Shotaro TSUDA(@brighthelmer)さんの人気ツイート(リツイート順)

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第2層は専門書や論文。先行研究として挙げられるのはこのクラス。領域によっては膨大な数があるため、第2層を突破するのは大変。「これ、先行研究を読むだけで一生が終わるんじゃね?」という不安に陥ることも。それでも、主要なものはやはりおさえておきたい。
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「この裁判で争われているのは、『表現の自由』ではなく、1人のマイノリティが出自を理由に職場で差別されず、安心して働き社会の一員として生きるという『人間の尊厳』そのもの」 news.yahoo.co.jp/articles/1af18…
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…という連続ツイートを午前中にしたのだが、たまたまTLで流れてきたこのマンガを読んだ。大変に重い作品ではあるが、コメント欄に「アッコちゃん」の主体性の欠如を批判するものが目についた。pixiv.net/artworks/94094…
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ぼくも院生のころによく注意されたのだが、他人の文章を直接に引用するというのは、たとえ引用の作法を守っていたとしても、控えめにしたほうがいいと思う。歴史学や文献解釈など、読者が元の文章も併せて読む必要がある場合には話は別だけど。続
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学術的には問題外の本がヒットする一方、真摯な学術書が売れないのをみると、大変に残念な気持ちになったりするが、これはもう時間による淘汰を期待するしかないんだろうと思う。かつてのベストセラーが誰にも読まれなくなることは珍しくないし、売れなかった本が少しずつでも読み継がれることもある。
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有料記事ですが、24時間以内なら誰でも読めるURLです。digital.asahi.com/articles/ASQ8C…
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オリンピックはナショナリズムを煽るという意見がある一方、むかしある先生が「戦争を始めるぐらいなら、スポーツでいがみあってエネルギーを発散する方がずっと良い」と言っていて、未だに自分のなかでは決着がつかない。
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第3層は刊行されている回顧録、日記、報告書等。最近では図書館になくとも、海外の文献もネットで買えることが多いので、昔よりもアクセスが容易になったはず。そのぶん、読むべきものは果てしなく増えていく。
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子どもが通う中学校で「それってあなたの感想ですよね?」が流行っているという話を聞き、やや暗い気持ちになる。そこから主観性と客観性について議論しようかという話になるわけはなく、単に相手を言い負かしたつもりになるだけの言い回しだろうし。
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数学を使おうと使うまいと、反証可能性があろうとなかろうと、少なからぬ人が面白く思い、それに関する知識を積み重ね、体系化してきたのなら、それはもう立派な学問であって、外野がどうこういう話ではないと思うのだが、ツイッターをみると研究者なのにそう思わない人がいてびっくりする。続
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社会学者じゃない僕が言うのも何なんですが、マジョリティは家族、階層、地域等々の枠組みの中で普通に研究されていて、そういう枠組みでは捉えきれない部分があるからマイノリティの研究が別個に必要になるのであり、それをみてマイノリティばかり研究しているというのは認識的な誤謬ではないかと。 twitter.com/shintoyo/statu…
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さきほどのRT。伊藤昌亮先生の『炎上社会を考える』(講談社現代新書)での指摘そのままなので、ちょっとびっくりした。同書によると、右派からみればリベラル派というのは「えこひいき」ばかりしている気に食わない教師みたいな存在で、マイノリティばかりに肩入れしているようにみえるという。
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重要なのは、社会に多元的な評価軸があるということで、自分などは外見や容姿しか評価軸がなければさぞしんどい状況になったことだろうと思う。傾向的には女性のほうが外見という一元的な評価軸に晒されやすいという傾向はおそらくあって、それでメリットを享受する女性もいるだろうけど、
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「自分の所得の範囲内で生活しよう」、「人様に迷惑をかけないようにしよう」、「自分の能力を高めるべく日々努力しよう」といった、個々人のレベルでみれば当たり前、もしくは賞賛に値するような発想が、マクロな次元の話に落とし込まれてしまう。
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そういえば、今年亡くなった母も、自分の外見に強いコンプレックスを抱いていて、認知症を発症してからも幼いころに実兄から容姿のことでなじられたと繰り返し言っていた。だから、ルッキズムという問題提起自体はやはり必要なのだと思う。
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それでようやく第4層、未刊行の資料。文書庫や資料館にいかないと閲覧できないもの。面白そうな資料とかをみつけるとワクワクする。が、それが論文になるかどうかは分からない。
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つまり、「アッコちゃん」が受け身であったことが問題なのであり、周囲のせいにするんじゃないという指摘。しかし、直観ではあるが、そういう批判をする人が、「アッコちゃん」が主体的に行動し、周囲の歪みを告発できる人物であった場合、それを歓迎するかと言えば、そうでもないんじゃないか。
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残念ながらそうではない女性もいるだろう。だから、美醜という基準を持ち込むべきではないところで、たとえ肯定的であっても容姿に言及する発話がさかんになされてたら、それはやっぱりマズいんじゃないですかね。
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自分が試験に失敗したとして、ただでさえ凹んでいるところにそれを公共放送でニュースとして流されたら確実に病みそう。NHKは何を報道すべきで、何をすべきでないのか考え直した方がいいと思う。
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これはすごい報道。痴漢が国境をまたいだビジネスになっていることを示す告発記事。bbc.com/japanese/featu…
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むかし「文化資本が豊かな家庭は長く、複雑な構文で会話をする」というような話を読んだ。そこで「我が家の文化資本を高めるために、長い文章で話をしよう」などと思ったのだが、その効果がミリほども感じられないので、今では「ワロス」「ドゥフフ、大草原不可避」などと語る父親になってしまった。
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主体的、積極的であるならば生意気に見えるし、おちょくってやりたい気持ちになる。他方、客体的、消極的であっても、それが悪しき帰結をもたらしたならば、その主体性の欠如を責める。そういうダブルバインド的構造になっている感もある。
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いつものようにWW2時の英国の話をすると、戦争勃発当初、英国政府はナチスと一般のドイツ人を切り離して、前者にのみ戦争責任はあるという立場にたち、プロパガンダもその路線に従った。その背景には、ナチスのドイツ支配は脆弱で、経済封鎖とプロパガンダで揺さぶりをかければ、WW1のときの(続)
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高校生のとき、同じ部活だった奴から「お前はなんでそんなにブサイクなん?」と言われて、けっこう傷ついたことがあった。今なら「別にアイドルを目指しているわけでもないんだから余計なお世話だ」と言い返せそうだけど、思春期の高校生にはけっこうきつかった。
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日本の政治報道は政治家の人間関係を扱う政局報道に傾斜しすぎていると何十年も前から言われていて、野党の側のイニシアティブでそれを変えるのは、おそらく至難の業です。 twitter.com/SentMantNamuB/…