木村草太(@SotaKimura)さんの人気ツイート(いいね順)

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「自分には他者の婚姻を否定する資格がある」との自信は、どこから湧いてくるのだろうか。「〇〇婚に反対ですか?」式の世論調査を、同性婚・別姓婚否定の論拠にするのは止めるべき。 「〇〇婚には××という弊害があるとの主張を支持しますか」みたいに、具体的な理由を詰めてゆくべきだろう。
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なんでも「民意で決めればいい」って言ってしまう人には、立憲主義や学問の自律の意義は、理解できないだろうな。。。 多数決で決めるべきことと、そうじゃないことがあるんだけど。。。
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判決文を読んだら、思った以上にひどかった。保護法8条2項、9条という明文を無視して、もはや法治国家の放棄。。。 twitter.com/SotaKimura/sta…
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私は、炎上とか気にせずに、自分の話したいことを話します。これまでも。これからも。 なお炎上覚悟で言いますが、津田先生のファンです。 twitter.com/tsuda/status/1…
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イギリスの社会派映画を見ていて良いなと思ったのは、「登場人物が、公的制度を使いつくして、それでもなお不十分な点について、クレームをつける」ってところ。 日本の映画を見ていると、何をしたらいいのかわからないまま、明後日な方向に怒りをぶつける登場人物に、イライラしてしまうことが多い。
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他者から嫌なことをされたときに、「相手が悪いんだから、仕返しをするのは当然」と思う人は、自分の攻撃性について考えてみるべきではなかろうか? 話し合いをして、改善を求める、謝罪を求める。その見込みがないなら、距離を取る。 「仕返し」ではない対応策は、いくらでもあるのだから。
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人権の歴史っていうのは、人権獲得のための闘いの歴史。誰かが何とかしてくれるのを待っていたのでは、「その程度だったのね」と言われるだけ。我慢していた方が楽だというなら、我慢すればいい。我慢ならないと思うなら、自分なりのやり方で闘えばいい。
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【息子の主張】 学校の先生は、女子が暴力を受けるとすごく怒ってくれるのに、男子が受ける暴力には「男の子同士だから」という態度をとることが多い。 ここを改善しないと、男子の暴力はなくならない。
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私、学問的批判以外は全く意に介さないのだが、人格攻撃をしてくる人が絶えない。「何のためにそんなことを続けているのだろう」と観察していると、「○○嫌い」でつながる関係というのも、ダークな陶酔があるのだろうと思われる。そこから逃れた経験のある人たちに、きっかけを聞いてみたい。
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どこの世界にも、「制度を変えれば良くなる」との前提で、ともかく変えたがる人がいる。問題が解決しない原因は、「何が問題なのか」を分析できていないことにある。ろくな分析もせずに実行する「制度改革」は、多大な労力をかけて「名前」が変わるだけで、何も解決しないどころか、悪化さえする。
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わが子が次に学校でもらってきたチラシは、「発達障害は食事でなおる」だった。。。教育委員会の後援か。。。
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安倍元首相の国葬「法の下の平等に反する」 木村草太教授 客観評価で説明を:東京新聞 TOKYO Web tokyo-np.co.jp/article/196806
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両論併記が、「客観的な根拠のない言説」をメディアに乗せる言い訳に使われる問題。 両論併記に意味があるのは、双方の主張に相応の合理性がある場合のみ。 虚偽に基づく意見を広めるのは、「いろいろな意見」とごまかしたところで、「虚偽の拡散」であることに変わりがない。
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「憲法24条は、男女が婚姻する場合に、親などの同意なしに、男女の合意があればできることを定めた規定です」と裁判所や研究者が口をそろえて言っても、憲法24条を「同性婚禁止規定」と読むことに固執する人々。全く聞く耳を持とうとしないその態度にこそ、差別の根強さを感じざるを得ない。
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以前にも紹介したけれど、ケストナーの言う通り、 「両親が別れたために不幸な子どもはたくさんいるが、両親が別れないために不幸な子どもも同じくらいたくさんいる」。 そして、親に会えなくて不幸な子もいる一方で、親との関係を断ち切れないがゆえに不幸になる子もいる。 ただそれだけです。
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「親と離れたい」と切実に訴える未成年者に対して、安心して暮らせる環境を提供するのは、社会の義務だと思う。 「父親から暴力」と2度相談 父親を刺殺容疑の16歳少年 神奈川 | NHKニュース www3.nhk.or.jp/news/html/2020…
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ツーブロック校則問題だけど、学校側に髪型強制権限や罰則制定権限はないから、要するに、「校則」という名前の文書や発話を無視すればよいはず。 でもって、強要とか、しつこい指導と言う名の発話が続く場合は、教員によるハラスメント・不適切指導として処理すれば問題は解決するはず。
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私が憲法でもっとも大事だと思うことの一つは、「一人でも闘える」ってところ。 多数決に持ち込むのが好きな人は、政治家を目指すのがいいと思う。
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「自分の考える文脈でしか、他人の言葉を理解しない人がいる」ということが、ツイッターをやっているとよくわかる。
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「同級生は気づいているのに、加害者と先生だけはいじめだと認識しない」問題。 悪質いじめ「僕は“実名・顔出し”で闘う」 | NHKニュース www3.nhk.or.jp/news/html/2021…
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争点をやたらと増やしたがるのは、不利を自覚している時。
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法律の専門家の言うことを聞かない人はたくさん見てきたけれど、医療の専門家の言うことを聞かない人もたくさんいるのだな、と改めて思う、今日この頃。 なんで専門的に勉強した経験もないことについて、独自説を自信満々に主張できるのだろう?本人の専門分野も心配になってくる。
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今日の大法廷決定に関する様々な声の中に、別姓希望カップルの婚姻を、同氏婚よりも格下と位置付けたり、蔑視しようとするものがある。 私なら、これらの声を保存して、第三次訴訟で「現行規定は差別的意図で維持されている」ということの立証に使うな。
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理論で話してるときに、「自分の感覚に合致する」=「正しい議論」って思うタイプの人が嫌いだ。そういう人は、自分の思い(「考え」ではない)に反する発言をした瞬間に、「残念です」とか「ファンだったのに」とか言ってきて、うんざりする。物事を理論的に考えられる人が増えてくれることを願う。
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小学生の頃から子どもの成績で一喜一憂する親を見ていると、小学校で成績が取りやすい人と、大学で成績が取りやすい人は違うし、商売をやってうまくいく人は学校の成績とは必ずしも一致しないし、等々、まぁ、他人との比較ではなく、その人が楽しく過ごせる場所を探してほしいなぁ、と思う。