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議論を封じるべきではない、などというと、いかにも「是非を含めてフラットに話し合う」ことのように誤解されがちだ。しかし、彼らのいう「議論」の実態は、反対派が排除された場所で、その制度化に向けた具体的手続きやスケジュールを決めることでしかない。彼らの「議論」には乗ってはいけないのだ。
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しかし、彼らのいう「議論」の実態は、その是非を議論する、というようなものではない。彼らが「尊厳死の議論も必要」などという時、それは尊厳死の「手続き」や、それを制度化するための「工程」を議論することなのだ。だから、尊厳死を否定する船後氏はそもそも、その「議論」の外に排除されるのだ。
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彼らはしばしば、「議論すら許されないのか」みたいなことをいう。尊厳死も日本の核武装も「議論を封じるのはよくない」…といった言説である。こういうとあたかも、「是非を含め、フラットに議論しよう」ということかのようにも受け取られるし、実際に彼らはそういう口ぶりで反対派を批判する。
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ところで、「尊厳死の議論を」などといいながら、船後氏の表明を「議論を封じるコメント」などと否定する馬場伸幸らのいう「議論」とは何か、ということには留意すべきだろう。なぜならば、彼らのいう「尊厳死の議論」には、尊厳死に反対する側からの意見はそもそも存在しない、ということだからだ。
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維新の馬場伸幸は、船後氏の発信に対し「議論の旗振り役になるべき方が議論を封じるようなコメントを出している」と批判したのだ。患者の意思を尊重せよという割には、当事者である船後氏の意見を聞こうともしない馬場伸幸らの口走る「患者の意思の尊重」などという言葉はとてつもなく傲慢にして軽い。
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またぞろ維新の軽薄な議員連中が、尊厳死の議論を、云々いい出しているが、彼らがALS患者が医師により殺害された京都の事件を機に尊厳死云々をいい出した時に、舩後靖彦議員の「死ぬ権利よりも生きる権利を守る社会を」という発信に対し何を言ったかは、何度でも言及されるべきことだろうと思う。
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芸能界に疎い私でもジャニー喜多川の性暴力の噂は聞いたことがあったが、みんなそんなことは承知の上で、女性タレントに「売れたかったら水着になれ。枕営業しろ。性的に消費されて何が悪い。」みたいなことをいうのと同じノリで、ジャニーズの件も日本社会では「黙認されていた」のかと思っていた。
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自国の総理大臣が統一教会と繋がっていること、自民党の多数議員が統一教会と懇意にしていることには歯切れが悪かったのに、韓鶴子が日本政府と相容れない歴史認識を語ったのを聞いたら途端に、韓国政府に抗議せよ、などと勇ましくなる感じが、いかにも日本人っぽいですね。 tokyo-sports.co.jp/articles/-/269…
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もしも、保険証も免許証も廃止され、身分証がマイナンバーカードに一本化されたら、官民問わず、身分確認が必要なあらゆる機関に、高価な機械が納入されることになる。そして、なんだかんだで頻繁に機器の入れ替えが行われる。こんなもの、「マイナ利権」と呼ぶしかない。
newsdig.tbs.co.jp/articles/-/583…
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一方では霊感商法などの詐欺的搾取を正当化するために、このような論理を振り翳しつつ、一方では歴史修正主義の急先鋒たる安倍晋三ら自民党の政治家と懇意にする。要するに、自分たちが享受する現世的利益を正当化するためなら、一貫性などどうでもいい、ということである。
nordot.app/10484778217540…
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ポイントをもらっていながら、というが、そもそもその原資は税金であって、政府だ自民党だ河野太郎だのから「もらった」わけではない。いうことを聞くやつだけにポイントやる、というバカで愚かで下品な作戦を展開したツケが回っただけだ。まあ、私は作ってないので、一円も「もらって」などいないが… twitter.com/sankei_news/st…
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「腰を振ったのは事実だが、笑いを取るためだった」…だから無罪、と考えられるような人は、いったいどういう倫理観をしているんだろうと思う。そして、これはまさに、それで「笑いが取れる」ような組織という意味で、自衛隊という組織そのものの問題なのかも知れない。
asahi.com/articles/ASR6Y… #
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これは大爆笑。なら、従来保険証「のみ」を持参すれば足りる、ということであり、マイナンバーカードなどという無駄なカードで財布の厚みをわざわざ増やす必要はないということだ。こんなゴミクズカード、返納だよ、返納。
【速報】厚労省、従来保険証も持参呼びかけ #47NEWS 47news.jp/9522110.html
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マイナンバーカードのみが身分証として認められる未来を想像したら、面白いですね。マイナンバーカードを再発行するのに必要な身分証がない、という事態が起こるわけですから。役所の職員から、「マイナンバーカードがなければ、マイナンバーカードは再発行できません」といわれるのです。笑えますね。
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マイナンバーカードの「任意の強制」のスキームは必ず、別のことにも転用されるはずだ。政府の方針に疑問を挟むものには、公費を用いて堂々と嫌がらせを敢行するという「マイナ・スキーム」こそが、政府がマイナンバーカードを通じて手にしたがっている「成果物」そのものなのだとすら思う。 twitter.com/kinkuma0327/st…
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マイナンバーカードを取得しない市民に対する政府の嫌がらせは、身分証明書を剥奪するという方向にエスカレートしている。政府の任意の強制に従わない人間は、街中で警察に誰何されても身分証明すらできなくなるかもしれない。もはや、カード不取得者は逮捕しちまえ、とでも言わんばかりではないか。
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だいたい、「マイナンバー制度は民主党政権が始めた」という責任転嫁は、論理破綻している。河野太郎は「マイナンバー制度自体には問題はない」という弁明を続けているからだ。「制度自体に問題がない」なら、具体的な運用を決めた河野太郎の責任だ。100%、河野太郎の責任だ。mainichi.jp/articles/20230…
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裁判長から黒塗りのないものの提出を命じられても、断固応じない。裁判官の心象も悪くなるだろうが、裁判の勝ち負けより「誰が投稿をしたか」を隠匿することの方を重要視しているようにすら見える。それがバレたらヤバいということなのかな、と疑念を持たれるのも当然だろう。 tokyo-np.co.jp/article/258513
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マイナンバー制度の一番の問題点は、任意と言いながら、保険証の廃止などで半ば強制的に登録させる状況を作る、という進め方そのものにある。セキュリティの問題も重大だが、本質ではない。岸田文雄や河野太郎のやり方が姑息で卑怯で卑劣で詐欺的であることが問題なのだ。 mainichi.jp/articles/20230…
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その制度の枠内でいかに得をするか、損をしないか、ばかりが関心事となり、社会制度は公正であるべきではないか、という問いが発せられなくなる。権力が作った仕組みの中で儲けることが推奨され、儲けられないのは権力に逆らう君の自己責任、という論理が幅を効かせる全体主義がもうそこまで来ている。
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ふるさと納税は、「制度そのものの公正や公平、平等を問題にするよりも、その制度を利用して得をする方がいい」みたいな考え方を社会全体に蔓延させるきっかけの一つになったと思う。政府のいうことを聞く市民にだけ税金を原資としたポイントを付与する、というあのマイナンバーカードにしてもそうだ。
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田中康夫が長野市から泰阜村に住民票を移した事例があるが、あれは返礼品などという「ニンジン」に釣られたのではない。あれを理想とするなら、ふるさと納税制度は完全に趣旨から逸脱している。特定の金銭を負担したものだけがその特典を得られる、という性質のものを「納税」などというべきではない。 twitter.com/tokyonewsroom/…
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岸田文雄はセキュリティに対する「不安」の話に誘導したいのだろうが、むしろそれより「不信」の方が重大だ。そしてその「不信」の本質は、「任意の」取得であるはずのカードの取得を「強要する」ために、これまで使っていた保険証の全面廃止を強行すること自体にあるのだ。
nordot.app/10441820268903…
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東京五輪の時もそうでしたが、こういう不手際でまた費用が跳ね上がるのです。国家イベントの高揚感だけで現状を承認させようとする政治の姑息により、また巨費がドブに捨てられる。万博なんぞやらなければ、そのカネで何ができたか。しみじみ考える未来が、また来ますね。
nordot.app/10438002764408…
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もしもウクライナ戦争で、自分の国が侵略者であるロシアを支援したら大きな恥であり、屈辱であるが、それと同じように、幼い子供を含む市民を大規模に虐殺し、民主化勢力には政治的な弾圧を続けているミャンマー軍政を支援している日本政府を、私はつくづく恥と思います。
tokyo-np.co.jp/article/257494