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おそらく入館職員らは、亡くなったウィシュマさんだけでなく全ての収容者に対して、ある種の差別感情や侮蔑意識をもって対応しているのだと思いますよ。例えばこの記事にでは元職員が、入館職員間で収容者を「ガラ」などと呼んで見下す風潮があったことなどを証言しています。
mainichi.jp/articles/20210…
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野党の議員の質問はすれ違い答弁で誤魔化せ、みたいなことを言っちゃってますけど、何言ってんですかね。この人は野党の議員が有権者に選ばれて議員になっているということも知らないのか。ちなみに内閣官房参与なんて肩書きの人は、有権者が直接選んだ存在ではありませんね。 daily.co.jp/gossip/2021/08…
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「背景にある職員の差別意識を改善しない限り、医療体制を整えても同じことが起きる」という指摘が、一番正しいのではないか。そして、末端の公務員がこのような残虐な虐待行為を悪びれることなく実行してしまうことの根幹には、日本社会の隅々にまで差別意識が広がっているという現状があるのだろう。 twitter.com/tokyonewsroom/…
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あまりに酷い、鬼畜の所業である。殺人、最低でも遺棄致死に該当するのではないか。RT「体調不良でカフェオレがのみ込めず鼻から出たとき、看守が「鼻から牛乳や」と発言。」「ぐったりした状態で「アロ……」と発言したのに対し、看守が「アロンアルファ?」と聞き返した。」 asahi.com/articles/ASP8B…
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五輪は、一般の市民から徴収した金を利権を有する企業に分配する、いわば「逆再分配」の祝祭である、ということが今回の五輪強行でよくわかった。本当は返して欲しいが、この負担は五輪に対する「手切れ金」だと思って黙っててやる。だから、五輪はもう二度と来るな。失せろ。 moneypost.jp/815781
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悟ったような面持ちで、人や社会を批判しても何にもならないなどと、「“批判する人”を批判する人」を見かけるが、何にもならないと思うのなら黙っていればいいわけで、それでも彼らが「批判する人」を冷笑的に批判せずにはいられないのは、批判により何かが変わることを本当は恐れているからだと思う。
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人々がお祭り騒ぎで浮かれているスキを狙って、政府や開催都市の大型支出によって潤う企業が利権をむさぼり、その大きなツケを国民に背負わせるのが、「祝賀資本主義」…ね。なるほど、覚えた。/東京五輪失敗の根本原因はコロナではない 経済思想家・斎藤幸平 dot.asahi.com/aera/202108060…
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どうやら、内気な非モテ男性ではなく、友人に対しナンパの話(女性を獲得したという成功体験)を誇らしげに語るようなタイプの男性だったようですね。長年の非モテを拗らせた陰キャ男性の苦悩が云々、みたいなことを論じてた人たちの思惑とは違う方向に向かいましたね。 bunshun.jp/articles/-/478…
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五輪で支持率を上昇させるという菅義偉の思惑は今のところ外れているが、もう一つの五輪の目的である、「日本は強い国であり、強くあるべきだ」というメッセージを「国民」に共有させる、という思惑はある程度成功している。そしておそらくこのマチズモの浸透こそが、この五輪の本質なのだと思う。
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五輪については終始嫌悪感を表明するだけだったし、結局一度もテレビで観戦することもなかった。閉会式が終わったと聞いて、ようやく終わったか、二度と来るんじゃねぇぞ、という雑感を持つだけである。むしろ、問題は五輪「後」の社会の動向であり、私はそちらの方に警戒が必要であると思っている。
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小田急線の事件にしたって、疎外から来るイライラが差別の対象である女性という存在に向かったというだけだろうし、そんな人間のつまらない言い訳をいちいち聞く気にはなれない。そんなことより、あんな人間によって一生を不意にされるようなことがないよう、被害に遭った人たちの精神的ケアを欲しい。
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やまゆり園の時も、加害者の身勝手な言い分を思想か何かのように語る人たちには、強烈な違和感があった。やったことは凄惨だが、あの加害者の考え自体はどこにでもある差別そのものであり、思想などと呼ぶべきものではない。何度でもいうが、差別なんてものは凡庸さの極北に位置する人間の性質なのだ。
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小田急線の事件の加害者の供述について色々と伝えられているが、被害者に対する謝罪や改悛の言葉が出てくるならともかく、どうせ暫くは薄っぺらな言い訳と自分をデカく見せ同種の人間に対してウケを狙うような偽物の言葉しか出てこないだろうから、そんな言葉をしかつめらしく聞く必要を感じない。
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「政府がやるべき対策」の範囲をしっかりと示さないと、「個人でできる対策」とそうではないこととの境界があやふやになり、感染という事実をもって、「コロナに感染した以上、個人でできる対策をしてこなかったのだろう」という、個に無限に自己責任を求める社会“無”責任論が跋扈するようになります。
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「コロナ対策については政府を責めるのではなく、一人一人が個人ができることをやるべきだ」的な言説はしばしば見かけるが、個人レベルできる対策をすることと、政府にしかできないことを政府に求めること、あるいは感染拡大を招いた政府の責任を追求することとは、全く矛盾するものではありませんね。
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IOCからすれば、コロナだろうが医療崩壊だろうが、五輪が開催できれば成功といえますからね。実際、地上波テレビなんぞ、金だ銀だとはしゃいでいましたし。だから、「日本人は受け入れた」というのは、IOCの偽らざる実感でしょう。我々がこれからどんなツケを払わされようが、IOCには関係ないので。 twitter.com/tokyonewsroom/…
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支持率が低下するのは政策に有権者が納得していないからだと考えているならまだいい。菅義偉は、何故うまくいかないんだ、とイライラしているようだ。ならば、うまくいかない原因を政府に批判的なメディアや言論に求めて、言論統制を図ろうとし始めるだろう。彼の器の小ささを舐めてはいけない。
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こんなことを言うとまた怒られそうだが、河村たかしがメダルを噛んで浮かれている姿は、自分自身が入賞したわけでもないのに、日本はいくつのメダルをとった、日本人すごい、などとキャッキャして浮かれている我々の一面をデフォルメした、最も醜悪なカリカチュアという感じもしないことはない。
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自宅療養を原則とすることについて、政府が尾身会長らに相談していない、というのは、いかにも菅義偉らしいな、という感じ。要するに、自身に都合の悪いことをいいそうな専門家は徹底的に無視するまたは軽視する、ということ。学術会議問題はやはり瑣末なことではなく、菅義偉の本質だったのですよ。
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同じ理由で、公的年金制度も原則的には共助のシステムというべきです。日本の社会保障制度はそもそも、共助のシステムによるところが大きいのです。ちなみに、自民党保守政治家がイメージするような地域の自治会、自主組織みたいなのは、共助というよりもむしろ「互助」と言う方がいいんですよね。
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菅義偉が「自助、共助、公助」などと繰り返す副反応かも知れぬが、医療保険はまるで国家から与えられる公助のシステムのように思っている人が多いけど、加入者が保険料を出し合って支える皆保険制度は公助じゃなく共助のシステムですからね。国民皆保険を国家からの恩恵だと思わされちゃダメですよ。
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「オリンピックは関係ない」だの、「コロナと五輪はパラレルワールド」だのといった言説は要するに、「コロナの感染拡大や医療の逼迫がどんなに進もうが、五輪はそれとは関係なく開催する」「五輪は特別で、その関係者は特権的階級である」という意味なのだと思います。
president.jp/articles/-/484…
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死者数が爆発しないのは医療関係者の努力の賜物である。医療が崩壊すれば、多くの生命が失われるだろう。我々は猪瀬直樹のような暢気な隠居インテリの話ではなく、実際にコロナの最前線で戦う医療関係者たちが今の状況について何を言っているかに耳を傾けるべきである。 news.yahoo.co.jp/articles/8b0ad…
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五輪を開催すれば人が集まることは想像できることであり、それでも五輪を強行した以上、政府や組織委には責任は生じる。そんなの当たり前の話でしかないのに、怒りの表情で「自己責任だ! 政府に責任はない!」などと叫ぶ人たちが群がってきていて、実によく飼い慣らされているな、と感心させられる。 twitter.com/kinkuma0327/st…
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五輪後の日本は多分、十分にサーカスを見せてやったのだから次は「国民」一人一人が「新しい日常」を実践して国家に応えるフェーズだとばかりに酒やエンタメへの締め付けが始まるだろうし、憲法改正を含む、「国民」の生活を統制する制度の導入に関する議論が沸き起こるだろう、と予測しています。