Shotaro TSUDA(@brighthelmer)さんの人気ツイート(いいね順)

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海外のメディアから自国内の隠蔽を指摘されて「お前のところはどうなんだ」と言いたくなる気持ちは分からないでもないが、それを突き詰めると「お互いに都合の悪いことは黙ってたほうがよく、それを外から指摘するのもやめましょう」という国を越えた隠蔽体質の完成という話にしかならないのでは
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結局のところ、「『正義の側に立った』と思ったときに人は加虐のブレーキが壊れるのだ!」的なネットミームも、自己相対化じゃなくて、他人の「正義」を攻撃するためだけに用いられるんだったら、たいした意味はないんじゃないか。
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いやこれ、本当にどうかと思う。政府内でも反対があったわけで、最初から問題があったのは明らかだった。制度がある以上、利用する人を非難するつもりは毛頭なくて、制度をつくった側の問題。digital.asahi.com/articles/ASQDW…
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子どもが通う中学校で「それってあなたの感想ですよね?」が流行っているという話を聞き、やや暗い気持ちになる。そこから主観性と客観性について議論しようかという話になるわけはなく、単に相手を言い負かしたつもりになるだけの言い回しだろうし。
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ぼくが大学生の時に読んだ本のなかに『アイデンティティ・ゲーム 存在証明の社会学』(新評論、1992年)という著作がある。これは名著だと思うのだが、残念ながら絶版。「人は大なり小なり、自分を他人とは違う特別な存在だと思いたい」。そうした存在証明をいかに手に入れようとするのか(続)
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至るところで誤解を生まないよう、変な批判を生まないよう予防線が貼ってある記事なんだけど、批判コメントをみていると、その予防線が完全にスルーされている感じ。
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オッカム先生の案件は、東京の大学進学率(最近は男女ともに7割を超える)と、北海道(2020年春で男子5割、女子4割)のそれに示される教育格差、およびジェンダー格差の問題が関わってくるので、一方の観点からは他方の問題が見えづらくなるというタイプの問題だと思う。tmaita77.blogspot.com/2020/12/2020.h…
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「この裁判で争われているのは、『表現の自由』ではなく、1人のマイノリティが出自を理由に職場で差別されず、安心して働き社会の一員として生きるという『人間の尊厳』そのもの」 news.yahoo.co.jp/articles/1af18…
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自分と同じような意見の人ばかりをフォローした結果、別の見方や意見が目に入らなくなり、エコーチェンバー化するというのは、仕組みとしてはよく分かるんだが、説明としてはそれだけだと何か足りない気がする。敵対性が高まる理由が説明できてないというか。続
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1970年代において女性解放運動の主張が真面目に受けとめられず、マスメディアによって「からかい」の対象とされたのはなぜかを述べた論考。本論を読んでいると、ネットでのやりとりが次々に浮かんでくる。メディア環境の激変によって内容の妥当性が揺るがないどころか、さらに強まった感もある。(2)
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ただ、この論考を読んで思ったのは、ここで論じられている問題意識を有している人と、そうでない人とのコミュニケーションは、たとえ後者に悪意がなかったとしても難しいだろうということ。そこにうまい解決策が見いだせないのが悩ましいところではある。(おわり)
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言い換えると、テレビこそが社会の中心となる話題を提供しているのだという神話があり、テレビ自体がそれを再生産することで力の拠り所にしてきたのだが、それはどこまで行ってもフィクションでしかなった、ということ。
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そういう言語戦略で人びとを分断して、結局は資本の側の利益へと誘導してきたのが、まさに新自由主義なんだけどね。(終わり)
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実際、被害の当事者が主体的、積極的な発言をするには相当なバッシングを覚悟しなくてはならないし、そのこと自体が沈黙を強いる圧力になりうる。他方、公共の場での理性的対話という観点からするなら、発言者が誰であっても批判は甘受せねばならないことになる。
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RT。パットナムの『われらの子ども』では、米国では学校での部活が縮小された結果、スポーツをするのにも家庭の経済力が反映されるようになり、低所得層の家庭の子どもたちが人間関係などのソフトスキルを学ぶのが難しくなってしまったと論じられていた。教員負担の問題は確かに深刻だが…
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ずっと前に読んだ、E.H.カー『新しい社会』(岩波新書、1953年)をパラパラめくっていたら、こんな箇所に横線が引いてあった。「歴史家が自分の仕事の中にある主観的要素をハッキリと意識することによって、自分自身の限界、自分の仕事の性格を一層よく知るようになる…」
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個々人にとっての処世訓がそのまま「貧困は自己責任なので支援の必要はなし」「制度に頼らず人は自分の力で生きるべき」「競争があってこそ社会は進歩する」等々のマクロな話に読み替えられてしまう。そこは本当は分けて考えるべき話なのに。
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この指摘については、思い当たる事例が多すぎてちょっと困る。また、からかってくる相手に対して、どう対峙すべきかを論じた部分では、からかいを批判する側が多く傷を負う構造についても論じられていて、ここも非常に現代的な記述。(5)
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政治部の記者が政治家の小間使いのように働くというのは昔からよく聞く話だし、信頼関係を築くためにはやむを得ない部分なのかもしれないが、オープンな場でああも開き直られると、メディアの信頼性にも関わる話になってくるのではないか。緊張関係にあるようにみえて実際は裏でつるんでるんでしょ的な
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しかも、レトリックとして「高齢者」や「ワクチン」を人質にとる論法。はっきり言って卑怯では。
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…という連続ツイートを午前中にしたのだが、たまたまTLで流れてきたこのマンガを読んだ。大変に重い作品ではあるが、コメント欄に「アッコちゃん」の主体性の欠如を批判するものが目についた。pixiv.net/artworks/94094…
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この記事「森喜朗氏胸像建立で募金集め」(digital.asahi.com/articles/ASQ96…)と、この記事「《音声入手》角川の競合を排除『私は絶対認めない』森喜朗『天の声』音声(bunshun.jp/denshiban/arti…)がほぼ同時に上がってくるというのは、何とも言えないタイミングではある。
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その是非とは別に、「出産すれば奨学金の返済を減免」というとグロテスクに聞こえるが「子育てに必要な経済的負担を考慮し、子どものいる家庭には奨学金の返済を減免する」だと、内容的には同じでもグロテスクさが減るというコメントに「たしかに...」と思ってしまった。b.hatena.ne.jp/entry/s/www.ji…
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これはすごい報道。痴漢が国境をまたいだビジネスになっていることを示す告発記事。bbc.com/japanese/featu…
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これは政治的党派性の話ではなくて、学術的な誠実さの話。研究者であっても、他人の研究で取り上げられている資料に全てあたるわけではないのだから「お互いに嘘やごまかしはしない」という信頼ベースの話に最後はなる。そこが揺らぐとかなり厳しい。