Shotaro TSUDA(@brighthelmer)さんの人気ツイート(新しい順)

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厳しいコメントが寄せられている記事だが、ぼくは良い記事だと思った。あまり知られていない業界の事情を伝えることには大きな社会的意義がある。news.yahoo.co.jp/byline/hashimo…
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プロパガンダでは大事なポイントを繰り返し伝える必要があり、広告業界出身者はそこをよく理解しているのだが、ジャーナリスト出身者は繰り返しにすぐ飽きてしまい、新しいテーマに飛びつこうとするのが良くないと第二次大戦時に戦争プロパガンダに関わっていた人が書いていたのを何となく思い出した。
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「国をあげて盛り上がっているときに、しらけるようなことはやめておけ」という発想を「宴会同調主義」と呼んだ研究者がいたのだが(浅見克彦『批判のエロス』青弓社)、今度のオリンピックは日本社会でこの宴会同調主義がどれぐらい強いのかをみるうえでいいバロメーターになると思う。
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オッカム先生の案件は、東京の大学進学率(最近は男女ともに7割を超える)と、北海道(2020年春で男子5割、女子4割)のそれに示される教育格差、およびジェンダー格差の問題が関わってくるので、一方の観点からは他方の問題が見えづらくなるというタイプの問題だと思う。tmaita77.blogspot.com/2020/12/2020.h…
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ある問題が発生したときに、論点がずれていって「その問題を報じたマスメディアの問題」へと移行していく過程については、山口仁『メディアがつくる現実、メディアをめぐる現実』(勁草書房、2018年)に詳しい。そうやって「マスメディアの社会問題化」が起きれば、当初の問題はうやむやになる。
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@kondohi ウヨサヨ対立に持っていけば、朝日や毎日の側に立ちたくない人を取り込みやすくなるので、潜在的な批判勢力を分断できます。だから、記者による偽情報の入力なんてのは批判の口実でしかなくて、報道によるいたずらの増加すらそうなんじゃないかと疑ってしまいますね。日経を外してるのを見ると。
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@kondohi 特命チームを立ち上げてプロジェクトX風に自衛隊の大規模接種を政権の成果としてアピールしたかったのに面子が潰された形になったので、それをごまかすのに朝日と毎日だけをピックアップして、いつものウヨサヨ対立の構図に持っていき、ダメージコントロールってところじゃないですか。
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しかし、朝日系列のアエラと毎日だけが槍玉に上がって、同じ検証をやった日経系のメディアがスルーされているのは、この話の本質がどこにあるのかをあからさまに示してるなあ。さすがにちょっと情けない。
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さいきん、ネットでは「ため池にいったん落ちると、自力では這い上がれない」というのが話題になっている。さっきまで「でも、そもそも生活圏にため池とかないしな…」と思っていたら、毎日、その横を全力疾走していることに気づいた。学生のみんなも、ため池には入らないように。
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もとの記事にはちゃんと予約はキャンセルしたと書いてある。メディアがシステムの脆弱性を検証するのに試したらそれだけでテロとか、どれだけナイーブなんだか。
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しかも、レトリックとして「高齢者」や「ワクチン」を人質にとる論法。はっきり言って卑怯では。
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いやいや、これは駄目。自らの失態を糊塗するために報道機関に責任を押し付けているのに他ならない。報道されている状態が事実なら、責めを負うべきは明らかに政府側。 twitter.com/KishiNobuo/sta…
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今日の授業で紹介した逸話。
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NHKの放送を受けて、DHCが会長名義で出した反論(?)文書を読んだのだけれど(リンクは貼らない)、認知の歪みが凄まじい。苗字で出自を決めつけるようなことをやっていたら、至る所に陰謀の痕跡を見出してしまい、ああいうパラノイア的世界観に行きつくのは必然的だろうとは思う。
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さいきん読んだ森政実『戦後「社会科学」の思想』(NHKブックス)のなかに、「なぜ新自由主義はそれによって不利益を被る人々にまで受け入れられたのか」という問いが出てきたのだが、その大きな要因としては、その思想が人々の生活実感や処世訓と非常に親和的だったからではないかと思っている。
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個々人にとっての処世訓がそのまま「貧困は自己責任なので支援の必要はなし」「制度に頼らず人は自分の力で生きるべき」「競争があってこそ社会は進歩する」等々のマクロな話に読み替えられてしまう。そこは本当は分けて考えるべき話なのに。
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「自分の所得の範囲内で生活しよう」、「人様に迷惑をかけないようにしよう」、「自分の能力を高めるべく日々努力しよう」といった、個々人のレベルでみれば当たり前、もしくは賞賛に値するような発想が、マクロな次元の話に落とし込まれてしまう。
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そういう言語戦略で人びとを分断して、結局は資本の側の利益へと誘導してきたのが、まさに新自由主義なんだけどね。(終わり)
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封じ込めたい主張が出てくると「上級弱者」としてレッテルを貼り、他の人びとの利益とは相反する主張なのだと言い立てることで、連帯を困難にして孤立させる。トラブルメーカーもしくは既得権者扱いして一丁上がりという感じ。
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「上級弱者」とか、何をどう考えても副作用しかない言葉だと思う。それによって何かが明らかになるよりも、発言を封じ込めるためのレッテルとして作用しだすなんて、すぐに分かりそうなものなのに。 twitter.com/sasakitoshinao…
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佐々木氏に限らず、ネットでの言論が重く見られ過ぎなのではないか。ネットで主張が少し取り上げられただけで、社会的承認があったものとしていきなり「上級弱者」扱い。新自由主義を告発するていでいながら上部構造しか見てない感じ。
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その一方で、アイデンティティポリティクスとしてみるなら、この手の新しいカテゴリーは、気に食わない声を封じ込める上で大変に有用だと言わねばならない。ぼくが仮に主張を封じ込めたい側に回るなら、こういうカテゴリーを積極的に活用すると思う。
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いやいやいやいや、これアカンだろう。 mainichi.jp/articles/20210…
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この件を伝える新聞記事。google.co.jp/amp/s/amp.theg…
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さいきん知ったのだけれど、ジョージ•オーウェルが亡くなる直前、「反共プロパガンダを担うのにふさわしくない、潜在的ソ連シンパ」のリストを作成し、外務省情報部門の職員に渡してたというのは、割とショッキングではある。そのリストには、チャップリンや歴史家のE.H.カーらが含まれていたという。