Shotaro TSUDA(@brighthelmer)さんの人気ツイート(新しい順)

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被害の告発というのは難しくて、そもそも声を上げなければ誰にも気づいてもらえないにもかかわらず、声を上げた場合には「世間が期待する被害者のイメージ」と合致しなくなってしまう。
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ツイッターでカズオ・イシグロさんの文章が話題になっていたが、イシグロさんの娘さんであるナオミ・イシグロさんの「多文化主義に反対するのは、私の世界すべての消滅を願うことだ」という文章がついさっき配信されたので、ちょっと紹介。independent.co.uk/voices/naomi-i…
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「競争意識が強い」というのと「積極性がない」という矛盾する主張がほぼ同時にでてくること自体が何事かを物語っている感はある。 twitter.com/kyodo_official…
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ツイッターで少し話題になった話。アウトバーン建設でも雇用政策でもなく、単なる虐殺の肯定だったというオチらしい。 hokke-ookami.hatenablog.com/entry/20210209…
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「俺は聞いてない」のか「俺も聞いたけど、忘れてた」のか「俺も聞いたけど、了承してない」のかは分からないけど、厚労省がだいぶ前から公表しているものを報道したメディアを新たに来た人が「デタラメ」「勝手に作るな」と公言するのは、筋が悪すぎるのでは。
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ここからも分かるように、「創られた伝統」論は近代国家における正統性の問題と深く結びついている。本物だから良いとか偽物だから悪いとかそういう話ではなく、歴史分析を行うための一つの視点なのだと思う。
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「創られた伝統」論のポイントは、古いから本物の伝統だとか、意外と新しいから偽物だとか、そういう価値判断にはないんですよね。重要なのは、近代の激しい社会変動において伝統的な習俗が衰えるなか、意図的に古めかしさを与えられた「伝統」が新しく作り出されたのはなぜか、ということ。 twitter.com/neetbuddhist/s…
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こういう視点に立つと、欧州で王室の実質的権力が失われていく一方、王室関連の儀式が「伝統」として以前よりもはるかに大きな規模で執り行われるようになった過程や、明治期に初めて皇族の結婚式がとりおこなわれ、庶民のあいだに神前結婚式が「伝統」として新たに広まっていった過程が視野に入る。
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ついでに言えば、皇族の葬儀も江戸時代までは仏教の僧侶によって行われていて、新たに生み出された神道形式の葬儀が行われるようになったのは明治以降。
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あんまりこういうのを言いたくはないのだが、1月号で「トランプ票 三百四十万が盗まれた!」という記事を載せておいて、2月号で「陰謀論はなぜ拡散したのか」「フェイクの発信源は圧倒的にトランプ陣営」という記事をしれっと売りにするというのは、どういう神経をしているのやら。
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ふと思いついて、読売新聞で「貧困」という言葉を使っている記事のうち、日本に言及しているものと、海外に言及しているものとの比率をみてみた。1989年12月と2019年12月との比較。なお、1989年の日本の2件は「映画企画の貧困」と「哲学の貧困」に言及した記事。
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これは確かにNHKの誤訳っぽいな。「当時の鳩山総理大臣について、『硬直化し、迷走した日本政治の象徴だ』と記す」。原文をみると「硬直化し、迷走した日本政治の象徴」というのは首相が頻繁に交代することを指していて、鳩山さん個人についての言及ではない。www3.nhk.or.jp/news/html/2020…
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このツイートを多くの方々にRTしていただいていますが、もともとは「小学校で子どもがパワポを使ったプレゼンの練習をしているのだが、内容が間違っていると指摘したところ、『プレゼンのやり方を練習しているのだから良いのです』と言われた」という話を聞いたときの感想です。
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ずっと前に「リサーチ能力が低いのにプレゼン能力が高いというのは最悪の組み合わせ」というツイートをしたことがあるのだが、そういう人がいまは受ける世の中なんだとつくづく思う。
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JPOPのお約束表現として、桜散り過ぎ、会えなさすぎ、瞳閉じすぎ等々が挙げられるのですが、レポートだとそれが恐怖を感じすぎ、驚愕しすぎ、共感しすぎ等々になります。ちゃんと社会生活を送れるのかどうか心配になるレベルです。
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学生さんのレポートを読んでいると、「驚いた」「共感した」「恐怖を感じた」等々の表現がしょっちゅう出てくるのですが、そういうのは別に書かなくていいです。というか、みなさん、ちょっと感情の起伏が激しすぎませんかね…
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社会的連帯と維新的なものはつくづく相性が悪いと痛感するね。社会の要所要所に細かく亀裂を入れていって、分断と相互不信を加速させ、それを自らの支持基盤にしていくスタイル。