Shotaro TSUDA(@brighthelmer)さんの人気ツイート(新しい順)

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「ジャニー喜多川を叩いているのは左翼」というツイートをたくさんみて(検索をかけたからだが)、粗雑なカテゴリーで物事をみていると解像度がどんどん落ちるということを改めて痛感する。文筆家でも、かなりやばい人がいる。
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社会学者じゃない僕が言うのも何なんですが、マジョリティは家族、階層、地域等々の枠組みの中で普通に研究されていて、そういう枠組みでは捉えきれない部分があるからマイノリティの研究が別個に必要になるのであり、それをみてマイノリティばかり研究しているというのは認識的な誤謬ではないかと。 twitter.com/shintoyo/statu…
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ツイッターでたまたま流れてきたこの論文。読んでみたが、大変に面白い。研究者が差別という問題を扱うことの難しさ、著者がその問題についてどう悩んできたのかが極めて明快に論じられている。ほんとにすごい。jstage.jst.go.jp/article/sstj/1…
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これはすごい報道。痴漢が国境をまたいだビジネスになっていることを示す告発記事。bbc.com/japanese/featu…
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キャンベル氏の言うところの「さっぱり分かりません」というのは、言葉にすると角が立つ物言いを目配せで了解して嘲笑する陰湿なコミュニケーションに対し、それをあえて言葉で説明させるためのレトリックなのだが、それに対して「察することもできないのか」というドヤ顔引用RTがつくのが地獄。 twitter.com/rcampbelltokyo…
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一口に「平和」といっても、いろいろな解釈があり、それが何を意味しているのかをきちんと考えないと何も言っていないのと同じだということだろう。なお、石田先生の「平和」概念分析は『日本の政治と言葉(下)』(東京大学出版会、1989年)でも行われている。終
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また、波風を立てないことが「平和」だと認識される社会では、社会全体が戦争に接近していくような状況下においては戦争に反対すること(=波風を立てること)がかえって難しくなるとも石田先生は指摘している。
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右に行くほど秩序や静穏を「平和」とする発想になるという。左側の「平和」は、正義の実現のためには積極的行動が必要とされるため、「平和のための戦争」にも接近しうる。他方、右側の「平和」は武力衝突のない状態を平和とするため、不正義をも見過ごすことになりうる。
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先日、「ウクライナに平和を」という話を聞いて思い出したのが、石田雄『平和の政治学』(岩波新書、1968年)掲載のこの図(p.35)。一口に平和といっても文化圏によってそのニュアンスは大きく違うという話。この表で左に行くほど正義が実現された状態を「平和」とする発想になるのに対して、
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若者が社会運動に参加し、報道されたことで、名前がネットに残り、何年にもわたって嫌がらせの対象になるというのは、やはり尋常な事態ではないし、社会運動全体にとっても深刻な問題だろう。嫌がらせをする側の狙いはそこにあるとしても、処世術としてはそういう運動には関わらないのが最善だという
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この記事の話だが、報道も当事者の一員なので、無関係の第三者ではない。実際、この記事で取り上げられている一人の名前を朝日新聞と毎日新聞のデータベースで検索するとそれぞれ何件かヒットする。となると、報道のあり方についても反省を迫る事態ではないだろうか。 digital.asahi.com/articles/ASR4X…
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海外のメディアから自国内の隠蔽を指摘されて「お前のところはどうなんだ」と言いたくなる気持ちは分からないでもないが、それを突き詰めると「お互いに都合の悪いことは黙ってたほうがよく、それを外から指摘するのもやめましょう」という国を越えた隠蔽体質の完成という話にしかならないのでは
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その是非とは別に、「出産すれば奨学金の返済を減免」というとグロテスクに聞こえるが「子育てに必要な経済的負担を考慮し、子どものいる家庭には奨学金の返済を減免する」だと、内容的には同じでもグロテスクさが減るというコメントに「たしかに...」と思ってしまった。b.hatena.ne.jp/entry/s/www.ji…
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こういうデマも、国会図書館のデジタルライブラリーで簡単に検証できるようになったのは素晴らしいと思う。(例)「新婚御夫婦の爲に、乾杯を棒げて一言御祝詞を申上ぐるは」(1920年)dl.ndl.go.jp/ja/search/sear… twitter.com/Daisuke_F369/s…
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自分と同じような意見の人ばかりをフォローした結果、別の見方や意見が目に入らなくなり、エコーチェンバー化するというのは、仕組みとしてはよく分かるんだが、説明としてはそれだけだと何か足りない気がする。敵対性が高まる理由が説明できてないというか。続
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上野千鶴子さんが結婚していたというのが話題なのだが、『おひとりさまの老後』(文春文庫)は別に「一人でいること」を薦めている本ではない。たとえば、こんな一節がある。(続)
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「わたしの基本は、さみしいときはがまんしなくていい、というもの。さみしいときにはさみしいと言おう。もっと正確にいうと、さみしいと言える相手をちゃんと調達しておこう。」(p.139)
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授業の最中に堂々と漫画を読む生徒がいたら、本人は誰にも迷惑をかけてないと言い張ったとしても、「この授業は聞くに値しない」というメッセージを全身で発するのだから、教室の秩序をすでに大きく損なっている。教室内のパソコンで、ある生徒が授業と無関係なサイトをみていたら、周囲の生徒の
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声を大にして言いたいのは、朝日でも読売でも毎日でも産経でも地方紙でもいいので、どこかの新聞の有料会員に多くの人になって欲しいということ。新聞社がダメになると、必然的にネット上の情報も激しく劣化する。続
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ツイッターでも話題だった『エルピス』がネトフリで配信されたので、子どもと一緒に見た。大変面白かったが、子どもの感想が「登場人物が辛くなると、みんな酒に逃げていた。大人しんどそう」というものだったので、新鮮だった。
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ぼくも院生のころによく注意されたのだが、他人の文章を直接に引用するというのは、たとえ引用の作法を守っていたとしても、控えめにしたほうがいいと思う。歴史学や文献解釈など、読者が元の文章も併せて読む必要がある場合には話は別だけど。続
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授業準備をしていたところ、こんな文章を読んだ。「中高年男性の友人づきあいが希薄なのは、『男性は人と繋がる時、何かの媒介、(中略)一緒にスポーツをする、ゲームをするなど、何かの物理的なきっかけを要する』ためだという指摘がある」続
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ぼくが大学院生のころには、神田や早稲田の古本屋を1日かけて行ったり来たりしていたが、たしかに効率という観点でいえば大変によろしくない。今ならネットで欲しい本がすぐに手に入る。でも、古書店めぐりに意味がないかといえば、そうでもないんじゃないか。続
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いやこれ、本当にどうかと思う。政府内でも反対があったわけで、最初から問題があったのは明らかだった。制度がある以上、利用する人を非難するつもりは毛頭なくて、制度をつくった側の問題。digital.asahi.com/articles/ASQDW…
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2019年に人文系大学院の修士課程に進学した学生は2500名しかいない。2010年の3800名より1300名の減少。うち女性が約半数いたとしても1200~300名。その人数が多少増減したところで、国全体の豊かさにはあまり関係しないんじゃないかな。 twitter.com/kasumi_girl/st…