしろ、「ポリコレのせいで表現の自由が制約されている」という筆者の従来の主張から無理やりひねり出した記述なのではないかと思う。president.jp/articles/-/601…
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これは政治的党派性の話ではなくて、学術的な誠実さの話。研究者であっても、他人の研究で取り上げられている資料に全てあたるわけではないのだから「お互いに嘘やごまかしはしない」という信頼ベースの話に最後はなる。そこが揺らぐとかなり厳しい。
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どこが駄目かと言うと、諸外国から自分たちの国がどう見えるかばかりを気にしていて、他国の人びとがどう思うのかという視点が基本的に欠落しているということらしい。
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政治部の記者が政治家の小間使いのように働くというのは昔からよく聞く話だし、信頼関係を築くためにはやむを得ない部分なのかもしれないが、オープンな場でああも開き直られると、メディアの信頼性にも関わる話になってくるのではないか。緊張関係にあるようにみえて実際は裏でつるんでるんでしょ的な
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日記や回顧録に「本当のこと」が書かれているとは限らないというのは頻繁に言われるところだが、それでもちゃんとした研究書であれば、先行研究のほかに多くの日記や回顧録も参照されている。
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ただ、この論考を読んで思ったのは、ここで論じられている問題意識を有している人と、そうでない人とのコミュニケーションは、たとえ後者に悪意がなかったとしても難しいだろうということ。そこにうまい解決策が見いだせないのが悩ましいところではある。(おわり)
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死者はすでに亡くなっているがゆえに反論が許されない。「死者を冒涜するのか」「無駄死にだったというのか」という主張に対する反論はたいへんに難しい。だがその結果、死者が新たな死者を招き寄せる状況が生まれ、壊滅的結果に至るまで止まることができない。
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ツイッターでも話題だった『エルピス』がネトフリで配信されたので、子どもと一緒に見た。大変面白かったが、子どもの感想が「登場人物が辛くなると、みんな酒に逃げていた。大人しんどそう」というものだったので、新鮮だった。
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ようにドイツは内部崩壊するという期待があった。また、英国に亡命していたドイツ人が、ドイツ国内にも「良きドイツ人」は多数いるので、彼らに呼びかけるべきだという主張を展開したこともあったとされる。しかし、(続)
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ナショナリズムが同胞を支える原理になるかどうかは、それがどういうイデオロギーによって支えられているかによる。ナショナリズムは別のイデオロギーと結びつくことが多いので、たとえばネオリベ的な思想と結びつけばむしろ福祉の切り下げと親和的になる。 twitter.com/ShinHori1/stat…
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授業準備をしていたところ、こんな文章を読んだ。「中高年男性の友人づきあいが希薄なのは、『男性は人と繋がる時、何かの媒介、(中略)一緒にスポーツをする、ゲームをするなど、何かの物理的なきっかけを要する』ためだという指摘がある」続
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言い換えると、テレビこそが社会の中心となる話題を提供しているのだという神話があり、テレビ自体がそれを再生産することで力の拠り所にしてきたのだが、それはどこまで行ってもフィクションでしかなった、ということ。
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録画したままだったNHKスペシャル「ドキュメント太平洋戦争・開戦」をみたのだが、日中戦争の死者に引きずられてさらに多くの死者を出すことになる対米開戦に突入したというあたり、カール・ドイッチュのナショナリズム論を思い出さずにはいられない。
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至るところで誤解を生まないよう、変な批判を生まないよう予防線が貼ってある記事なんだけど、批判コメントをみていると、その予防線が完全にスルーされている感じ。
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オッカム先生の案件は、東京の大学進学率(最近は男女ともに7割を超える)と、北海道(2020年春で男子5割、女子4割)のそれに示される教育格差、およびジェンダー格差の問題が関わってくるので、一方の観点からは他方の問題が見えづらくなるというタイプの問題だと思う。tmaita77.blogspot.com/2020/12/2020.h…
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被害の告発というのは難しくて、そもそも声を上げなければ誰にも気づいてもらえないにもかかわらず、声を上げた場合には「世間が期待する被害者のイメージ」と合致しなくなってしまう。