Shotaro TSUDA(@brighthelmer)さんの人気ツイート(いいね順)

126
相手からその呼称で呼ばないで下さいと言われているのに、そう呼び続けるというのは嫌がらせの一種だと思うが、そういうのに躊躇しない人たちばかりがその言葉を使うようになることで、結果的に差別語としての性格がさらに強くなっていく感がある。
127
ツイッターでも話題だった『エルピス』がネトフリで配信されたので、子どもと一緒に見た。大変面白かったが、子どもの感想が「登場人物が辛くなると、みんな酒に逃げていた。大人しんどそう」というものだったので、新鮮だった。
128
キャンベル氏の言うところの「さっぱり分かりません」というのは、言葉にすると角が立つ物言いを目配せで了解して嘲笑する陰湿なコミュニケーションに対し、それをあえて言葉で説明させるためのレトリックなのだが、それに対して「察することもできないのか」というドヤ顔引用RTがつくのが地獄。 twitter.com/rcampbelltokyo…
129
第3層は刊行されている回顧録、日記、報告書等。最近では図書館になくとも、海外の文献もネットで買えることが多いので、昔よりもアクセスが容易になったはず。そのぶん、読むべきものは果てしなく増えていく。
130
一口に「平和」といっても、いろいろな解釈があり、それが何を意味しているのかをきちんと考えないと何も言っていないのと同じだということだろう。なお、石田先生の「平和」概念分析は『日本の政治と言葉(下)』(東京大学出版会、1989年)でも行われている。終
131
いわゆる「リベラル派」がマイノリティばかりを「えこひいき」しているようにみえるという話は、たぶん社会問題の語られ方とも関係しているんじゃないかと思う。外国籍やセクシャルマイノリティの方々がメディアで取り上げられる時には、「外国人研修生」「女性」「LGBTQ」といった明確なカテゴリー
132
秦正樹先生の『陰謀論』(中公新書)を読んでいたら、日本のリベラル派にとっては「まるで、選挙というものが、自分の政治的意見が常に少数派であることを自覚させる装置と化してしまっているような状況」(pp.135-136)という記述があり、そうだよねえ...としみじみ思う。続
133
「わたしの基本は、さみしいときはがまんしなくていい、というもの。さみしいときにはさみしいと言おう。もっと正確にいうと、さみしいと言える相手をちゃんと調達しておこう。」(p.139)
134
封じ込めたい主張が出てくると「上級弱者」としてレッテルを貼り、他の人びとの利益とは相反する主張なのだと言い立てることで、連帯を困難にして孤立させる。トラブルメーカーもしくは既得権者扱いして一丁上がりという感じ。
135
日米安保を肯定するのであれば、基地の負担というのは誰かが被らねばならず、それがいまは沖縄に集中しているという状況。自分も含めて、その負担から免れている人間というのは、日米安保がもたらす利益だけを享受して、その負担を背負っていないフリーライダーにほかならない。続
136
あと、日本語文献があまりない領域の場合、海外の入門書クラスの文献をもとに日本語の概説書が書かれているケースもある。もちろん、日本語で読めるものを増やすのは大切なことなので、そういう概説書にもちゃんと意味はある。ただ、個人的にはなんとかその水準を越えたいと思っている。
137
それでようやく第4層、未刊行の資料。文書庫や資料館にいかないと閲覧できないもの。面白そうな資料とかをみつけるとワクワクする。が、それが論文になるかどうかは分からない。
138
数学を使おうと使うまいと、反証可能性があろうとなかろうと、少なからぬ人が面白く思い、それに関する知識を積み重ね、体系化してきたのなら、それはもう立派な学問であって、外野がどうこういう話ではないと思うのだが、ツイッターをみると研究者なのにそう思わない人がいてびっくりする。続
139
重要なのは、社会に多元的な評価軸があるということで、自分などは外見や容姿しか評価軸がなければさぞしんどい状況になったことだろうと思う。傾向的には女性のほうが外見という一元的な評価軸に晒されやすいという傾向はおそらくあって、それでメリットを享受する女性もいるだろうけど、
140
いやいやいやいや、これアカンだろう。 mainichi.jp/articles/20210…
141
でも、有名人らにしたって持論の展開に便利だから某氏を「使って」いるにすぎない。だからこの先、某氏が困っても別に助けてくれるわけはない。本当に彼らがすべきは、このままいくとキャリアが台無しになりかねないからもうやめておけと諫めることなのに。彼らの言葉ならまだ届くかもしれない。
142
相棒ではヒステリックに、熱意が過剰なものと描かれているのに対して、NHK大阪ではカネによって動員され、言われたことをやるだけという受動的な人物描写がなされていた。ある意味では対極的な表現。
143
「親密性」には相手を自分よりも格下に位置づける機能もあるからだとされる。「さほど親しくない他者、または、見知らぬ他者に対し、親しげな愛称や呼称で呼びかけること自体が、はっきりと侮辱の意図を伝えるのである」(p.249)(4)
144
このツイート、すごく批判されているのだが、実際のところ、日本で暮らす外国籍の方々に対する人権侵害を阻止したり、制度上の不備を改めたりできるのは日本の有権者しかいない。国籍保持者には見えにくいことがたくさんあるわけで、このツイートをもって日本のことに口を出すなというのはおかしい。 twitter.com/yu_miri_0622/s…
145
あと、補足として、第1〜4層は必ずしも時系列的に並んでいるわけではなく、第1、2層のものを読みながらも、第3、4層を読んだりするケースも多いはず。それを繰り返して、全てを網羅するのを「諦めたらそこで研究終了ですよ」みたいな。(おわり)
146
社会学者じゃない僕が言うのも何なんですが、マジョリティは家族、階層、地域等々の枠組みの中で普通に研究されていて、そういう枠組みでは捉えきれない部分があるからマイノリティの研究が別個に必要になるのであり、それをみてマイノリティばかり研究しているというのは認識的な誤謬ではないかと。 twitter.com/shintoyo/statu…
147
いつものように昔の話をすると、1941年の大西洋憲章では、民族自決権の尊重が定められた。ところが、この権利を享受すると想定されていたのは、あくまでナチスの支配に置かれた諸民族でしかなかった。チャーチルはそれがイギリスの植民地支配下にある地域には適用されないと早々に明言した。(続)
148
つまり、「アッコちゃん」が受け身であったことが問題なのであり、周囲のせいにするんじゃないという指摘。しかし、直観ではあるが、そういう批判をする人が、「アッコちゃん」が主体的に行動し、周囲の歪みを告発できる人物であった場合、それを歓迎するかと言えば、そうでもないんじゃないか。
149
これはちょっといくらなんでも…元はどんな職業だろうと、政治家に立候補することはあってよいと思うが、せめてどんな政策を支持しているかを言わないのなら、知名度だけの数合わせだと自ら認めているようなものでは。 twitter.com/mas__yamazaki/…
150
しかも、沖縄への米軍基地の集中は、反対運動などで本土から基地が出ていったからというのも大きい。なのになんで「反対運動がわれわれに意見を聞いてもらいたければ」みたいなお客様的発言が続々と出てくるのはよくわからない。むしろ、お願いする立場なのに。